大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

アンジェラの灰 フランク・マコート 土屋政雄訳 新潮社刊

2019-12-17 20:37:20 | Weblog
今年の冬は曇りや雨が多い様だ。 今日も雨が降っている。 さて今年の5月末から6月初めに掛けて アイルランドに旅行した。 そこでリムロックにも行きたかったが、時間が足りず行けなかった。 一度はどんな所か見てみたい物だ。  今日は図書館で このアンジェラの灰を借りて来て読み始めた。 あらすじは聞いているが 読んだことは無かった。  フランク少年は リムロックで子供時代を過ごした様だ。 彼はアメリカに渡り 教師となって活躍したそうだ。 そして母 アンジェラを呼び寄せて暮らしたと言う。 極貧の少年時代を生き抜いた彼は どうして教師と言う職を手に入れる切っかけを掴んだのだろうか。  たくましく生き抜く知恵を何処で どうして手に入れたのか。 そっれを知りたいと思い読んでいる。  これは500ページを越える大作で まだほんの序章を読んだに過ぎない。  最後まで読み通せるか心配だ。

まだ半分程度までしか読んで無い。 辛い少年時代を送った記憶が綴られている。 この本は出版後全米のベストセラー1位を取った様だ。 米国に移民したアイルランド人に受け入れられたからかも知れないが、それだけでは1位にはならない。 この内容が広くアメリカ人の共感を呼んだのだろう。 果たして何が受けたのか。今一良く判らない。 結局フランク少年は二十歳になる前に、リムロックの街を離れ アメリカに旅立って行く所までが書いて有る。 そしてアメリカで成功した訳だ。  それは貧しいアイルランドを見捨てたと言う事なのか。 もう少し読み進めて見ようか。 (2019/12/23)

4日この本を読み終えて図書館に返却した。 フランク少年はリムロックを旅立ち、ニューヨークに到着する所で終っている。 これではアンジェラの灰の意味が良く判らない。 調べて見るとこの本には続編が有る様だ。それがアンジェラの祈りと言う題名になっていて、560ページを越える大作の様だ。 これを読めば 灰の意味は判る様だが 借りるのは少し後にしよう。 重い内容で読むのに疲れる。 自伝的小説だが 相当の大作だ。(2020/1/5)  
コメント
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