大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

桜の小箱が完成

2019-09-09 22:32:45 | Weblog
最近製作していた 桜材の小箱は完成した。 この暑さの中で頑張った。 今までこう言う物には 余り興味は無かったので 作った事は無い。 我家のスライド丸鋸を使って 留を切ると案外上手く出来た。 そこで箱作りをやる気になった。 材料は敷地の外 斜面に植えて有った桜の木を伐採した物を使った。 

小箱と言っても 方形で一辺は20センチ有る。 箱の中に仕切りの有る小箱を作った。 小箱は全部で九つに仕切られている。 その上に 更に仕切りの無い長方形の小箱を作り 二段にした。  更に蓋を作り 丁番で本体に固定した。 蓋のロック機構も欲しい所だが 今回は付けてない。  これでオイルを塗り 今は乾き待ち。  まあ役に立つのか立たないのか判らない物が出来た。

この箱の程度の物なら 我家の機械と手道具で出来る所が良い。 だから材料が有れままだ作れる。 まだ丸太も少し有るので 更にもう2個位は作れると思う。  さて何を作ろうか検討中。 もう少し涼しくなってくれると有り難いのだが。    
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0712 龍?鉋の台打ち

2019-09-08 21:07:58 | Weblog
この鉋は台も付いて買って来た物だが、台は使い物にならない。 刃を取り出して研ぎ直しているが、台を作らないと使えない。 面倒なので暫く放置していた。  まあ台に適した材も不足している事も有る。 それでも思い立って 台打ちして見た。  今回は刃の入る部分を すべて鑿で掘り込むのではなく 不要な部分をドリルであらかじめ 削り取ってから掘り始めた。 こうする事で硬い材料でも 比較的短時間に掘れるからだ。

しかし上手くやらないと 余計な部分まで掘り取って仕舞う事が有るので要注意だ。 まあ何とか刃は挿入出来て 現状様子を見ている。 これで良ければ 今回は裏をすぐに入れて仕立てて見たいと思う。 もう少し完成まで時間が掛る。  材は下端の一部に割れが入って居るが、 まあもう枯れているから大丈夫と思う。 割れには瞬間接着剤を流し込んで置いた。 まあ邪道かも知れないが 取敢えず使うには問題無かろう。 この渦巻き紋と桜花びらチラシの紋が有る鉋は 何となく良さそうに思うのだが、使って見ないと何とも言えない。 私の予想は外れる事が多いし、駄作鉋かも知れない。 

今日は台風の接近で 何となく蒸し暑い。 まだ台風らしい状況には無いが、急に雨風が強くなる様なので注意が必要。  秋の空が見たい物だ。 まだ暑くて長時間の作業は無理だ。 

9月も中旬を過ぎ 大分過ごし易くなって来た。 この鉋のその後について書いて見よう。 何度か研ぎ直している。 取敢えず一応削れる状態にある。 しかしどうも削り肌が良くない。 余り切れない。 刃先は大分研ぎ落としているのだが どうも裏が良くない様だ。 目で見える程の欠けは無いが 鉋屑は割れて出て来る。細かいブツブツが残る。 裏刃元々かなり錆びていたので、裏押ししているがそれでも残る所が有る様だ。 恐らくこの 裏の悪い部分が研ぎ減らないと 削りには期待は持てない様だ。  この辺りが中古錆鉋の当りはずれを左右するのでは無いかと思う。 差し当たり この鉋ははずれの部類に入るか。 それでも諦めずに 時々出して使ってやろうと思う。(2019/9/21)
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ハイビスカス ’19

2019-09-06 09:32:14 | Weblog
今年 9月6日 我家のハイビスカスが一輪やっと咲いた。 例年7月ぐらいには咲くんだけれど、今年はかなり遅い開花だと 思う。 春先に 植え替えたので その影響だろうか。 こうして開花すると 写真を撮りブログに載せている。  このハイビスカスは 私の父親が どこかのホームセンターで購入した物で 母親もそれをずっとお世話していた。  その後母親も亡くなり 私が引き取った 生きる生遺品となる。  咲いてくれないと 何か良くない事が起きるのではないかと 心配になる訳だ。  少し時期は遅いが 咲いて良かった。 まだ蕾は有るから 後もう少し花は楽しめるだろう。  今年も何事も無く 過ぎてゆくのかどうかな。
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0713 忠仂鉋の整備

2019-09-05 20:58:32 | Weblog
9月になり 夜は比較的涼しい様だ。  桜材の小箱を制作している。 久し振りに材料に鉋掛けして居たら 肩が凝ってしまった。 凝り過ぎて首が回らなくなり 鎮痛消炎湿布材を貼り付けて 今日は木工はお休み状態にある。  まあ木工をやる体が出来て無いので 余り無理出来ない。 要するに素人と言う事だ。

そこでこの鉋を出して来た。 台の反対側に新たな刃を挿入する穴を掘り 刃を挿げて有った。 前の穴はどうするか考えたが、 そのままではまずいと考えて下端から刃口を約5ミリ掘り込んで 別材を埋め込んだ。 これで 下端を均して 少し削って見ると 案外良く切れる鉋の様だ。 これなら使えそうだ。 今日の所は 鉋掛けは止めて置こう。  いずれ刃をもう少し丁寧に研ぎ直して 削りの感触を確かめて見よう。 小型で案外使い易い鉋だと思う。  まだ表側に以前の穴の跡が残るが これは実用上は余り支障は無いだろう。

何処で作られた物か その素性も判らないのは残念だ。 銘以外は登録商標も無いように思う。
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桜の箱を制作中

2019-09-04 09:35:06 | Weblog
今年春頃から 八王子に有る工房に週一回程度 半日のペースで通っている。 木工もそろそろ飽きたかなとは思うが、何もやらないと寂しいので 通う事にした。 工房の先生は 色々教えたいのだろうが、私は工房の機械を借りで 材料を加工する事に専念している。 先生には大変申し訳無く思う。  一回を半日で無く一日にしたらと言われるが、体力が持たないし そんなに作業する程の大作は作って無い。

さて以前から 使っている 家の前で伐採した桜の丸太は 工房の大型バンドソーで挽き割りして置いた。 乾燥するにつれて割れや凹みが目立つ様だ。 割れには接着剤を擦り込んで締め付けて置いた。 その材を使い今回は箱を作った。 約20センチ程度の方形の物だ。 材は自分で鉋で削った。 所々節も有り 逆目が立ちやすい材の様だ。  それをスライド丸鋸で留めに切り 貼り付けて四角を作った。 底は台輪風に留で少し大きめに作った。 蓋も支輪風に作り中に同じ桜材の短冊に切った物を嵌め込んだ。 まあ今回は試作と言う感じだ。 これから丁番を付ける予定。 箱の中には 仕切りの有る小箱を二段に置く予定。  要するに暇つぶしの木工だ。 鉋掛けは結構 必要なので鉋も頻繁に研ぐ。  どれが切れる鉋か判る様になる。

完成まではもう少し掛かる。 人の工房で細かい作業は上手く出来ない。 時間に追われる事も有るし 使いたい工具がすぐに手に取れないし 好きな様に出来ないから 殆ど材料取りしかやって無い。 マイペースで無いと細かい作業は上手く行かない。
 
 
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人造仕上げ砥石? を買う

2019-09-01 16:53:33 | Weblog
9月になったが、まだ昼は暑い。  今日は町田天満宮骨董市に来た。  陸橋を渡り神社に近ずくと 何だこの人の多さ。  こんなに 人が群がる物なのか。 とは言えその一人は私で有る事は間違いない。 今日は昔 付き合いの有った仲間に有った。  最近ヘルペスで 痛くてと顔をしかめる。 ヘルペスは体力が落ち免疫力が下がると発生する病気だと聞いている。   私もなった事が有る。  夏は老人には厳しい季節だと思う。  ゆっくり休養して 美味しい物でも食べて 余りくよくよしないでねと言って 別れた。

さて今日は 鉋は買わない。 もう暫く鉋は止めて置こうと決めていた。 有る業者が砥石を持っていた。 見ると人造砥石の様だが 聞くと天然だと言い張る。  でもこんな天然砥石見た事無いと言ってやった。 多分キングのG1かS1じゃないのと推定した。  角は欠けているが厚みは20ミリ以上有るからまだ 使える。
そこで少し高い微妙な値段だが千円を800円にまけてもらい買って来た。  すぐに手持ちの砥石台に貼り付けて置いた。 G1はもう少しクリーム色ぽいからS1かも知れないなと思うが 良く判らない。  こうして 使えるのか使えないのか良く判らない砥石類が徐々に増えて行く。 砥石はそんなに減る物では無いが 以前から使っている人造仕上げは 厚みが後5ミリ程度まで薄くなったので これが使えそうなら 嬉しいな。

その後面だしを行い 少し使って見た。 柔らかい砥石の様だ。 結構泥が多く出る。 そこそこ上手く研げる様だ。 S1ならば#6000程度だろう。 この後更に細かい目の砥石で仕上げた方が良いと思うが、普通に使うなら これでも十分だろう。 暫く使って様子を見ようと思う。  まあ取敢えず 使えそうな砥石で良かった。(2019.9.2)

ここで使った感想を書いて置こう。 水を含ませないと使えないので、焼き物系の砥石の様だ。 結構滑らかに研げる様だ。 それに感触は柔らかい砥石の様だ。 もう少し硬い方が好みだ。 研いだ感じはそれ程肌理が細かく無い。 更に仕上げ砥石が必要だ。 それに研磨剤が柔らかいのか余り研げない。 もう少し研げて欲しい気がする。 取敢えず使えるが私の好みには合わないかも知れない。(2019.9.13)
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