大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

桜の箱を制作中

2019-09-04 09:35:06 | Weblog
今年春頃から 八王子に有る工房に週一回程度 半日のペースで通っている。 木工もそろそろ飽きたかなとは思うが、何もやらないと寂しいので 通う事にした。 工房の先生は 色々教えたいのだろうが、私は工房の機械を借りで 材料を加工する事に専念している。 先生には大変申し訳無く思う。  一回を半日で無く一日にしたらと言われるが、体力が持たないし そんなに作業する程の大作は作って無い。

さて以前から 使っている 家の前で伐採した桜の丸太は 工房の大型バンドソーで挽き割りして置いた。 乾燥するにつれて割れや凹みが目立つ様だ。 割れには接着剤を擦り込んで締め付けて置いた。 その材を使い今回は箱を作った。 約20センチ程度の方形の物だ。 材は自分で鉋で削った。 所々節も有り 逆目が立ちやすい材の様だ。  それをスライド丸鋸で留めに切り 貼り付けて四角を作った。 底は台輪風に留で少し大きめに作った。 蓋も支輪風に作り中に同じ桜材の短冊に切った物を嵌め込んだ。 まあ今回は試作と言う感じだ。 これから丁番を付ける予定。 箱の中には 仕切りの有る小箱を二段に置く予定。  要するに暇つぶしの木工だ。 鉋掛けは結構 必要なので鉋も頻繁に研ぐ。  どれが切れる鉋か判る様になる。

完成まではもう少し掛かる。 人の工房で細かい作業は上手く出来ない。 時間に追われる事も有るし 使いたい工具がすぐに手に取れないし 好きな様に出来ないから 殆ど材料取りしかやって無い。 マイペースで無いと細かい作業は上手く行かない。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする