大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0717 四方反り台鉋 銘 不明(読めず)

2019-09-29 22:15:32 | Weblog
この鉋は 富岡骨董市で入手した2丁目になる。 これは四方反り台鉋では有るが、多分小鉋を改造した物と思われる。 木端返しの部分の作りからそう判断している。 刃幅36ミリ 全長76ミリ程度有る。 それに比較的薄い刃の様だ。 銘は有る様だが 角箱の中は何と書いて有るか判読できない。 残念? 台はかなり乾燥して ひび割れが見える。 取敢えず割れに瞬間接着剤を流し込んで 締め付けて有る。 刃はかなり錆びていたが 削り落として まあ見られる程度まで手入れして有る。 これから台と刃の緩みを修理して刃を研ぎ直して 使って見たいと思う。 多分椅子の座面の凹みを掘り込むのみ 良さそうな鉋だ。 上手く使えたらまた報告したい。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0716 二枚刃平鉋 銘 啓北 

2019-09-29 21:55:41 | Weblog
鉋は もう十分有るから 買うのは止めようと思って居るが、今日も少し雲は有るが 秋晴れの良い天気なのでいそいそと富岡八幡骨董市に出かけた。  境内は何時もの感じだが 今日は骨董屋以外の 東北の名産品を売る店も出展していた。  何時もの業者からこの鉋を購入した。 他の2点と併せて千円と言う所だ。 やはりこの値段では状態は余り良くない。 刃は 啓北と言う銘で初めて見る物だ。 日本錬 啓北 山熊特選と表示して有る。 地紋は矢羽模様になっている。  残念な事に裏刃が無い。 このサイズはなかなか見付からないので 何か別の裏金を切って付けるしか無いだろう。 刃幅」57ミリ 全長90ミリ程度で それ程使い込んだ様でも無い。 台は頭部が割れが有り余り良い状態では無い。  台には2-1 三ツ谷 集と彫り込みが有る。 多分この鉋の持主の名前だと思う。 大工ならこんな所に名前は彫らないだろうし、 必要なら焼印でも押すだろう。  そうすると学校の工作の授業で使う為に購入した物だろうか。  取敢えず割れを繕って何とか 使える状態にして 一度使って切れ味を確かめて見たい。 良く切れる物なら 新たに台を打ち直しても良いと思って居る。 写真の状態は台の汚れを落として、刃の錆を取り軽く研いだ状態にある。 何処で作られた物か調べているが、今の所手掛かりは無い。  台の焼け具合を見ると 作られて相当年数経過していると思う。  昭和に時代の物だろうと推定している。  使える状態になったらまた報告したい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする