
僕は毎年マンションの花壇からツタの蔓葉を何本か手折ってきて、お洒落な薄ガラスの水入れに挿してデスク周りを飾ります。初めてそうした時に、思いがけず根が出てきて、ツタの生命力に驚きました。浄水器を通した綺麗な水を与えながら、夏の終わりまで楽しめました。そのままずっと成長するものと思っていたのですが、結局枯らしてしまいましたので、以来秋口には元の花壇に戻し、根付かせてやることにしております。デスクの隅に一輪挿しも素敵ですが、ツタの若葉を這わせてみるのも心癒されるものです。
さて千里山の第一噴水では、年に数回ほど花壇の苗の植え替えが行われます。千里山草花の会の人達が中心となって、最近では街の有志も加わり、午前の日差しが強まる前に作業をされます。先日この作業に参加される友人と、噴水のツタを切らないで自然に伸ばしてやった方が絶対に良い、という話をしました。午後に付近を通ったので覗いてみると、願いが叶ってツタは刈り揃えずにしてありました。
・千里山草花の会の花壇の植え替えの模様は、こちらの友人のブログに詳しく報告されています。