千里山駅から関西大学へ上の川沿いに向かう道の途中に、「山脇文庫」(地図)という表示があるのは気付いていたのですが、今日通りかかると初めてガラス戸が開いていたので立ち寄らせて貰いました。
中に入ると壁面に本棚が囲む中央にテーブルが置かれ、近代文学の作家全集や万葉集など文学関連の書籍が古本屋のように並んでいます。個人蔵書を公開しているミニ図書館のようです。店番をしている学生風の若者Mさんがいたので声を掛けました。
「武庫之荘で開業医をしているオーナーに頼まれて店番をしています。初めは僕もお客だったのです」
「いつもガラス戸とカーテンが閉まっていたので‥‥、興味はあったのですが」
「日曜日は大体オーナーが開けています。今日はたまたま僕が時間があったので本を読みに来ています」
「やはり関大の学生さんですか?」
「はい、文学部の“5”回生ですけど(笑)」
学生Mさんはその風貌からも覗えましたが、小説家志望で何か短編小説の文学賞で佳作になったこともあるらしいなど、色々親しくお話しをさせて貰いました。僕も昔作った掌編小説が地方新聞に載ったことなどプチ自慢をしました。文学好きの住民の皆さん、興味のある方はぜひ気軽に覗いてみて下さい。
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