続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

災難。

2013-01-17 06:44:42 | 日常
 サークルを休んでいたAさん、
「息子が仕事中に・・・で手術後、長いことリハビリで七沢に・・・」

 胸を衝く話の内容。
 医師をして「百人に一人の奇跡」と言わしめるほどの回復力。
「若かったことと、頚椎損傷でもほんの少し外れていたから」と、Aさんは胸をなでおろすように言った。

 一寸先は闇・・・誰もが恐れているけど、誰もが忘れている、忘れようとしている起りうるかもしれない災難。

 
 阪神大震災18年目の朝・・・あの日のラジオ放送の衝撃。


 今日無事にいられることへの感謝・・・何でもないことの有難さ。災難は善悪を選別しない、良い行いをしているからと言って免れることもない不条理な天命である。

 
 想定しうる艱難辛苦への恐れ・・・何があってもそれを真摯に受け止められる人でありたい。

『洞熊学校を卒業した三人』66。

2013-01-17 06:31:53 | 宮沢賢治
「とりませう。よっしょ。そら。ハッハハ。」かへるはひどく投げつけられました。
「もう一ぺんやりませう。ハッハハ。よっしょ。そら。ハッハハ。」かへるはまた投げつけられました。するとかへるは大へんあわててふところから塩の袋を出して云ひました。
「土俵へ塩をまかなくちゃだめだ。そら。シュウ。」塩が白くそこらへちらばった。 
 なめくじが云ひました。

☆套(おおい)逸(かくされている)幽(死者の世界)の闘(あらそい)があるという他意。
 怨みを遂げる運(巡りあわせ)。
 怒(いかり)を表す怨(うらみ)を、掩(隠している)事を吐く(告白する)運(めぐりあわせ)。

『城』1156。

2013-01-17 06:18:19 | カフカ覚書
話をしているうちに良人が眠りこんでしまうと、わたしは、彼をゆり起して、また話をつづけるのでした」
「とこsろで、もしお許しいただけるならば、ひとつはなはだぶしつけな質問をしたいのですが」

 はなはだ/sehr→Seher/予言者。

☆人は先祖がやってきて歓談すると、眼を覚まし、話をくりひろげる。
 だから許されるなら、先祖の予言者にぶしつけな質問をしたいのです。