続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『洞熊学校を卒業した三人』71。

2013-01-22 07:01:19 | 宮沢賢治
 さうさうこのときは丁度秋に蒔いた蕎麦の花がいちめん白く咲き出したときであの眼の碧いすがるの群れはその四っ角な畑いっぱいうすあかい幹のあいだをくぐったり花のついたちひさな枝をぶらんこのやうにゆすぶったりしながら今年の終りの蜜をせっせと集めて居りました。

☆超(ある限度、程度をこえる)図(計画)を就(なしとげる)。
 字で教えるのは莫(むなしい)。
 化(教え導くこと)を吐(言う)ことを査(調べ)推しはかる。
 願う魂の軍(いくさ)を詞(ことば)で書いている。
 将(あるいは)感(印象)を換(入れ替えて)何れかの詞(言葉)にする。
 魂の念(思い)を、周(あまねく)密/びっしりつめ、収/おさめるという挙(くわだて)である。

『城』1161。

2013-01-22 06:48:55 | カフカ覚書
それは、ちょうどわたしがクラムに最後に呼ばれた直後のことでした。わたしは、とても不幸な気持ちになっていましたけれど、ほんとうは、自分を不幸だとおもうような権利などまったくなかったのです。

 その時/damals→da mals/痕(傷痕)
 とても/sehr→sehre/予言者。
 不幸/unglucklich→angleichen/合わせる、一致させる

☆その痕(傷痕)は、クラム(氏族)との会合の直後のことでした。わたしは予言者に合わせてましたが、ほんとうは必要などなかったのです。