石庭や十一月の赤子抱く
※石、岩、砂の美を究めた簡素な、しかし寒々しい庭。これから寒い冬に向かう十一月。赤ん坊よ、(無事に育て)と祈りを込めて抱いている。
石庭はシャク・テイと読んで、釈、態。
十一月はジュウ・イツ・ガツと読んで、自由、溢、合。
赤子抱くはセキ、シ、ホウと読んで、晰、詞、逢。
☆釈(意味を解き明かす)態(ありさま)は自由が溢れている。
合わせると、晰(明らかになる)詞(言葉)に出会う。
石庭はセキ・テイと読んで、戚、程。
十一月はジュウ・イツ・ガツと読んで、従、逸、合。
赤子抱くはセキ・シ・ホウと読んで、籍、使、胞。
☆戚(身内)の程(きまり)に従うことが逸(隠れている)。
合(一緒)の籍(戸籍)を使う胞(同胞)である。
石庭はシャク・テイと読んで、綽、邸。
十一月はジュウ・イツ・ガツと読んで、住、逸、合。
赤子抱くはシャク・シ・ホウと読んで、借、師、放。
☆綽(ゆったりと落ち着いている)邸(やしき)に、住まいと逸(気楽/俗から抜け出している)を合わせて借りている。
師(先生)は放(思いのままにしている)。