米FOMCの14回目の0.25%利上げ決定で、日米金利差拡大期待から、当面、ドル堅調の地合いが続きそうだ。
2月1日、NY外国為替市場では、前日の米FOMCの0.25%利上げと3月開催予定の次回FOMCでの再利上げ期待、米債券相場値下がり(利回り上昇)、さらにNYダウ上昇から、ドルは対円のみならず対ユーロなど他の主要通貨に対しても値上がりした。
ドルは対円で前日の1ドル=117.30円から118.02円へ、対ユーロで1ユーロ=1.2152ドルから1ユーロ=1.2061ドルへ、対英ポンドで、1ポンド=1.7790ドルから1.7739ドルへ、対スイスフランで、1ドル=1.2783スイスフランから1.2895スイスフランへそれぞれドルは値上がりした。
2月2日の東京外国為替市場でもNY市場のドル堅調地合いを受け継ぎ、1ドル=118円台
前半の水準でドルは堅調に推移した。
欧州市場では、ECB(欧州中央委員会)は、短期の政策目標金利を年2.25%据え置き決定を受けて、当面、ドル堅調の地合いが継続すると予測される。
ただ、①欧州の住宅ローン残高が昨年11月の11.1%増から12月、同11.5%増と拡大が続いていること、②2005年のユーロ圏のインフレ率が2.2%増とインフレ目標の2%を超えたこと、③一部ながらスペインのインフレ率が昨年12月の3.7%から今年1月、4.2%へ増加したことから、3月2日開催予定の次回ECB会合では0.25%の利上げが実施されるとの見方が浮上しているようだ。
米国の利上げ継続、欧州の再利上げ機運の中、一人日本のみ蚊帳の外である。日本はいつまでゼロ金利政策を続けるのであろうか。
日本政府としてゼロ金利を継続するなら、なぜ継続する必要があるのかを国民にわかり易く説明する必要があるだろう。(了)
2月1日、NY外国為替市場では、前日の米FOMCの0.25%利上げと3月開催予定の次回FOMCでの再利上げ期待、米債券相場値下がり(利回り上昇)、さらにNYダウ上昇から、ドルは対円のみならず対ユーロなど他の主要通貨に対しても値上がりした。
ドルは対円で前日の1ドル=117.30円から118.02円へ、対ユーロで1ユーロ=1.2152ドルから1ユーロ=1.2061ドルへ、対英ポンドで、1ポンド=1.7790ドルから1.7739ドルへ、対スイスフランで、1ドル=1.2783スイスフランから1.2895スイスフランへそれぞれドルは値上がりした。
2月2日の東京外国為替市場でもNY市場のドル堅調地合いを受け継ぎ、1ドル=118円台
前半の水準でドルは堅調に推移した。
欧州市場では、ECB(欧州中央委員会)は、短期の政策目標金利を年2.25%据え置き決定を受けて、当面、ドル堅調の地合いが継続すると予測される。
ただ、①欧州の住宅ローン残高が昨年11月の11.1%増から12月、同11.5%増と拡大が続いていること、②2005年のユーロ圏のインフレ率が2.2%増とインフレ目標の2%を超えたこと、③一部ながらスペインのインフレ率が昨年12月の3.7%から今年1月、4.2%へ増加したことから、3月2日開催予定の次回ECB会合では0.25%の利上げが実施されるとの見方が浮上しているようだ。
米国の利上げ継続、欧州の再利上げ機運の中、一人日本のみ蚊帳の外である。日本はいつまでゼロ金利政策を続けるのであろうか。
日本政府としてゼロ金利を継続するなら、なぜ継続する必要があるのかを国民にわかり易く説明する必要があるだろう。(了)