ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

プーシキン美術館展ースケッチ&コメント

2006-02-28 19:57:22 | スケッチ
プーシキン美術館展が大阪・国立国際美術館で4月2日まで
開かれているので出かけた。

アンリ・マチスの「金魚」、オーギュスト・ルノワールの「黒い服の娘たち」、
クロード・モネの「白い睡蓮」、ポール・ゴーギャンの「彼女の名は
ヴァイルマティといった」、パブロ・ピカソの「アルルカンと女友達」など
話題作一挙公開である。

平日お昼すぎ時間帯もものともせず時間の経過と共に次々と
人が増えていったから当展覧会の人気のほどがわかる。

19世紀末から1917年のロシア革命までの短い期間に、ロシアの
実業家のシチューキンとモロゾフ2人の収集品のなかから特選
50点が用意されたと言うだけあり見ごたえがあった。

ゆったりとした会場の雰囲気もいい。随所に腰を下ろす場所が
用意されている。お年寄りに限らず座りながら気兼ねせずに
名画を鑑賞できるのはありがたいことである。

たまたまポール・ゴーギャンの絵「彼女の名はヴァイルマティといった」
の前で腰を下ろしたときにスケッチした。

音声ガイドを@500円で借りると35分で21の作品の
解説を聞くことが出来る。ゴーギャンの絵には音声ガイドから
次のような解説が流れた。

『西洋文明から逃れ夢の島タヒチに渡った翌年に画かれた絵。
マウイ族の創生の神話に基づく。島の娘ヴァイルマティと少女の
魅力に魅せられて天から降りてきた神の子オロが後ろに立つ。
恋人を表すタヒチ伝統の彫像をバックに入れている。少女の
エジプト風の横顔に印象派を越えた装飾的効果を狙った。
内面の神秘性・精神を表そうとした。マチスにも強い影響を与えた。』

東京国立博物館で開催された1994年のバーンズコレクションにも
圧倒されたが、今回のシチューキン・モロゾフコレクションはそれに
引けを取らぬ内容である。美術愛好家必見の展覧会であると思われる。(了)
江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

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ミモザサラダ

2006-02-28 09:46:32 | 食と健康
一ヵ月半ちょっとで、バンドの穴が3つ分小さくなりました。(^○^)


マクロビィオティックでは、煮炊きしたものを食べるのが基本なので、生食はしないのですが、四ヶ月ほど肉食の実験をしたので、陰陽の中和を図るつもりで、最近はよくサラダを食べている。

冷え性ではないし、特定の病気もありませんので、こんなことをするのですが、冷え性や病気中の人がサラダを食べると、よけいに体が冷えてきて体調を崩してしまいますので、冷え性の人や病気治療中の人は食べないほうがいいです。


画像はマウスオンでどうぞ




これが先日の昼食で、ミモザサラダにタウザンアイランドのタレ。
タマゴが多いように見えるのですが、多分、ゆでタマゴ1個ぐらいだと思われるし、100°以下の調理なので、レシチンも壊れてないので、コレステロールの心配もない。

減食をしているせいで、油気はほとんど摂らないし、お腹も空いているので、両端に2個ずつのイカフライが・・・、う~ん、 美味しい!!!

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NYダウ35ドル高、原油値下がりでー学校で教えてくれない経済学

2006-02-28 08:25:35 | 経済学
2月27日、NYダウは、1月の米住宅販売高が前月比5%ダウンにもかかわらず、原油がイラン問題の沈静化を受けて一時バレル60ドル台へ値下がりしたことを好感して、先週末比35ドル値上がりした。ただ、引けにかけて上げ幅を縮小した。

2006年1~3月期の米GDPが4.5%増加するとの報道が一部に伝えられたことも好感されたようだ。米住宅需要の5%ダウンも例年にない暖冬で12月データが良すぎた反動であると解説している。1月の住宅価格はミディアムクラスでは上昇した。地域別で見れば、米中西部、北東部、南部は落ちたが西部は伸びたと説明している。

米国経済は全体としては、雇用情勢が引き続き堅調として、個人消費は底堅いと見ているようだ。現在年4.5%の短期の目標金利のFFレートが0.25%刻みで2回、5.0%まで引き上げられるとの見方も、むしろ景気が底堅い裏づけであるとポジティブ材料に受け止めようとしているアナリストも多いようだ。

NY原油相場は、サウジアラビアでのテロ攻撃、ナイジエリアでの政情不安、イラン核開発問題と地政学的リスクを材料にはやし立て、ついこの間まで値上げ材料に使っていた。ところがイランがロシアと合弁でウラン濃縮を行うことで合意されたと伝えられるや、バレル1.91ドル安い61ドルで取引を終了した。基本的なリスクはなんら消えていない。

数日前にはサウジアラビアでテロ攻撃があったとき原油相場はバレル100ドルまで値上がりすると真顔で情報を流していた。それがイラン問題で前進が見られたとして原油相場は61ドルへ下げた。ロシア人もイラン人も一筋縄で行かないことは歴史が証明している。

NY為替相場は、対円では1ドル=116.86円から1ドル=116.11円で取引されたが、対ユーロでは、1ユーロ=1.1868ドルから1ユーロ=1.1849ドルとドルは小幅値上がりした。円が買われた背景には日銀の量的金融緩和政策が前倒しで実施されるとの思惑から長期金利に微妙に影響が出ていることが指摘できる。

米国は14回0.25%刻みで4.5%まで上げてきた。現在では年5.0%を当たり前のように話題にしている。一方、日本では相変わらず実質ゼロ金利である。量的金融緩和政策が解除されても当面ゼロ金利が解除される保障は何一つ見えていない。

相場の世界は人の心の鏡である。人である前に動物である。特に突発的材料に弱い。上にも下にも簡単に動く。人と動物との違いは、上げては理屈をつけ、下げてはまた理屈をつけるから余計始末が悪い。他人任せにしていると自分が惨めになるだけだろう。(了)

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