ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

奈良漬け・ノンアルコールビール、運転に影響なし

2007-04-26 14:28:31 | 情報や案内及び雑談
奈良漬け・ノンアルコールビール、運転に影響なし(朝日新聞) - goo ニュース


2007年4月26日(木)11:31

 微量のアルコール分を含むノンアルコールビールや栄養ドリンク、奈良漬けも「通常の摂取量」なら、車の運転能力に影響はみられない――。道路交通法で罰則対象になる「酒気帯び運転」の呼気中アルコール濃度の基準値(1リットル当たり0.15ミリグラム)を下回る少量アルコールが運転に与える影響について、警察庁が26日、研究結果をまとめた。

 担当者は「少量でも酒気を帯びていれば違法。量が過ぎれば影響も出ます」と注意を促す。

 研究は、昨年4月に策定した「交通安全対策推進プログラム」の飲酒運転対策に、基準値の引き下げを検討課題として盛りこんだことに伴うもので、05~06年度に実施した。

 ノンアルコールビール355ミリリットル缶2本、栄養ドリンク1本、奈良漬け50グラム(7切れ程度)、ウイスキーボンボン3個をそれぞれ、15~20人に摂取させて呼気中アルコール濃度を調べたところ、いずれも20分後には呼気中濃度はゼロになり、運転能力への顕著な影響もみられなかった。

 これらの食品のアルコール成分の含有率も、実際に分析。栄養ドリンク、奈良漬けはそれぞれ最も高い商品で3%、ノンアルコールビールは0.9%、ウイスキーボンボンは2%だった。

 アルコール度数5%のビールを400~800ミリリットル飲んで20分後に、呼気中濃度が基準値未満の0.1ミリグラム程度になった人たちの運転能力も調べた。視覚刺激に対する反応にアルコールの影響がみられたが、個人差があったことなどから、基準値引き下げについては引き続き検討課題とした。


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私の知り合いで、奈良漬で酔う人がいる。
奈良漬を食べると、フラフラするそうだ。

呼気中のアルコール濃度だけで、判定できないところがあるような気がするのですが、奈良漬で酔うような人は、アルコールは飲めないので、そこまで言う必要はないし、お酒の好きな人で、奈良漬やノンアルコールビールで満足するはずはない。

「奈良漬やノンアルコールビールで運転に影響なし」と言うのはわかるのですが、上記のような現実があるのが前提ではなかろうか。

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NYダウ、多国籍企業収益改善で、13,089ドルへー学校で教えてくれない経済学

2007-04-26 09:11:13 | 経済学
4月25日、NYダウは、壁と見られた13,000ドルを突破し、前日比135ドル高、13,089ドルで取引を終了した。WSJ紙のJoanna Ossinger記者は、マーケットは、静かで、実に落ち着いていたと記事の中で解説していた。

今回の12,000ドルから13,000ドルへの動きは、1,000ドルから2,000ドルへの同じ1,000ドルの増加でも、根本的に中身が違う。1997年7月16日、NYダウは、8,000ドルを突破したときには恐怖感があった。今回の13,000ドル越えは大した意味を持たないと書いた。

NYダウ採用銘柄には国際優良企業が大部分を占めており、海外での売り上げ、利益の上昇が大きく影響する。世界経済が拡大したこと、企業合併統合が加速していることに加えて、特に多国籍企業にとっては、ドル相場が値下がりしたことが企業業績改善を助けたとCanter Fitzgerald,ストラテジスト、Marc Pado氏の話を紹介している。

NY為替市場では、ドルが売られ、1ユーロ=1.3641ドル、1ドル=118.71円で取引された。
先のPado氏によれば、この先、ドル相場が上がれば、NYダウは、収益は増えても、その伸びは抑えられるから、この先、NYダウの一本調子での上昇はないと指摘している。

NY原油先物(WTI)相場は、ガソリン在庫減少を材料に買い戻しが入り、バレル65.84ドルで取引された。ガソリン相場が高値安定すれば米個人消費にはマイナスに働くだろう。

米商務省は、3月の戸建住宅の販売件数が、エコノミストの予測以下の2.6%増加したと発表した。予測を住宅在庫は増加し住宅価格は上昇した。

米FRBは、地区連銀の景気動向を示す、ベイジュブックを発表したが、住宅と自動車に弱さが見られるが、全体としては米国経済は、穏やかながら安定して改善していると報告した。今回のレポートではインフレ懸念からくる利上げ期待が後退した。

NY債券市場は、10年物国債が値下がり、利回りは4.654%へ上昇した。しかし、4.65%前後を居心地のいいゾーンなのであろう、すこぶる安定している。10年物国債の利回りは、即住宅ローン金利に連動するから、債券相場の安定は投資家に安心感を与えている。

NYダウは13,000ドルを突破した。これは世界的な金余りの中で、世界のお金が米国株式に集まった結果である。お金ほど臆病な生き物はいない。いつまでも居続ける保証はない。

ひとつリスクを挙げろと言われたら、即、中国株式市場であると答える専門家が多い。好むと好まざるとに関わらず、中国が世界を動かす時代に変わったことを教えている。(了)

江嵜企画代表・Ken



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高樹のぶ子さん:よみうり読書サロン

2007-04-26 07:41:50 | スケッチ
芦屋ルナ・ホールで、作家の高樹のぶ子さん(61)をゲストに呼んで、
よみうり読書サロンが午後2時から開かれ、楽しみにして出かけた。

開場の午後1時半に合わせて現地に着いたら1階席はほぼ満員で
やや後ろだったが空いた席を見つけ、会場の様子をスケッチしながら
開演を待った。

話は読売新聞朝刊4月11日号に掲載された、400字詰め原稿用紙
10枚の短編小説「花迎え」の話からはじまった。

今回の短編「花迎え」は、死を目前にした老女と数十年前の恋人との
白日夢という、背筋がぞくぞくするような怪談話をからめたある病室を
舞台にした恋愛短編小説である。

この短編作品では病棟の窓越しに見える花は、かって首をつった
木蓮の花が重要な役回りをしている。花が桜でなく木蓮というところに
作者は思いをこめたそうだ。題名の「花迎え」の花は木蓮。情死した
相方の男が、「こんどこそ一緒に行こう」と、いまはの際の女を
「迎え」にくる設定である。

普通小説は300枚だから10枚の作品は一番難しい。一行たりとも
無駄は許されない。文字通り,作家の能力を総動員しないと書けない
しろものであることをはじめて知った。

野間裕子編集委員の質問に、高樹さんが答える時間が最初の40分、
そのあと30分を会場から、また野間さんとの軽妙なやりとりが
最後まで続いたが、1時間半はあっという間に過ぎてしまった。

高樹さんは、18歳まで生まれた山口県防府で過ごし、10年東京で
暮したあと、福岡で作家活動を続けて30年以上になる。今年61歳
熟れ盛りである。38歳で芥川賞、49歳で女流文学賞、53歳で谷崎
潤一郎賞、60歳で芸術選賞など受賞された売れっ子作家である。

2年前から九州大学アジア総合センター特任教授としてフィリピン、
ベトナム、台湾などアジア各国の作家との交流も始めておられる。

司会者との軽妙なやり取りは、どこまでもよどみなく、随所にユーモアを
交え、会場を虜にする。すぐれた話術の持ち主であることもはじめて知った。

専門の恋愛小説に質問が飛ぶと、自然の流れとして、男と女のきわどい話
にも,ご自身の体験にもこともなげに触れ、話は佳境に入る。

「人を恋するとき、人はコントロール不能になる。男も女もそこでは
お互いが一番弱いところをさらけ出す。男と女の性愛の場面で、
摩擦熱というか、からだの中のマグマが噴出してくる。」

「内面的な大噴火が起こる。それが恋愛のすごさであり、からだの
中から噴出すものを文学で見せたい」と身振り手振りで力説した。

高樹さんの今日の話に五感ということばが何度も出てきた。特に
匂いの感覚を大切にしているという。少女時代の風の匂い、霧の匂い、
菜の花畑の匂いがいまも活き活きと蘇ってくるという。

表現の才能について聞かれた高樹さんは、「その場面にしっかり
肉体が浸りきる。感情は頭にはない。からだにある。からだが
震えた時はじめて表現が生まれる」と答えた。

高樹さんは、「命の不思議は科学的にはない。しかし、文学的には
ある。それは文学だけが伝えられる機能だ。文学者であれば
誰でも戦争と恋愛を書きたがっている。」と話した。

最後に高樹さんは、長寿時代を迎えて、「いろんなモードの
恋愛があってもいいのではないか。50歳になったからといって
コチコチにならなくてもいいのではないか。恋をすれば
からだがほぐれてくる。」と言うと、笑い声とともに、
一部の席からだったたが、会場のどこからともなく拍手が起こった。

「若いときは結婚を前提とした恋愛だった。子孫のことも考えて
パートナーを選ばざるを得ない。その子供たちも独り立ちした。
素直に自分が変わるチャンスでないか」と話を結んだ。

平日の午後2時だから当然とはいえ、会場は大部分ご婦人だった。
見方はひと様々であろう。前の席右手に座っておられた80歳前後と
おぼしきご婦人ふたりは、突然、ひそひそ話をはじめた。

わたしなんぞ、とてもついていけない、これは白日夢だ、
お話の世界だと、複雑な気持ちで高樹さんの話を聞いた
ご婦人も多かったかもしれない。

ただ、すばらしい映画を見終わったあとのようないつまでも
余韻の残るトークショーであったことだけは確かである。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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