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中国がEFSF(欧州金融安化基金)に出資?!NYダウ162ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2011-10-27 09:43:55 | 経済学
こちら神戸にもセーターが恋しくなる季節がやってきた。秋本番の青空を背景に六甲の山波が見える。気持ち紅葉が始まった気配である。今年は寒くなる時期が早い気もするが贅沢は言えまい。こうして元気に自宅で朝を迎えられることにまずは感謝しなければならないと思っている。

「ワールドWaveMorning」の番組からいつものように一日がはじまる。トルコで18歳の学生が救出されたとドイツZDFが伝えていた。地震の後3日を過ぎると生存確率は急に減る。しかし、家族は諦めていないと伝えていた。ようやくトルコの首相が外国人による救援を認めたというコメントがついていた。神戸も震災の被害をいやと言うほど経験した。しかし、放射能汚染が常に付きまとう3:11東北の震災と比べたら神戸はまだ救われますねで、近くの喫茶店でいつも落ち着く。放射能汚染問題解決に全身全霊を打ち込んでほしい。

香港ATVがボーイングB787ドリームライナーが炭素繊維はじめ複合素材のお陰で軽量化が進み成田から2時間8分で香港に着く。炭酸ガスの排気ガスの排出量も20%減らしたと自分のことのように宣伝していた。英BBCはまるでB787のコマーシャル番組のようだった。「大きな窓、きれいな空気」ということばでアナウンスがはじまった。1機2億ドルですと話しは続き、「機体の4分1はイギリスで作られているのです。イギリスの雇用もB787の成功にかかっています」というの葉で締めていた。こういう捉え方は実に分かり易い。

分かり易いというか一寸厳しい話しとしては、ドイツZDFがドイツ連邦軍の予算縮小で町から2,300人いたドイツ連邦軍の兵隊さんがいなくなる町を紹介、甚大な打撃だと語る商店主のせつない声を紹介していた。基地の町として50年生活してきた。それが一気にゼロになる。先日も英BBCが英国海軍の縮小で軍港が消える話を紹介していた。消える話があれば、ポスト・カダフイ―でリビアに復興需要に対する期待が高まるとのニュースもある。東北震災は厳しいが復興需要という新たに期待される動きもある。捨てる神あれば拾う神あり。前を向いて元気を出すことが今の日本にこそ求められる。

前を向いて進もうということでは、今朝ドイツZDFがドイツ連邦議会でメルケル首相が「解決しなければならない案件は山ほどある。しかし、ユーロの強化がいまこそわれわれドイツに求められる」とまるで歌舞伎役者さながらの大見栄を切っている場面を写していた。スペインTVEもEU首脳会議場に続々到着する各国首脳の様子を紹介した。ロシアRTRも欧州金融問題を時間を割いて取り上げ、イタリア議会で年金支給年齢の67歳まで引き上げを巡って議員がつかみあいのけんかまでする事態で混乱していると現場の映像を流していた。欧州会議開催場所のベルギーブルッセルと7時間時差がある。日本時間朝6時台ではまだ審議継続と紹介していた。次回の会合11月7日まで結論が出ない可能性が出てきた。

26日のNY株式市場は、欧州問題解決で前進が期待されるとして、NYダウは、前日比162ドル高、11,867ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」に出演した米国みずほ証券、大宮弘幸氏は「アメリカの株価はヨーロッパ金融不安に左右される状態が依然続いている。フランスが中国首脳と電話会談した。中国にEFSF(欧州金融安定化基金)強化について話し合うため北京訪問するというニュ-スが流れて反発に転じた」などと話していた。NY原油(WTI)はバレル2.97ドル安、90.20ドルへ反落、一方、NY金相場はトロイオンス23.10ドル高、1,722.70ドルで取引された。

中国が出て来ないと欧州問題も解決しない。その一方で、世界人口70億のニュ-スも今朝の話題をリードした。日本も将来を見据えれば問題山積である。日本の首相も、はったりでもいいから泥の中で身をかがめてばかりでいないで、時には大見栄を切って欲しい。(了)

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