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「日本で今、IMF,世界銀行総会が開かれているのですか?近くの喫茶店でも全く話題にならない

2012-10-12 10:10:53 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ブラジルと韓国が政策金利を11日、共に0.25% 引き下げそれぞれ年2.75%、7.25%へ引き下げた。欧米、特にヨーロッパの金融危機が先進諸国のみならず開発途上国経済にも大きく影を落としていることを示したと11日付けのWSJ紙電子版でBrianBlack記者による記事をトップで取り上げた。一方、IMFラガルド専務理事は、IMFと世界銀行総裁会合前の記者会見で、「世界経済はこの先一段と減速する可能性がある。欧米が協調して取り組むことを期待する。一方、中国と日本が領土問題で対立している。平和的解決に向けて努力して欲しい。」と発言したと12日朝放送のワ―ルドWaveMorningで豪ABCが紹介した。

中国CCTVは釣魚島関連のニュースはなく、中国人作家、莫言氏がノーベル文学賞を受賞したと多くの時間を割いて報道した。上海RTSは、太陽光メ―カ―Suntech社製品がアメリカから250% のダンピング税を賦課されると伝えた後、カニのシーズンに入ったが、今年は身が引き締まって例年より10%大ぶりだと紹介したが、釣魚島関連の報道はなかった。
中国関連では香港ATVが「ラガルドIMF専務理事は、日本と中国との改善に期待する。中国の閣僚級2人のG24不参加は重要な機会をのがすと懸念を表明した」と伝えた。
韓国KBSは政策金利0.25%引き下げに関連して「韓国政府は今年の経済成長率を当初の3%から2.4% へ下方修正した。」と伝え、製造業の現場をレポートし、画面に登場したある工場団地の経営者は「30%操業停止に追い込まれている。今ドン底だ。自営業はもっと深刻だろう。自動車、半導体産業が特に低迷している。」と話す様子を映していた。

7時台放送のスぺインTVEは「ラガルドIMF専務理事は、スペインに対する緊縮政策実施にはさらなる時間を与えるべきだ。スペインが2014年までに財政赤字を3%減らすことは不可能だ。少なくとも2017年までかかると発言した。」と紹介していた。6時台放送のフランスF2は1980年代、テレビ組み立てで成長を謳歌していた雇用350人の企業が倒産したと伝えた後、アメリカ、オハイオ州でフランスの取引先のアメリカの工場がいまシェ―ルガスブームで活況を呈している。一朝一夕にはことは進まないだろうが先進国においてもサクセスストーリーはいまだ健在だということを示していると紹介していた。

一方、11日のNYダウは、前日比18ドル 安、13,326ドルで取引を終えた。米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「一時は90ドル高まであった。一体どうしたのだろうか。新規失業保険申請件数も減った。銀行規制も一年先延ばしされる。8月の米貿易赤字拡大が重しになったようだ。」と解説していた。NY原油【WTI】はバレル82セント高、92.07ドル、NY金はオンス1,768.80ドルだった。NY為替市場では日本円が売られ、1ドル=78.35円、ユーロ=101.30円で取引された。1豪ドル=80.30円と豪ドルがこの日も売られた。

日本でIMF,世銀、G7など国際会議が連日、開かれている。しかし、近くの喫茶店でも全く話題にならない。誰かがなんとかやってくれるだろうと高をくくっている人は多い。(了)

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