第47回神戸市高齢者美術作品展開催
江嵜企画代表・Ken
19日から相楽園会館ではじまった、65歳以上、神戸市在住が条件の、第47回神戸市高齢者美術作品展で、筆者は、残念ながら日本画部門、銅賞に終った。さらに精進を続けよとの励ましと受け止めた。日本画部門には38名が参加した。金賞は、「路地へ(斑鳩の西里)」を描かれた東灘区の藤田誠一氏(81)、銀賞は、「いちじく」を描かれた西区の本田佳代子氏(79)だった。銅賞は筆者入れて計2名、努力賞3名、入賞者は計7名だった。
最高齢は94歳(女性)、93歳(男性)が続いた。80代は、男性(9)女性(4)計13名、70代がもっとも多く女性(10)、男性(9)計19名で丁度50%を占める。60代は全員65歳、いずれの方も女性だった。全体では男性、女性同数の19名だった。日本画というと、女性が多いというイメージを持っていた。たまたまかもしれないが、応募者が、男女同数は正直意外だった。
相楽園はJR元町、阪神元町駅から高齢者にはややきびしい上り坂を12,3分歩いた閑静な住宅街にある。会場には洋画、彫刻、陶芸、書、写真部門の作品も出展されており見ごたえがあった。帰路、兵庫県民ア-トギャラリー(兵庫県民会館内)2階で開催中(21日まで)の第24回全国手工芸コンクールの作品を楽しんだ。筆者と同じマンションにお住まいのご婦人のTさんが、「布工芸部門」優秀賞16名のお一人に選ばれておられ、元気をいただいた。JR元町駅手前のア-トセンターではさる同好会の水彩画展が開かれており、梯子して家路についた。まさに芸術の秋はじまりを体感した。(了)