巳年の色紙が完成した!!
江嵜企画代表・Ken
巳年の色紙が、昨日、猪熊佳子日本画教室で完成した。色紙の嫁入り先はまだ決まっていない。たかが色紙一枚と言うなかれ。一枚の色紙を描くのに素人の筆者にとっては、数時間かかる代物である。自分一人で到底描けない。日本画家、猪熊佳子先生の指導あっての話である。
ヤフーで巳年を検索した。「漢書」律歴志によると、「巳」(い:「止む」の意味)で、草木の成長が極限に達した状態を表しているとされ、次の生命が作られ始める時期と解釈している、とあった。
「巳」の原字は、頭と体が出来かけた胎児を描いたもので、子宮が胎児をつつむ様を描いた「包」の中と同じ。十二支の「巳」は、植物に種子が出来始める時期と考えられる。これを「へビ」としたのは、無為の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前をあてはめたものと、ヤフーブログに書いてあった。
今回の色紙の図柄は、白いヘビを葛の葉で覆い、蓮華の花を入れて、やわらかくまとめたと猪熊佳子先生から説明があった。ヘビと聞いただけで怖がる人も世間には多い。白いヘビは縁起物として珍重される。先の「漢書」によれば、「次の生命が作られる時期と解釈される」とすれば、2013年に明るい展望が十分期待できるのではなかろうか。ふさぎ込むばかりが、人生ではない。少し早いが、健康に留意して、新しい年を迎えたい。(了)