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米大統領選2回目テレビ討論、オバマ、ロムニー、さながらボクシングのように打ち合った、オバマ挽回:

2012-10-18 10:02:19 | 経済学
18日朝放送、米ABC(学校で教えてくれない経済学)


上海RTSは18日朝4時台の放送で、東シナ海で操業中の中国人漁民が韓国警備船のゴム弾で死亡したことに対し、中国外務省は韓国政府に抗議したと報じた。一方、韓国KBSは韓国の西の海を守る警察は最近中国人漁民が暴力的になってきており、韓国警察は危険にさらされているとニュースを結んでいた。上海RTSは、釣魚島問題を取り上げ、日本政府は艦艇を派遣して問題を複雑化させようとしていると伝えた後、日本の安倍元総理、自民党総裁が、A級戦犯が祭られている靖国神社を参拝した。日本のメディアによれば国内向けで日本国内の保守派に強くアッピールするカードに靖国参拝を使っていると伝えていた。

今朝の上海RTSは、人民元が5日連騰で、1ドル=6.30元を突破、2005年来の最高値を更新したと伝えた。現在広州交易会開催中であるが、交易会参加者の中国人の一人は、人民元高は我々中国人に圧力となる。人件費の安い国、通貨の安い海外移転が進むだろうと答えていた。別の参加者は値上げしたいが競争が激しい。ライバルに注文が逃げる。値上げ出来ない。付加価値を高めて元高を克服しなければならないだろうと答えていた。

米NY州ヘンプステッドで行われた米大統領選2回目のテレビ討論会で、ロムニー候補は「私が大統領になれば就任初日に中国を為替操作国に指定する」と話していた。17日朝10時からの米CNNテレビが生放送で流していたが、ロムニー候補が中国の貿易政策を批判する姿勢が目立っていた。中国人民銀行が人民元の基準値を元高方向へ誘導しているのはアメリカの中国政策をかわす狙いがあるのかもしれない。

今回のテレビ討論ではオバマ大統領が1回目の失点を取り戻そうと二人はまるでヘビー級のボクシングのように打ち合ったと18日朝6時台放送の米ABCは解説していた。討論後の世論調査ではオバマ46%、ロムニー39%だった。3回目のテレビ討論は10月22日 、外交問題中心に行われる。今朝放送のロシアRTRは、テレビ討論でオバマ、ロムニーが激しく争ったと伝え、特にリビア領事館襲撃事件でのやり取りを時間を割いて取り上げていた。

一方、17日、NYダウは、前日比ほぼ横ばいの5ドル高、13,557ドルで取引を終えた。IBM,インテルの決算が予想を下回ったことが足を引っ張った。9月の米住宅関連データが好調だったことから、ダウ構成銘柄の11%を占めるIMBの値下がりがなければダウは大幅に値上りしていたと米ブルームバーグ、JoshLipton記者が解説していた。NY原油(WTI)は前日比変わらずのバレル92.12ドル、NY金は小幅高のオンス1,751.50ドルで終えた。米景気回復期待でプラチナがオンス1,662ドルまで反発した。NY外国為替市場では、スペイン国債格下げが見送られたことを好感、ユーロが買われ、1ユーロ=1.31ドル台まで反発した。円売り・ユーロ買いの流れから1ユーロ=103.56円で取引された。対ドルでは円は小動きで、1ドル=78.94円と円が売られた。為替レートは、その時々の経済の健康状態を映す鏡でもある。日々、自分の顔を鏡に映してみていると、寄る年波は争えないと実感する。(了)

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