ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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山中伸弥、京大教授、ノ―ベル生理学・医学賞受賞、多くの日本人に元気を与えてくれた

2012-10-09 09:25:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


iPS細胞(induced pliroptent stem cell:誘導された多能性を持つ幹細胞)を発明した2人の学者に、スエ―デン、カロリンスカ研究所は、8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を
贈ると発表した。一人は英ケンブリッジ大学、ジョン・ガ―ドン教授(79),もう一人は、京都大学、山中伸弥教授(50)である。9日朝5時台放送のワ―ルドWaveMorningでドイツZDF,ロシアRTR,フランスF2がそれぞれ伝えた。ドイツADFは「ガン、パーキンソン病、アルツハイマ―病治療につながる画期的発明である。ガ―ドン教授は研究の基礎をつくった。山中教授は2006年にマウスの皮膚から新しい細胞を作り出した。山中教授は、喜びと同時に責任を感じている。医療の現場で貢献したいと語った。」と紹介した。

ロシアRTRは「560億立法メートルのロシアの天然ガスを運ぶ1220キロのパイプラインがドイツまで第3国を経由せず設置された。」と伝えたあとで、「iPS細胞発明でガ―ドン博士と山中教授にノ―ベル賞受賞が決まった。成長した人の細胞が子供に戻り、あらゆる組織臓器を作り出すようなもので、健康な歯を人工的につくられることにつながる。」と解説した。フランスF2は、ベルギー、ブリュッセルで、8日、EU財務相会議を開き,ESM(欧州金融安定機関)設立を承認したとのニュースのあとで、「iPS細胞の発明でノ―ベル賞をイギリス人と日本人の学者が受賞することが決まった。マウスの皮膚の細胞に4つの遺伝子を入れて培養すると細胞が初期化してiPS細胞が生まれる。あらゆる細胞に変化することが出来る。日本では来年、網膜劣化で起こる網膜黄斑変性症の患者に移植治療が行われる」などと紹介していた。

8日夜9時放送のNHKニュ-スで、山中教授は「日本という国にまず感謝する。責任を感じる。iPS細胞の研究は始まったばかりである。世の中の役に立つよう早く再び現場に戻って研究を続けたい。」と抱負を語っておられた。9日付けの読売朝刊によれば、山中教授と大阪教育大付属天王寺中学、高校時代を過した級友たちが祝杯を上げる様子の写真を掲載していた。同紙は別ページで、「ユニーク実験は中学時代から」の記事の中で、「記憶能力について」と題する自由研究で「学習後、早めに復習した方が効果が高い」との結論を出した。岡博昭、天王寺高校副校長は「論の立て方がしっかりしており、独創的で、確固たる自分の言葉を持った人だった。今の生徒たちにも素晴らしい刺激になる。」と話した。「独自の視点でコツコツ実験する姿勢は早くから培われていた。」と紹介していた。

話は飛ぶ。8日のNYダウは、先週末比26ドル安、13,583ドルで取引を終えた。米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「コロンブスデー休日で銀行は休み。4億株の薄商いだった。頭の切れるひとの姿はない。どうして自分はいるのだろう。中国との経済摩擦、欧州不安が頭を抑えた。9日から企業決算が始まる。」と、皮肉たっぷりに、この日の相場の地合いを伝える言葉が面白かった。日本で開かれるIMF総会に中国大手銀行は不参加を決めたと9日朝放送の中国CCTVが伝えるコ―ライ報道官の声がむなしく聞こえた。(了)

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