(学校で教えてくれない経済学)
Euromonitor社が今週発表した16ケ国、6,600人対象の世界の中間層調査によれば、2012年までの5年間で、個人消費支出額は、先進国は2.5%増,2018年にまで低水準が続く。一方、開発途上国は、10.4%増だった。開発途上国で中間層が爆発的に増加、より積極的に消費、将来に楽観的である。一方、先進国では景気低迷の影響で消費パターンに変化が見られる。中間層の中の一つの特徴は教育レベル向上を最優先させている。開発途上国に顕著だ。中間層の55%はフルタイム、週35時間勤務、15%が自営業だった。中間層の最優先事項は、回答者の50%が旅行、次いで40%が貯蓄、30%がアパレル、あと28%が車、27%が借金返済にあてると答えたなどと7月31日付けのCNBC電子版にRajeshniNaicu-Ghelani記者が書いていた。
旅行関連のデータとして、少し古いが、CNBC電子版4月5日付けで、「2012年、中国人観光客は海外で前年比41%増の1,020億ドル(約10兆円)、ドイツ人、アメリカ人同額840億ドル(約8.2兆円}を始めて抜いた。あと中間層増加のロシア、ブラジルと続く。リセッション入りしたフランス、イタリア人が大幅に減ったと国連観光機関(UNWTO)調査を紹介していた。ドイツ旅行協会(DRV)は、中国人がドイツ人を観光支出で抜いたと発表した。中国は経済成長に海外旅行規制緩和により、中国人の海外旅行者は2000年1,000万人だった。2012年に8,300万人へ増加した。中国人海外旅行者急増の背景として、2月12日付けCNBC電子版は、米国が中国人に対するVISA規制を大幅に緩和した。アメリカで12日間滞在旅行が可能になった。10年前、中国人の米国旅行客は15万だった。2011年に100万を始めて突破、2017年には400万人になると米商務省は予測していると書いていた。
一方、31日のNY市場では、NYダウは前日比21ドル安、15,499ドルで取引を終えた。8月1日朝6時台放送の米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「この日は薄商いのなかで下げたが、月間を通してみれば悪くない。」と総括していた。31日、NY原油(WTI)がオクラホマ在庫が15ケ月来低水準を材料にバレル2ドル高、105.03ドルへ戻した。NY金はオンス11.60ドル安、1,312.40ドルだった。NY為替は1ドル=97.75円、1ユーロ=130.01円と小動きだった。、今朝5時45分放送のモーニングサテライト出演の大和証券CMA,シュナイダ―恵子氏は「民間調査機関の7月とADP雇用統計が予想を上回る20万増と発表した後NYダウは一時110ドル以上上げていた。FOMC声明文は新たな中身がなかった。週末発表の雇用統計を見極めたいとの空気に変わった。」と解説していた。今朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券、石原哲夫氏は「ADP雇用統計を見てNYダウは一時史上最高値を更新した。その後米 GDPの4~6期は1.7%増と予想を上回ったが、1~3月期GDP1.8%増を1.1%増へ下方修正した後下げに転じた。明日の新規失業保険申請者件数、週末7月雇用統計を控え様子見している。」と話していた。
「群盲象を撫でる」という諺がある。子ども時から自分で考える訓練が求められる。(了)
Euromonitor社が今週発表した16ケ国、6,600人対象の世界の中間層調査によれば、2012年までの5年間で、個人消費支出額は、先進国は2.5%増,2018年にまで低水準が続く。一方、開発途上国は、10.4%増だった。開発途上国で中間層が爆発的に増加、より積極的に消費、将来に楽観的である。一方、先進国では景気低迷の影響で消費パターンに変化が見られる。中間層の中の一つの特徴は教育レベル向上を最優先させている。開発途上国に顕著だ。中間層の55%はフルタイム、週35時間勤務、15%が自営業だった。中間層の最優先事項は、回答者の50%が旅行、次いで40%が貯蓄、30%がアパレル、あと28%が車、27%が借金返済にあてると答えたなどと7月31日付けのCNBC電子版にRajeshniNaicu-Ghelani記者が書いていた。
旅行関連のデータとして、少し古いが、CNBC電子版4月5日付けで、「2012年、中国人観光客は海外で前年比41%増の1,020億ドル(約10兆円)、ドイツ人、アメリカ人同額840億ドル(約8.2兆円}を始めて抜いた。あと中間層増加のロシア、ブラジルと続く。リセッション入りしたフランス、イタリア人が大幅に減ったと国連観光機関(UNWTO)調査を紹介していた。ドイツ旅行協会(DRV)は、中国人がドイツ人を観光支出で抜いたと発表した。中国は経済成長に海外旅行規制緩和により、中国人の海外旅行者は2000年1,000万人だった。2012年に8,300万人へ増加した。中国人海外旅行者急増の背景として、2月12日付けCNBC電子版は、米国が中国人に対するVISA規制を大幅に緩和した。アメリカで12日間滞在旅行が可能になった。10年前、中国人の米国旅行客は15万だった。2011年に100万を始めて突破、2017年には400万人になると米商務省は予測していると書いていた。
一方、31日のNY市場では、NYダウは前日比21ドル安、15,499ドルで取引を終えた。8月1日朝6時台放送の米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「この日は薄商いのなかで下げたが、月間を通してみれば悪くない。」と総括していた。31日、NY原油(WTI)がオクラホマ在庫が15ケ月来低水準を材料にバレル2ドル高、105.03ドルへ戻した。NY金はオンス11.60ドル安、1,312.40ドルだった。NY為替は1ドル=97.75円、1ユーロ=130.01円と小動きだった。、今朝5時45分放送のモーニングサテライト出演の大和証券CMA,シュナイダ―恵子氏は「民間調査機関の7月とADP雇用統計が予想を上回る20万増と発表した後NYダウは一時110ドル以上上げていた。FOMC声明文は新たな中身がなかった。週末発表の雇用統計を見極めたいとの空気に変わった。」と解説していた。今朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券、石原哲夫氏は「ADP雇用統計を見てNYダウは一時史上最高値を更新した。その後米 GDPの4~6期は1.7%増と予想を上回ったが、1~3月期GDP1.8%増を1.1%増へ下方修正した後下げに転じた。明日の新規失業保険申請者件数、週末7月雇用統計を控え様子見している。」と話していた。
「群盲象を撫でる」という諺がある。子ども時から自分で考える訓練が求められる。(了)