勉強会に参加すると、その場ではわかった気分になりますが、現場に立つと勉強したことがパッと出てこないという経験があると思います。
その原因は、順序立てられたカリキュラムで勉強するからだと思います。
つまり、
① 診断はこうである
② 治療の原理はこうである
③ だからこのようにすればいいのだ
という方式で教えるからではないか、と考えました。
しかし実際には、診断と治療が結び付かないことも多いものです。
ではどうすればいいのかというと、多くの診断法と多くの治療法を学ぶことが、臨機応変に病状に対処できると思いますが、それでもまだ現場では困惑することが多いはずです。
それを解決するのは、多くの臨床を見ることだと思い、今回「上級者のための鍼灸臨床クラス」を計画したわけで、前回の7月28日は座学だけでしたが、今回は実技を行いながら解説していきます。
ですから、臨床実践塾に参加したことのない方には、全く意味不明の講習になりますので、【参加資格】を設けての開催にしました。
参加者の中から、すでにお2人がモデルになる表明をしてくれましたので、準備万端です。
【参加資格】
① 有資格者
② 2011年1月~2013年5月の間に、当実践塾に3回以上参加された方
③3回以上参加されてない方は、ビデオ講習で3回を満たしてからの受付になります