NY為替、1ドル=97円(学校で教えてくれない経済学)
『モノ言う中国人労働者、その素顔』といタイトルで、ジャーナリスト、ベンジャミン・オカールソンが、近着ニユーズウイーク(NW)誌日本版で、「中国の工場労働者の月給は、この4~5年で、2倍に跳ね上がった。みんな高い給料を欲しがる。4,000元(1元は16円)だなんて言おうものなら誰も来てくれない。昔は、工場主と労働者は祖父と孫のような関係だった。いまは違う。奴らは不満があったら、とっとと別の工場へ行ってしまう。」と、家具製造のアレックス・マセドン社の御曹司が話した。「20年で中国は様変わりする。中国人の中流階級はハリウッド映画を見てアメリカ人的な考えをする。私たちが政治家になれば、政治も大きく変わるだろう。私のような中流層を増やすべきだ。」と金融ジャーナリストのシア(33)は言った。シアは中国が都市化し、繁栄するにつれて政治改革が起きるのは当然だ。」と話したと書いていた。
NW誌は別ページで、「窮地の薄煕来が共産党に反撃」のタイトルで「中国では共産党の独裁を支えて来た経済成長に陰りが出て来た。薄裁判をインターネットで全公開し、薄のイメージダウンを狙って、腐敗撲滅で庶民のガス抜きを図ろうとしたが、裏目に出たらしい。中国指導部が最も恐れているのは、政治エリート層の亀裂だ。中国指導層の経済政策を左右するのは、成長と雇用の関係ではなく政治的駆け引きだ。自信と安定感ない指導者は、景気が減速傾向を見せるとたちまちパニックを起こす。それが一番怖い。」と書いていた。
28日朝7時台放送の米ABCテレビは「シリア情勢で時間切れが近づいてきたことから、シリア側の反撃の可能性が出て来ている。イスラエルではガスマスクが売り切れた。アサドは何をするかわからないからだ。」と解説していた。28日朝5時台放送のドイツZDFは「国連化学兵器調査団は活動できない状態だ。アメリカは巡航ミサイル発射準備を完了した。国連は見守るだけだ。」と伝えた。ロシアRTRは「アメリカは木曜日にも、オバマ大統領が命令すればシリアを攻撃する態勢にはいった。シリアは降伏しないだろう。米誌フォリンポリシイはアメリカはイラク戦争含めて過去3回化学兵器を使用した。アメリカが軍事介入すれば世界の信用を完全に失墜するだろうと書いた。」と紹介していた。
27日NY市場は、NYダウは前日比170ドル安、14,776ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル2.8%高、108.90ドル、NY金はトロイオンス1.6%高、1,415.70ドルで取引された。NY債券市場では債券が買われ10年物国債利回りは2.711%へ低下した。28日朝6時台放送の米ブルームバーグは「株式は6月20日来の安値を記録した。全てシリア情勢だ。FT500銘柄全てが値下がりした。シリア情勢から原油、金が急騰した。」と解説していた。NY外国為替市場では1ドル=97.16~18円、1ユーロ=130.05~11円で取引された。ワ―ルドWAVEMORNING「経済情報」出演のみずほ銀行の岩田浩二氏は「中東情勢悪化からリスクオフの動きが高まり逃避先として日本円が買われた。シリア情勢が限定的となれば再びドル高へ戻るだろう。」と解説していた。オバマ大統領のさじ加減一つだろう。(了)
『モノ言う中国人労働者、その素顔』といタイトルで、ジャーナリスト、ベンジャミン・オカールソンが、近着ニユーズウイーク(NW)誌日本版で、「中国の工場労働者の月給は、この4~5年で、2倍に跳ね上がった。みんな高い給料を欲しがる。4,000元(1元は16円)だなんて言おうものなら誰も来てくれない。昔は、工場主と労働者は祖父と孫のような関係だった。いまは違う。奴らは不満があったら、とっとと別の工場へ行ってしまう。」と、家具製造のアレックス・マセドン社の御曹司が話した。「20年で中国は様変わりする。中国人の中流階級はハリウッド映画を見てアメリカ人的な考えをする。私たちが政治家になれば、政治も大きく変わるだろう。私のような中流層を増やすべきだ。」と金融ジャーナリストのシア(33)は言った。シアは中国が都市化し、繁栄するにつれて政治改革が起きるのは当然だ。」と話したと書いていた。
NW誌は別ページで、「窮地の薄煕来が共産党に反撃」のタイトルで「中国では共産党の独裁を支えて来た経済成長に陰りが出て来た。薄裁判をインターネットで全公開し、薄のイメージダウンを狙って、腐敗撲滅で庶民のガス抜きを図ろうとしたが、裏目に出たらしい。中国指導部が最も恐れているのは、政治エリート層の亀裂だ。中国指導層の経済政策を左右するのは、成長と雇用の関係ではなく政治的駆け引きだ。自信と安定感ない指導者は、景気が減速傾向を見せるとたちまちパニックを起こす。それが一番怖い。」と書いていた。
28日朝7時台放送の米ABCテレビは「シリア情勢で時間切れが近づいてきたことから、シリア側の反撃の可能性が出て来ている。イスラエルではガスマスクが売り切れた。アサドは何をするかわからないからだ。」と解説していた。28日朝5時台放送のドイツZDFは「国連化学兵器調査団は活動できない状態だ。アメリカは巡航ミサイル発射準備を完了した。国連は見守るだけだ。」と伝えた。ロシアRTRは「アメリカは木曜日にも、オバマ大統領が命令すればシリアを攻撃する態勢にはいった。シリアは降伏しないだろう。米誌フォリンポリシイはアメリカはイラク戦争含めて過去3回化学兵器を使用した。アメリカが軍事介入すれば世界の信用を完全に失墜するだろうと書いた。」と紹介していた。
27日NY市場は、NYダウは前日比170ドル安、14,776ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル2.8%高、108.90ドル、NY金はトロイオンス1.6%高、1,415.70ドルで取引された。NY債券市場では債券が買われ10年物国債利回りは2.711%へ低下した。28日朝6時台放送の米ブルームバーグは「株式は6月20日来の安値を記録した。全てシリア情勢だ。FT500銘柄全てが値下がりした。シリア情勢から原油、金が急騰した。」と解説していた。NY外国為替市場では1ドル=97.16~18円、1ユーロ=130.05~11円で取引された。ワ―ルドWAVEMORNING「経済情報」出演のみずほ銀行の岩田浩二氏は「中東情勢悪化からリスクオフの動きが高まり逃避先として日本円が買われた。シリア情勢が限定的となれば再びドル高へ戻るだろう。」と解説していた。オバマ大統領のさじ加減一つだろう。(了)