2日朝放送のフランスF2(学校で教えてくれない経済学)
フランス人で今年の夏、バカンスに出かける人は3人に1人と8月2日朝6時台放送のフランスF2が放送していた。テレビ画面に中庭にビニールのプールをつくり水浴びする家族の楽しそうな様子を写していた。「毎年、大きな荷物をかかえてバカンスに出かけていた。家計が苦しいため今年は止めた。」とある主婦は話していた。30キロ離れているが、近くの親戚の家へ行く。キャンプ場がありそこで一日を過ごす人もいる。一方、フランスの歴代の大統領は3週間のバカンスをとっていた。バカンスの過ごし方が大統領がどんなタイプの人物かを知ることが出来た。大統領の方もそれを意識し実行した。オランド大統領は別荘で1週間のバカンスを過ごすと紹介していた。サルコジ大統領はバカンスの様子をすっぱ抜かれ国民は不況にあえいでいるのに大統領はなんだと批判されたと解説していた。
今朝放送の英BBCで、イギリス人の家庭では最近、家族だんらんの場に同じテレビ番組を見る傾向が増えて来たと紹介していた。1950年代イギリスでテレビが普及し始めた頃は、家族でテレビを囲み見ていた。今51%がスマホ、24%がタブレット端末でいろいろな映像を楽しんでいる。ロンドンオリンピックのテニスの試合でイギリス人が100数年振りで優勝した時の様子は80%が携帯モービルで見ていた。ただ、一家に3台のテレビがあり、家族が別々の番組を見ている家庭も多いと紹介していた。近くの喫茶店に出入りしているが、バカンスなどとんでもないという雰囲気だ。日本でも格差が拡大しているのであろう。
8月1日、NY市場は、この日発表された好調な経済データを裏付けに、NYダウは前日比128ドル高,15,626ドルと最高値を更新した。NY原油(WTI)はバレル2.86ドル、2.7%高、107.89ドルで取引された。NY金相場は小幅安、オンス1,311ドルだった。米債券は売られ、10年物国債の利回りは2.708%へ上昇した。NY外国為替市場で、1ドル=99.53~55円、1ユーロ=131.48~54円とドル高・円安が進んだ。2日朝6時台放送の米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「量的金融緩和が継続するとの見方が確認されたことが背景だ。」と一言で解説していた。朝5時45分から放送のモーニングサテライト出演の三井住友信託NY,藤田善嗣氏は為替で「ECBドラギ総裁が金融緩和の長期化は好ましくないと発言した。しかし、よほどのことがない限り、ドル高・円安が進展する。」と解説していた。
朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA,大宮弘幸氏は「米新規失業保険申請件数が32.1万件と5年半ぶりの低水準を記録した。7月の米製造業ISM指数が55.4と2011年6月来の高い水準を記録した。P&Jが好決算を発表した。これを受けてNYダウは15,600ドル台と史上最高値を更新した。為替市場では一時1ドル=99円後半までドル高・円安が進んだ。心配なことでは原油が一時バレル108ドルまで上げた。時間の経過とともにガソリン価格上昇に跳ね返って来る。米景気回復の足かせになるかどうか注意が必要だろう。」などと解説していた。バカンスに行く人、行けぬ人。毎日の送る経済情報も一切関わりがございませんと見ておられる方が意外に多いのかもしれない。(了)
フランス人で今年の夏、バカンスに出かける人は3人に1人と8月2日朝6時台放送のフランスF2が放送していた。テレビ画面に中庭にビニールのプールをつくり水浴びする家族の楽しそうな様子を写していた。「毎年、大きな荷物をかかえてバカンスに出かけていた。家計が苦しいため今年は止めた。」とある主婦は話していた。30キロ離れているが、近くの親戚の家へ行く。キャンプ場がありそこで一日を過ごす人もいる。一方、フランスの歴代の大統領は3週間のバカンスをとっていた。バカンスの過ごし方が大統領がどんなタイプの人物かを知ることが出来た。大統領の方もそれを意識し実行した。オランド大統領は別荘で1週間のバカンスを過ごすと紹介していた。サルコジ大統領はバカンスの様子をすっぱ抜かれ国民は不況にあえいでいるのに大統領はなんだと批判されたと解説していた。
今朝放送の英BBCで、イギリス人の家庭では最近、家族だんらんの場に同じテレビ番組を見る傾向が増えて来たと紹介していた。1950年代イギリスでテレビが普及し始めた頃は、家族でテレビを囲み見ていた。今51%がスマホ、24%がタブレット端末でいろいろな映像を楽しんでいる。ロンドンオリンピックのテニスの試合でイギリス人が100数年振りで優勝した時の様子は80%が携帯モービルで見ていた。ただ、一家に3台のテレビがあり、家族が別々の番組を見ている家庭も多いと紹介していた。近くの喫茶店に出入りしているが、バカンスなどとんでもないという雰囲気だ。日本でも格差が拡大しているのであろう。
8月1日、NY市場は、この日発表された好調な経済データを裏付けに、NYダウは前日比128ドル高,15,626ドルと最高値を更新した。NY原油(WTI)はバレル2.86ドル、2.7%高、107.89ドルで取引された。NY金相場は小幅安、オンス1,311ドルだった。米債券は売られ、10年物国債の利回りは2.708%へ上昇した。NY外国為替市場で、1ドル=99.53~55円、1ユーロ=131.48~54円とドル高・円安が進んだ。2日朝6時台放送の米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「量的金融緩和が継続するとの見方が確認されたことが背景だ。」と一言で解説していた。朝5時45分から放送のモーニングサテライト出演の三井住友信託NY,藤田善嗣氏は為替で「ECBドラギ総裁が金融緩和の長期化は好ましくないと発言した。しかし、よほどのことがない限り、ドル高・円安が進展する。」と解説していた。
朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA,大宮弘幸氏は「米新規失業保険申請件数が32.1万件と5年半ぶりの低水準を記録した。7月の米製造業ISM指数が55.4と2011年6月来の高い水準を記録した。P&Jが好決算を発表した。これを受けてNYダウは15,600ドル台と史上最高値を更新した。為替市場では一時1ドル=99円後半までドル高・円安が進んだ。心配なことでは原油が一時バレル108ドルまで上げた。時間の経過とともにガソリン価格上昇に跳ね返って来る。米景気回復の足かせになるかどうか注意が必要だろう。」などと解説していた。バカンスに行く人、行けぬ人。毎日の送る経済情報も一切関わりがございませんと見ておられる方が意外に多いのかもしれない。(了)