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NYダウはお疲れ相場、前日比72ドル安、NY為替1ドル=96.23円:9日付けWSJ紙電子版

2013-08-10 10:11:13 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


PBSアメリカテレビ・ニュ―スの昨日8月9日夕方近くの放送で、「Collision in 2012」著者、作家のD.ボルツ氏が出演、先の米大統領選挙で「オバマはアメリカで人種構成が、2008年の選挙から2012年にかけて変化していると見抜き、見事に当った。一方、ロムニー陣営、つまり共和党は、白人の比率が減り、人種構成が多様に変化していることは分かっていた。しかし、変わっていない、いや、変わっていないと信じたかった。その結果オバマに負けた。」と話していた個所が面白かった。「ロムニーは大統領選挙に出る前に家族会議を開いた。全会一致で反対だった。ロムニー自身が反対だったのだ。特にワシントンポストの社説で手ひどくたたかれた直後、スタッフは乗り越えられると云った。ロムニーは直感で無理だと思った。」と話してくれたと紹介していたくだりが面白かった。

ニューズウイーク誌日本版コラム「TokyoEye」の執筆者、スティ―ブン・ウォルシュ(StephenWalsh)が同誌最新号で「先日の参議院選挙は私にはショックだった。結果がではない。投票率がひどく低かったことだ。日本の将来にとって重要な問題が争点になっていたというのに。何よりがっかりしたのは若者の政治に対する無関心さだ。」と書いていた。
同誌は「日本を極める」と題して日本特集を組み、日本文化に心底ほれ込み、その道を極めている16人が登場する。その中のひとり安泰寺住職、ネルケ無方(ドイツ人)の「仏教に失望した末に到達した座禅の理想郷」の紹介記事の中で「24時間、自給自足で禅三米の寺があるとの噂を聞き付け、遠路はるばる安泰寺を訪れ、「禅を教えて欲しい」と申し込むと「安泰寺はおまえ自身がつくるんだ」と当時の住職に言われたことが、今も忘れられない。寺に何かしてもらうのではなく、自分が寺に何をすることができるかが大事なのだと云われた」とネルケ無方が紹介してくれた、と深田政彦記者が書いていた。

9日付けのWSJ紙電子版に、TomOrlik,YajunZhang,RichiardSilk記者が連名で「 中国経済回復の兆し、国営企業の問題を隠す」のタイトルで「中国の7月の鉱工業生産が前年比9.7%増加した。民間企業は10.9%増、国営企業は半分の5.6% だった。公営企業の不振の原因は、生産性の低さにある。投下資本に対するリターンは民間の12.4%と比べて国営は4.6%だった。誰も企業の赤字の責任をとらない。倒産同然の企業に政府は援助を続けている。李克強首相は今年3月の演説で、非効率な国営企業を整理すると話した。ある国営電力会社で働くGuoLirong(45)は、「働くのは1週間で1日、あとはおしゃべりしたり、お茶飲んだり、新聞を読んでいる。国営企業改革だって?いいことだと分かっている。おれが辞めてからにしてもらいたい。」と話したと書いていた。

9日NYダウは薄商いの中、前日比72ドル安、15,425ドルで取引を終えた。9日付けWSJ紙電子版でMattJemsky記者は「新高値を更新した後、マ―ケットは少しお疲れのようだ」と語る専門家の言葉を紹介していた。NY原油(WTI)はバレル106.03ドルへ上げた。NY金は小幅高オンス1,313.50ドル、NY為替は1ドル=96.23円とドル安・円高だった。(了)

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