米製造受注高増加(学校で教えてくれない経済学)
「身体検査を受けなければ首都の地下鉄にも乗れない。」とニューズウイーク誌日本版6月10日号に出ていた。「北京市の地下鉄は先週、市内を走る路線の3つの駅で新たに乗客全員の身体検査を始めた。」と記事は続く。4日朝放送の中国CCTVは「ベトナムは南沙諸島での中国船に妨害活動をやめない。」と外務省コーライ報道官が話す様子をテレビ画面に映していた。一方、同日朝放送のベトナムTVEは「中国によるベトナム漁船に対する激しい妨害行動が収まらない。中国は戦闘機5機を上空に飛ばし120隻の船舶でベトナム漁船が石油掘削基地に近づくと放水、撤退を要求する。ベトナムの排他的経済水域内である。ベトナムは特定の国への依存を改め、日本、韓国、豪州、インドなどへ拡散させる。同時にベトナム国内開発を見直す。効率を重視し、労働生産性を高めなければならない。」と伝えた。
シンガポールCNAは「6月3日,天安門事件25周年を迎えた。中国政府は同事件に関する一切の報道を封印した。多くの外国人記者が身柄を拘束された。グーグルの検索サービスがとめられた。」と伝えていた。シンガポールCNAは「世界最大のCO2排出量の中国が2,016年から上限を設けると初めて発表した。今のところ具体的内容は発表されていない。中国はエネルギーの65%を石炭に依存している。石炭を大量に使う鉄鋼、セメントが対象となりそうだ。一方、経済成長とのリバランスが課題となる。ロシアから天然ガス輸入で合意した。」と紹介していた。韓国KBSは「地方選挙を週末に控えて、野党は遊説先で、パク・クネの涙を取るか。国民の涙を取るのかの戦いだと訴えた。」と伝えていた。タイCH9は「バンコク市内での外出禁止令が3日、解除された。」と伝えた。
欧州関係ではドイツZDFは「メルケル首相はプーチン大統領とウクライナ問題で会談することが決まった。ウクライナ国内では東西の対立は深まっている。オバマ大統領はポーランドを訪問、アメリカは10億ドルを用意して東ヨーロッパを支援すると語った。」と伝えていた。ロシアRTRは「ウクライナ軍はドネスク市民にも空からロケット弾を撃ち込んだ。戦争状態が続いている。」と伝えた。
一方、3日のNY市場では、4日のECB理事会、週末6日発表の5月米雇用統計を控えて様子見気分が強まり、NYダウは前日比21ドル安、16,722ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは年2.599%へ上昇した。NY外国為替市場では、1ドル=102.52~54円、1ユーロ=139.69~74円で取引された。NY原油(WTI)は0.3%高、バレル102.33ドル、NY金は0.1%高、オンス1,245.30ドルだった。NHK/BS7時台放送の「経済情報」出演のみずほ銀行,岩田浩二氏は「欧州株安を受けて安く始まったが、米製造業受注の改善を受けて相場は持ち直した。米長期金利が一時年2.6% 台に戻した。週末発表の米雇用データは21万5,000人増を予想している。雇用増に加えてイエレン米FRB議長は一人当たり賃金、労働参加率にも目を向けている。米FRBが利上げに舵を切るとの見方は少ない。為替市場では雇用が予想以上に増加すれば、さらなるドル円相場上昇につながる。」と解説していた。(了)
「身体検査を受けなければ首都の地下鉄にも乗れない。」とニューズウイーク誌日本版6月10日号に出ていた。「北京市の地下鉄は先週、市内を走る路線の3つの駅で新たに乗客全員の身体検査を始めた。」と記事は続く。4日朝放送の中国CCTVは「ベトナムは南沙諸島での中国船に妨害活動をやめない。」と外務省コーライ報道官が話す様子をテレビ画面に映していた。一方、同日朝放送のベトナムTVEは「中国によるベトナム漁船に対する激しい妨害行動が収まらない。中国は戦闘機5機を上空に飛ばし120隻の船舶でベトナム漁船が石油掘削基地に近づくと放水、撤退を要求する。ベトナムの排他的経済水域内である。ベトナムは特定の国への依存を改め、日本、韓国、豪州、インドなどへ拡散させる。同時にベトナム国内開発を見直す。効率を重視し、労働生産性を高めなければならない。」と伝えた。
シンガポールCNAは「6月3日,天安門事件25周年を迎えた。中国政府は同事件に関する一切の報道を封印した。多くの外国人記者が身柄を拘束された。グーグルの検索サービスがとめられた。」と伝えていた。シンガポールCNAは「世界最大のCO2排出量の中国が2,016年から上限を設けると初めて発表した。今のところ具体的内容は発表されていない。中国はエネルギーの65%を石炭に依存している。石炭を大量に使う鉄鋼、セメントが対象となりそうだ。一方、経済成長とのリバランスが課題となる。ロシアから天然ガス輸入で合意した。」と紹介していた。韓国KBSは「地方選挙を週末に控えて、野党は遊説先で、パク・クネの涙を取るか。国民の涙を取るのかの戦いだと訴えた。」と伝えていた。タイCH9は「バンコク市内での外出禁止令が3日、解除された。」と伝えた。
欧州関係ではドイツZDFは「メルケル首相はプーチン大統領とウクライナ問題で会談することが決まった。ウクライナ国内では東西の対立は深まっている。オバマ大統領はポーランドを訪問、アメリカは10億ドルを用意して東ヨーロッパを支援すると語った。」と伝えていた。ロシアRTRは「ウクライナ軍はドネスク市民にも空からロケット弾を撃ち込んだ。戦争状態が続いている。」と伝えた。
一方、3日のNY市場では、4日のECB理事会、週末6日発表の5月米雇用統計を控えて様子見気分が強まり、NYダウは前日比21ドル安、16,722ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは年2.599%へ上昇した。NY外国為替市場では、1ドル=102.52~54円、1ユーロ=139.69~74円で取引された。NY原油(WTI)は0.3%高、バレル102.33ドル、NY金は0.1%高、オンス1,245.30ドルだった。NHK/BS7時台放送の「経済情報」出演のみずほ銀行,岩田浩二氏は「欧州株安を受けて安く始まったが、米製造業受注の改善を受けて相場は持ち直した。米長期金利が一時年2.6% 台に戻した。週末発表の米雇用データは21万5,000人増を予想している。雇用増に加えてイエレン米FRB議長は一人当たり賃金、労働参加率にも目を向けている。米FRBが利上げに舵を切るとの見方は少ない。為替市場では雇用が予想以上に増加すれば、さらなるドル円相場上昇につながる。」と解説していた。(了)