ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

きょうは臨床実践塾。 DVDでの受講が増えてきました

2014-06-22 11:33:18 | 診断即治療と虹彩学


最近、DVDでの受講を希望する方が増えてきました。
ですから、DVDでの受講者の方々のためにマイクを買いました。
と言いますのは、大阪国際交流センターの会議室は、無線マイクを使うと他の部屋の音声に影響が出るとのことで、絶対有線マイクでないとダメなのです。
(センターが提供する無線マイクでしたらOKなのですが…)

先月の実践塾までは、スピーカーを持ち込んで撮影したのですが、実技になるとマイクが邪魔になるので、実技は地声でやったのですが、DVDに録画して聞いてみると、どうも聞き取りにくいところがあったのです。

それでマイクと延長コードを買って来て、延長コードを3本つないでテストしてみました。
バッチリでした。(^_^;)

これでDVDでの受講予約をしてくれた方々にも、はっきりした音声でDVDをお届けすることができそうです。

ただし、DVDはパスワードで鍵を掛けますので、今のところパソコンでしか見ることはできません。

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老舗合繊メーカーT社株主総会風景(スケッチ&コメント)

2014-06-22 07:58:57 | スケッチ


老舗合繊メーカーT社株主総会風景

江嵜企画代表・Ken



大阪堺筋に本社がある老舗合繊メーカーT社の株主総会が先週末6月20日に午前10時から大阪キタにあるウエスチングホテル大阪で開かれ楽しみにして出かけた。お土産をもらうためだけに株主総会に出かける主婦もあると聞く。この日は下駄箱や物置などに置いて湿気を吸収してくれる『BOXDRY』と超極細繊維「ナノフロント」を使った『あっちこっちふきんナノ』が入口で出席株主に配られた。会場の様子をいつものようにスケッチした。

型どおり会社概要が会場正面に用意されたスクリーンにナレーション付きで映される。筆者の目的は株主がなにを聞き、それに対して会社の責任者である特に社長さんがどうお答えになるかを聞くこと。
他はどうでもいいとはいわないが、『一年ひと場所』、株主が経営者の息遣いに触れる数少ない機会である。
質問は10時35分から始まり、11時50分まで記憶違いでなければ、15人が質問した。

議長(鈴木純社長)は「出来るだけ多くの株主様にご質問願いたいので、おひとり3分以内、2問までと型通りくぎを刺した。どこの株主総会でも一人や二人常識はずれの方がおられる。この日はその手の方がおられず、まじめな質問が多かった。

ナレーションの中でも配布された「株主総会ご通知」の中にも「対処すべき課題」という項目がある。
「ソリューション提供型のビズネスモデルへの進化」を通じて『構造改革』、『成長戦略』の両軸において持続的な成長への取り組みを進めていく」と総会席上でも繰り返された。

よほどの専門家でなければ一般の株主にわかれと言われても無理。どうしても配当年4円、株価が東レ,旭化成の1/3では納得できない。将来どうなるのか心配な株主から社長さんの意見を聞きたいとかなりご年配の男性が聞いた。「この問題は議長のわたくしからお話しさせていただきます」と断って「ようやく80億の利益がでた。株価はそのあたりをみているのかもしれない。全力を挙げて経営改善にとりくむので今しばらく時間が欲しい。」とかわした。

ある株主から「あれこれ事業をやっている。業種が多すぎるのではないか」という質問が出た。これに対して「平成26年4月より『新事業推進本部』を作り将来性のない事業は中止、先端医療など新たな事業化に向けて鋭意開発に努める」と答えた。この手の話は長年T社の株主総会に出ているが聞かされては裏切られて来た。
昭和33年(1958)2月生まれの若手社長さんのわかりやすいご英断に期待したい。

為替レートをどう見ているかという質問もあった。担当のY常務が「来年度は1ドル=100円、1ユーロ=135円を想定している。ドルが1円上下すると2億円売り上げが上下する。売り値に転嫁して対応したい。」と答えた。為替レートは神のみぞ知る世界である。為替も大事だが、「T社はなんの会社ですか?」と仮に小学生に聞かれて即答できない会社にだけにはなってほしくないと前々から思っている。

他の質問では炭素繊維の将来はどうか。アメリカのGMとの量産部品の将来について聞かれた。最近の話題の一つとしてキョーリン製薬株買い増しの件についても質問が出た。「M&Aには2000~5000 億の資金の中で積極的に今後も対応していく。」と社長さん自ら答えた。M&Aに関しては、意欲的であることがうかがえた。

『軽量化』や『省資源』『省エネルギー』への貢献を今年の株主総会でも繰り返し訴えた。「価値あるソリユーションの提供を追及していきます」といただいたお土産に添えられたチラシに書いてあった。説明も大事である。
しかし、もっと大事なのは、「わかりやすい会社に生まれ変わることではないか」と思いながらホテル玄関前に用意されたバスに乗せていただいて家路についた次第である。(了)

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