ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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イラク情勢混迷、インドパキスタン国境で銃撃戦、中国人権活動家、周永康氏拘束、物情騒然の中、

2014-06-14 09:50:54 | 経済学
NYダウ41ドル高(学校で教えてくれない経済学)


イングランド銀行、カーニー総裁が6月13日、早ければ年末には利上げを実施するかも知れないと発言した。それを受けて英ポンドが1ポンド=1.70ドル近くまで上昇したと14日朝放送の英BBCが伝えた。利上げになれば預金者は歓迎。一方、住宅ローンで家を買った人は困るとそれぞれの立場でBBC記者のインタビューに答えていた。利上げを嫌う株式市場だが、欧州市場が、カーニー総裁発言のあとも、むしろ景気回復基調を歓迎して、堅調に推移した。大西洋を渡ってNY市場は、欧州株高を受けて、NYダウは前日比41ドル高、16,775ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.608% へ上昇した。NY外国為替市場ではドルが買い戻され、1ドル=102.05~09円、1ユーロ=138.13=16円で取引された。NY原油(WTI)は小幅高バレル106.91ドル、NY金は横ばいのオンス1,273.70ドルだった。

14日朝放送の米ブルームバーグ出演のストラテジスト、Kiesel氏は「米FRBは2015年後半まで利上げを実施しないであろう。労働参加者が徐々に増えれば、逆に失業率は減らない。イエレンFRB議長は利上げに踏みきらないのではないか。米国景気は緩やかに改善を続けるだろう。」とコメントしていた。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、石丸伸二氏は「イラク情勢悪化を受けてNY株式市場は安く始まった。ところが欧州株価堅調を見て買い戻された。つれて、ドル売り円買いの流れにブレーキがかかった。原油相場は一時バレル107ドルを突破したが106ドル台に戻された。バレル110ドル高値を意識した動きが続くが原油相場がさらに上昇を続けると見ていない。」と話した。

イラク情勢については14日朝放送の「ワールドニュース」で英BBCは「オバマ米大統領は地上軍を派遣する用意はないと話した。戦争疲れしているアメリカはイラクへの軍事介入には消極的だ。ただ、アメリカはイラク周辺のトルコ、サウジアラビア、バーレーンには軍事基地を有している。バーレーンには米第五艦隊が配備されている。アメリカがやる気になればいつでも出動可能だ。共和党ベイナー下院議長は『ホワイトハウスは遅きに失した』と非難した。」と伝えた。英BBCは宗教指導者、スンニ派のシスター師が『われわれの国は
はばらばらになってしまう。武器を取って戦え』と訴える様子を映していた。カタールアルジャジーラは「過激派グループISISはムスリム制覇のあとフセイン元大統領のおひざ元テクリートを制圧、バクダッドに向けて南下している。バクダッド防衛にはあらゆる手立てを用意しているとイラク中央政府軍司令官は語った。」と伝えた。

一方、インドNDTVはインド、パキスタン国境で停戦ラインをめぐって銃撃戦が行われた。インド、モディ首相はパキスタン大統領に書簡を送り、対立と暴力のない関係を早期に実現したいと訴えたと伝えた。ロシアRTRは①ウクライナ軍がウクライナ東部一部を奪還した②ウクライナはガスプロムへ天然ガス代金未払いが続いている。6月16日以降未払いならガス供給は止められると伝えていた。韓国KBSは7人新閣僚が任命されたと伝えた。中国政府は人権活動家、周永康氏を拘束した。多くの日本の若者に外に目を向けて欲しい。(了)

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