ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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イラク第2の都市モスルが無政府状態、NYダウ史上最高値を更新、原油バレル104ドル台へ反発

2014-06-11 10:29:16 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「異色の新首相はインドを救えるか」と「冷静な実務家とヒンドゥー至上主義者、モディの2つの顔が期待と不安をもたらす」と近着ニューズウイーク誌日本版でアフシン・モラビ(ニューアメリカ財団上級研究員)が書いていた。同記事は「モディは10代で戦闘的なヒンドゥー至上主義組織の民族義勇団(RSS)に身を投じた。今でも正規メンバーだ。だが、彼の中にあるグジャラード商人の魂は、党内や彼が若いころのより過激な考え方に違和感を覚えるだろう。商人は現実的でイデオロギーにそれほど関心がなく、どちらかというと安定や市場開放を求める。」「モディは今回の選挙戦を通じて『寺よりトイレ(宗教より衛生を重視する)』と訴えた。」記事の中で「モディは親日家だし、安倍普三首相とも親しい。ただ、インドには決定的弱みがある。人口は中国なみ。しかし外交官はその5分の1だ。語学に堪能な外交官が少ない。加えてインドの外交官は商才がない。商売のわかる官僚もいない。」とインドのカギを握るのは外交だがモディを支える人材がいないと問題点を指摘していた。

11日ワールドニュース放送のインドNDTVは「パキスタン、カラチ空港襲撃事件から36時間もたたない中再び武装勢力『パキスタンタリバン運動』が訓練学校を襲撃した。今のところ犠牲者の報告はない。」と伝えていた。先のニューズウイーク誌は「パキスタンではインドを国家に対する脅威とみなす意識が強い。しかし、最近は、軍内部でも見方が一変した。戦うべきはタリバンの脅威だと認識している。」とシャリー・マルホト記者が書いていた。
同誌タリバン関連の記事では「5年にわたりタリバンに拘束されていた米兵士がキューバグアンタナモで拘束されていたタリバン幹部5人と『人質交換』された。米議会でごうごうた
る論争を巻き起こしている。」とビング・ウエスト(元国防次官補)が書いていた。日本で住んでいるとこの手の話がビビッドにまったく伝ってこない。日本があまりにも平和なためにすっかり日本人のあらゆる階層で聞く耳を持たなくなっているのかもしれない。

香港ATV,シンガポールCNAがともに中国国務院が26ページの「香港白書」を9日出し「一国二制度」は『高度な自治は中国の基本法を超えるものではない』とくぎを刺したと伝えていた。中国CCTVは5月のCPI(消費者物価指数)が前月比2.5% 増加したと中身を詳しく伝えた後、「香港白書」を取り上げ「中央政府はすべての管轄権を持っている。外部の内政干渉は許されない。」と伝えていた。中国関連ではフィリピンABS-CBNは「駐比中国大使は『中国フィリピンの貿易額は125億ドル、昨年から14.6% 増加した。中比両国は一時的に多くの問題を抱えているが1,000年の歴史がある。両国で問題解決の責任がある。』と話したと紹介していた。ベトナムTVEはトンキン湾で操業中のベトナム船が中国船に体当たりされたと伝えた。イラクモスルが無政府状態にあるとアルジャジーラが伝えていた。

10日NY市場はNYダウが2ドル高,16,945ドルと5連騰史上最高値を更新した。10年物米国債利回りは2.640%へ上昇した。NY為替は1ドル=102.29円、1ユーロ=138.58円、NY原油はバレル104.35ドル、NY金はオンス1,259.30ドルだった。別世界である。(了)

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