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韓国でMERSウイルス感染者増加、政府対応の遅れ批判高まる、朴大統領訪米とり止めの声も:

2015-06-10 10:31:32 | 経済学
9日付ブルームバーグ報じる(学校で教えてくれない経済学)


「韓国、朴大統領の支持率が低迷、MERS対応で後手、訪米延期を促す声」とのタイトルで9日付ブルームバーグ電子版でSamKim記者が書いていた。同記事によると「朴大統領は6/14~15の予定で訪米、16日にオバマ米大統領との会談を予定している。MERSコロナウイルスにより韓国内で100人以上が新たに感染、8人が死亡した。外国からの韓国への旅行客のキャンセルが数千件を超えた。国内ではショッピングモールやレストランを避け、個人消費下落が懸念されている。ゴールドマンサックスは韓国の今年のGDP成長率を当初の3.3%を2.7%へ引き下げた。朴大統領が6月1日、側近との会合の後、初めてMERS感染について公言した。MERS感染確認の12日後だった。感染者が治療を受けている病院名公表には18日かかった」と書いていた。

10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは9日時点でのMERS感染者数は95人に達したと伝えた。香港ABCは「香港政府が韓国でのMERS感染警戒レベルを一段階引き上げ現状警戒レベルとした結果、香港で一部に混乱が発生した。政府当局は、不要不急の旅行は控えて欲しいと重ねて要請した」と伝えた。ロシアテレビはウクライナ東部での化学工場での爆発事故を伝えた後「韓国でMERS感染者が増加を続けている。死亡者が8人に達した。ソウル市内ではマスクをつけた人が増えた。ロシア外務省は不要不急の韓国旅行自粛を勧告している。感染者が減る気配はない。」と特派員が語る様子を写していた。

ドイツ ZDFは「ギリシャチプラス首相が債権団に新提案を出して来た。内容は公表されていない。しかし、債権団から非公式に流れてくる情報では、年金改正含め具体的な対応策は示されていない。チプロス首相、メルケル首相、オランド大統領の3者会談が9日に、翌日にはユンケルEU委員長入れて4者会談が予定されている。交渉が決裂すればギリシャはユーロからの離脱の可能性が出て来る。」と総括していた。ドイツZDFは「G7で地球温暖化防止に向けて年末開かれるCOP21での合意に対して決意表明が採択された。しかし、ドイツ国内で不信感が強まっている。ドイツは石炭火力による発電を積極的に進めている。ドイツは化石燃料による発電を止めることは不可能だと、野党、左派党は指揮した。G7共同声明に大きな疑問符が付いた。」と総括していた。

一方、9日のNY市場では、原油(WTI)相場が前日下げた反動もあり3.3%反発、バレル60.14ドルと60ドル台を回復した。ブルームバーグ、MarkShenk記者は「米シエールガスの生産の落ち込みは7月まで続くと米エネルギー情報局(EIA)が発表した。OPECは市場争奪戦で強硬、米シエールガス業者が降伏していると市場は受け止めた」と書いていた。NY株式市場では、来週のFOMC(連邦公開市場委員会)を控えて様子見、ギリシャ情勢不透明からNYダウは前日比横ばいの2ドル安、17,764ドルで取引を終えた。債券が売られ10年物米国債の利回りは2.442%へ上昇した。NY外為市場も様子見、1ドル=124.35円、1ユーロ=140.21円、NY金はオンス小幅高、オンス1,177.30ドルで取引を終了した。(了)

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