ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ムクゲも咲いたよ(スケッチ&コメント)

2015-06-29 23:01:13 | スケッチ


ムクゲも咲いたよ

江嵜企画代表・Ken


ムクゲが私のことをまさかお忘れではござんせんでしょうなと、云わんばかりにこ
こ数日で次々開花してきた。私ごとながら本日、6月29日は、77歳の誕生日である。
長いようでアッという間に過ぎてしまった。人生なんて短いなと最近特に思うように
なった。

 天気予報では本日は暑くなると聞いていた。朝一番とはいかなかったが、なんとか
6時台の電車に乗り、まるで天まで届けよと、せり出した枝を順番に上から下に向け
てスケッチした。つぼみが競争で突き出している姿が特に印象的だった。

 ムクゲは逞しい木である。秋にお礼肥やしをやる程度である。真夏でも水をやらな
い。その他これといった世話を焼いた記憶もない。咲き終われば下の幹を残してバッ
サリ切る。年が明け4月過ぎから芽を出し、6月も末になるとご覧のとおり一斉に開花
する。

ヤフーのブログでムクゲを検索した。アオイ科芙蓉属の落葉低木。庭木として広く
植栽される。夏の茶花として欠かせぬ花。和名は中国の木槿(もくきん)を音読みし木
槿(むくげ),木槿花(もくきんか)とよばれるようになった。

 中国原産。シリア、インドなど東南アジアまで自生している。日本には朝鮮半島経
由で渡来したといわれる。乾燥に強く、荒れた土地にも耐える。初夏から秋まで花期
は長い。花は1日でしぼむが次々咲き変わる。韓国の国花である。

 花は乾燥させても木槿花という生薬になる。消化器系に効くとされ胃腸炎の改善や
下痢止めなどに用いられる。

 ムクゲの花言葉は、「尊敬」、「柔和」、「信念」、「デリケートな美」とあっ
た。槿(ムクゲ)の名を頂いた韓国、朴槿恵大統領と日本政府が抜き差しならぬ関係
に陥ってしまった現実は誠に不幸である。(了)

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福池ふれあいまちづくり協議会の定期研修会風景(スケッチ&コメント)

2015-06-29 06:07:20 | スケッチ


福池ふれあいまちづくり協議会の定期研修会風景

江嵜企画代表・Ken


福池ふれあいまちづくり協議会研修会が6月27日午前10時半から福池
地域福祉センターである。演題は「TPPの進捗状況」、講師は地元、
衆議員議員、盛山正仁氏で、時間があれば聞きに来ませんかと、小・中・高先輩のK
さんから案内があり楽しみにして出かけた。会場の様子をいつものようにスケッチし
た。ご婦人含め約20人が参加した。

 たまたま米上院本会議で米時間6月24日、オバマ米大統領に通商一括交渉権(TP
A)を与える法案を賛成多数で可決、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉に弾みがつき
そうな雰囲気が出てきた。

 「このたびの研究会は、見事なタイミングである。協議会委員長Kさんの慧眼に敬
意を表する」と、講師が大いに持ち上げて講演ははじまった。Kさんはあらかじめ以
下3つのポイントを講師にぶつけていた。

 ①TPPは日本経済に本当にメリットがあるのか、②日本国民に具体的にどのよう
な影響があるのか、③日本の農業がTPP実施後蹂躙されないのか。

 講師は①日本は資源に乏しく将来共に基本的に貿易で飯をくっていかなければなら
ない。TPP加盟国12ケ国との間の貿易が自由かつ活発化するメリットは大きい、②
特に物が安く買える点で消費者にとってプラス、③最大の問題は農業、特に米農家へ
の影響が存在するが、日本の米に対する人気は高い。米、野菜、リンゴなどの果物で
の輸出拡大の可能性が出てきた。守るだけが農業政策ではないと評価した。日本は今
までTPPのデメリットを過大に評価してきたのではないかと指摘した。

 講師は、将来も、日本は軍事力で存在感を発揮することはできない。1970~80年の
日本バッシングを経て、その後日本パッシングの時代が続いた。これからは経済をう
まく使って日本が旗を振り、日本存在感を発揮することが国の安全保障につながると
指摘した。

 特に農業政策は安全保障にとっても重要である。今後のTPP交渉では、特に農業
や水産分野では特に得意分野を伸ばしていくことが重要だ。困った、困っただけで
は、日本全体のプラスにならないと講師は力説した。

 参加者からは農業への風当たりが今以上に強まるとの危惧が多く出された。今後の
TPP交渉の過程で様々な紆余曲折が予想される。TPP交渉の結果が日本の将来に
プラスになるよう取り組んでいきたいと話した。

 1時間程度の研究会でTPPについてなにもかも分かれというには無理がある。し
かし、今回のような庶民レベルでの会合で、都市に住む住民も農業問題含めて日本国
民一人一人にとってTPP交渉の行方が、他人事でない、身近な問題であることを改
めて知ることが出来た意味は大いにあると思いながら会場を後にした次第である。
(了)

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