ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

老舗合繊メーカーT社株主総会風景(スケッチ&コメント)

2015-06-25 09:57:40 | スケッチ


老舗合繊メーカーT社株主総会風景

江嵜企画代表・Ken


老舗合繊メーカーT社の株主総会が大阪キタにあるウエスティンホテル
で24日午前10時から開かれ社長さんが株主にどんな対応をされるかそれ
一本に絞って楽しみに参加した。会場の様子を恒例によりスケッチした。

 企業の現状についてはあらかじめ会場に用意されたプロジェクターで
紹介された。来季の見通しとして売上8,250億円はさておき、純利益
250億円、ROE8%を目標とすると社長さんが明言されたことは注目に値する。

 10時半過ぎから始まった株主との質疑応答では7~8人の株主から
質問があった。11時15分過ぎに提案事項全てが異議なく承認された。
閉会まぎはまで質問が続いたが、多くは所管の役員さんが説明したが
「これは私自身がお答えします」と断って社長さん自らが丁寧に説明
された姿が印象的だった。

 配当が少なすぎる。恥ずかしくないのかという株主として率直な
質問があったが、バランスをとりながら利益配分をしている。ご理解願い
たいとかわした。ようやく赤字体質から脱却した段階だ。今年度特別損失を
計上して株主様にご迷惑をおかけした。来季にはほぼ清算を終える
見通しだと話した。

 労働組合とうまくいっているのかとの質問が出た。担当役員から
労働組合との連携はうまくいっている。共通の目標のもと今後とも
進めていきたいと答えた。

 新しく紹介する素材や製品はないのかとの質問には炭素繊維を
取り上げ、米GM社との共同開発している新製品は各方面から注目
されていると胸をはった。新薬の開発ふくめヘルスケア事業には
こんごも力を入れていきたいと社長さんは力説した。

 株主総会出席者に当社が新たに開発した傘地素材『ウオーターバリア』
出来た傘が用意された。謳い文句には雨天時に使用した後、ひと振りで
水滴が切れる。常にからりとした状態に保つことが出来ると書いていた。
家内にお土産としてわたした。奥様方に喜ばれる予感がする。

 会場でも元役員さんの懐かしい面々にお会いできた。収穫の多い株主
総会だった。厳しい経営環境が続くがT社の成長を期待しながら
会場を後にした。

 あわただしく帰宅した。気になっていた、女子ワールドカップ
対オランダ戦勝利の一瞬を、帰宅後ぎりぎりのタイミングで確認
出来幸いだった。(了)

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ギリシャ問題でヨーロッパ会議再び暗礁に乗り上げ、欧州株安、つれてNYダウも178ドル安

2015-06-25 08:37:30 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「中米戦略経済対話」が24日ワシントンで開催、アメリカはケリー国務長官、バイデン副大統領、ルー財務長官が出席した。中国側は習近平国家主席からの中米は人的交流を活発化し協力強化することが世界の平和と福祉に貢献するとのメッセージを米側に手渡したと25日朝放送の中国CCTVは報じた。上海、「東方衛視」は「中米戦略経済対話」開催を伝え「アメリカ側は中国からのサイバー攻撃問題と南シナ海での航行の安全確保の重要性を指摘した」と伝えた。「東方衛視」は2014年、中国で薬物乱用者の数が295万人でこのうち35歳以下が大半だった。かっては薬物乱用者は農民が多くを占めていたたが最近では一般公務員など自由職業人へ変化している。薬物の90%はパキスタン、インドなど中国との国境から密輸される。国境警備の強化をはかると指摘した薬物報告書を初めてまとめたと伝えた。

「東方衛視」は、25日朝の放送で、昨年、中国で冷凍食品10万トンが使用されていた。中には1970年代、1980年代製ラベルの製品が含まれていたと報じた。25日朝放送のシンガポールCNAも中国で昨今食の安全意識が高まっている。昨年10月から冷凍食品の取り締まり強化がはじまったと伝えた。香港ATVは25日朝の放送で、中国から香港に1970年代に作られていた冷凍肉が含まれていたことが800トンの抜き取り検査で分かった。これを受けて、香港政府は厳しく取り締まっており全く問題ないと語ったと伝えた。いずれにしろ、冷凍食品に死角あり。今朝のワールドニュースでの一連の報道は強く印象に残った。

ドイツZDFは25日朝の放送でドイツ訪問中のエリザベス女王がドイツ人に温く迎えられた。エリザベス女王の後ろに同行したカメロン首相が控えていた。イギリスとドイツが親密な関係にあり運命共同体であることを政治的に演出する意図は明らかだったと総括していた。一方、フランスF2はウイキリークスが2008~12年の間、アメリカの情報局NSAがシラク、サルコジ、オランド3人の大統領の私的会話含めて盗聴していたと暴露した。バルスフランス首相はフランス議会で許されない暴挙だと非難した。野党党首も賛同した。オバマ米大横領は過去の話である。2014年以降一切やっていないとの談話を発表したと伝えた。

ギリシャ問題解決に向けたヨーロッパ会議が再び暗礁に乗り上げたとドイツZDF,フランスF2が伝えた。25日付のブルームバーグ電子版でDavidGoodman記者は「ドイツ財務省の発言後、ギリシャ債務協議はまだ先がない長いと受け止められ、ドイツ国債が上昇、利回りが低下した。欧州株は軒並み売られた。ユーロ財務相会議、デイセルブルム議長は『まだ大量の作業があり、決着に至っていない』と語った」と書いた。

24日のNY市場はギリシャ情勢に対する楽観論が後退、下げた欧州株の流れを受けて、NYダウは前日比178ドル安、17,966ドルで取引を終えた。米債券が買われ、10年物米債利回りが2.370%へ低下、NY外為市場では1ドル=123.88円、1ユーロ=138.85円で取引された。NY原油(WTI)はバレル60.27ドル、NY,金はオンス1,172.90ドルへ下落した。(了)

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