ドル買われ1ドル=123.35円(学校で教えてくれない経済学)
韓国KBSは6月23日朝の放送で、日韓で同時開催された日韓国交回復50周年記念行事で、東京で開かれた韓国政府主催の式典に安倍首相が出席、ソウルで開かれた日本政府主催の式典に朴大統領が出席、それぞれ挨拶したと伝え、韓日関係は一歩前進だ。8月発表される安倍談話を注目していると総括した。ただ、従軍慰安婦問題では日本の謝罪がまずあって両国首脳会談が実現すると、韓国外相は、23日夜放送のNHK記者とのインタビューで答えていた。一方、23日朝放送のドイツZDFは22日、ギリシャチプラス首相から新提案が出されたが、ドイツショイブレ財務相は全く内容を満たしていないと切り捨てたと伝えた。22日開かれた緊急EU首脳会談は週末再度集まることを決めただけで散会したと伝えた。
23日朝放送のスペインTVEはギリシャ議会前でチプラス首相支持派の200人と反対派グループの間で小競り合いがあり、多数のけが人が出たと冒頭伝え、ギリシャ提案に対してEUで合意が得られなければギリシャはデフォルトに陥る。ギリシャの命綱であるECBは数週間前までは週単位でギリシャ国債を買い取り資金供給していたが、ここ数日はデイリーで資金供給する切迫した状況に追い込まれていると伝えた。フランスF2はEU首脳会議に到着したにこやかな表情のチプラス首相、一方、厳しい表情のメルケル、ドイツ首相、険しい表情で会場に入ったフランス、オランド首相、双方の表情がきわだって対照的だったと伝え、24日に再度集まることを決めることだけで22日のEU首脳会議は終わった。先行きは楽観できないと解説していた。
シンガポールCNAは23日朝の放送で韓国MERSコロナウイルスで新たに2名死亡、死者は27人、感染者は3人増え170人に達したと伝えた。韓国KBSもMERSウイルス感染防止のため海外旅行を控えるよう要請したと伝えた。週末新たな感染者がなくなったとの当局の発表後の感染者発生で韓国政府も対応に苦慮していることが伝わる。日本では日本人のMERS感染者の退院が発表されたが、22日放送のNHK/BS地方局放送の紹介で小松空港経由の旅行客が激減した。北陸新幹線が開通し新たなルートとして期待されていただけに今回の韓国でのMERS感染は他人事ではないと語る関係者の姿を映していた。
一方、週明け22日のNY市場では、米企業買収のニュース、好調な住宅データの発表、ギリシャ問題解決で進展が期待できるとの観測が広がり、NYダウは先週末比103ドル高、18,119ドルで取引を終えた。NY外為市場では、ギリシャが新提案を出したことで欧州の当局者は合意に達するとの楽観論が生まれ、ユーロが対ドル、対円共に買われた。10年物米国債が売られ利回りは2.374%へ上げた。円は対ドル、対ユーロ共に下げ、1ドル=123.35~38円、1ユーロ=139.87~96円で取引された。NY原油(WTI)は小幅高のオンス59.18ドル、一方、NY金はドル安期待が外れ、オンス1,183.70ドルへ急反落した。
めまぐるしく動く世界情勢、若者にとっては世界を学ぶ絶好のチャンスかもしれない。(了)
韓国KBSは6月23日朝の放送で、日韓で同時開催された日韓国交回復50周年記念行事で、東京で開かれた韓国政府主催の式典に安倍首相が出席、ソウルで開かれた日本政府主催の式典に朴大統領が出席、それぞれ挨拶したと伝え、韓日関係は一歩前進だ。8月発表される安倍談話を注目していると総括した。ただ、従軍慰安婦問題では日本の謝罪がまずあって両国首脳会談が実現すると、韓国外相は、23日夜放送のNHK記者とのインタビューで答えていた。一方、23日朝放送のドイツZDFは22日、ギリシャチプラス首相から新提案が出されたが、ドイツショイブレ財務相は全く内容を満たしていないと切り捨てたと伝えた。22日開かれた緊急EU首脳会談は週末再度集まることを決めただけで散会したと伝えた。
23日朝放送のスペインTVEはギリシャ議会前でチプラス首相支持派の200人と反対派グループの間で小競り合いがあり、多数のけが人が出たと冒頭伝え、ギリシャ提案に対してEUで合意が得られなければギリシャはデフォルトに陥る。ギリシャの命綱であるECBは数週間前までは週単位でギリシャ国債を買い取り資金供給していたが、ここ数日はデイリーで資金供給する切迫した状況に追い込まれていると伝えた。フランスF2はEU首脳会議に到着したにこやかな表情のチプラス首相、一方、厳しい表情のメルケル、ドイツ首相、険しい表情で会場に入ったフランス、オランド首相、双方の表情がきわだって対照的だったと伝え、24日に再度集まることを決めることだけで22日のEU首脳会議は終わった。先行きは楽観できないと解説していた。
シンガポールCNAは23日朝の放送で韓国MERSコロナウイルスで新たに2名死亡、死者は27人、感染者は3人増え170人に達したと伝えた。韓国KBSもMERSウイルス感染防止のため海外旅行を控えるよう要請したと伝えた。週末新たな感染者がなくなったとの当局の発表後の感染者発生で韓国政府も対応に苦慮していることが伝わる。日本では日本人のMERS感染者の退院が発表されたが、22日放送のNHK/BS地方局放送の紹介で小松空港経由の旅行客が激減した。北陸新幹線が開通し新たなルートとして期待されていただけに今回の韓国でのMERS感染は他人事ではないと語る関係者の姿を映していた。
一方、週明け22日のNY市場では、米企業買収のニュース、好調な住宅データの発表、ギリシャ問題解決で進展が期待できるとの観測が広がり、NYダウは先週末比103ドル高、18,119ドルで取引を終えた。NY外為市場では、ギリシャが新提案を出したことで欧州の当局者は合意に達するとの楽観論が生まれ、ユーロが対ドル、対円共に買われた。10年物米国債が売られ利回りは2.374%へ上げた。円は対ドル、対ユーロ共に下げ、1ドル=123.35~38円、1ユーロ=139.87~96円で取引された。NY原油(WTI)は小幅高のオンス59.18ドル、一方、NY金はドル安期待が外れ、オンス1,183.70ドルへ急反落した。
めまぐるしく動く世界情勢、若者にとっては世界を学ぶ絶好のチャンスかもしれない。(了)