ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

忘れられないブランディング・・・4月24日の臨床実践塾 (連載2)

2016-04-06 11:59:07 | 診断即治療と虹彩学

  手前の鳩は目立ちますね (^m^ )



マーケ&ブランディング連載
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当院の治療は木、金、土の10:00~19:00です。


昔むかし、ある所に魚屋さんがありました。
その魚屋さんは、毎朝魚市場で魚を仕入れて売っていたのですが、いつも売れ残りが出るので儲けがあまり出ませんでした。
そこで考えたのは、売れ残った魚を、毎日、お店の前の川に魚を捨てることにしました。

毎日、魚を捨てるのを見ていた近所の人が言いました。
「もったいないじゃないですか」

すると店主は応えました。
「明日まで置くと傷みます。傷んだ魚をお客さんに売ることはできないんです」

その噂は町中に広がりました。
「あそこの魚屋さんは、その日に仕入れた魚しか売らないので、とても新鮮です」
「あそこの魚屋さんは、自分は損をしてもお客さんのことを考えている」

やがて隣町からもお客さんが来るようになり、その魚屋さんはとても繁盛したそうです。
昔聞いたも物語ですが、いまだに忘れることができません。

もう一つ、これは大阪での話です。
そこには二つの治療院があり、一つの治療院は繁盛しているのですが、もう一つの治療院は閑古鳥が鳴きそうな状態だったそうです。
そこで、閑古治療院は、繁盛治療院の調査をすることにしました。

調査報告によると、「繁盛治療院ではお客さんを叱り飛ばしている」という文言があったそうです。
それを見た閑古治療院は、ただにも少ないお客さんを叱り飛ばしたそうです。
そして間もなく潰れました。

本末転倒での失敗です。
つまり、ブランディングを知らずに、自分で自分に「悪いレッテル」を貼ってしまったのです。

何がブランディングになるのか、何のためにブランディングするのか、なぜブランディングの必要があるのか、現在のブランディングを分析したのか、自分のブランドには何があるのか等々と、ブランドについて考える必要があります。

猿真似は失敗の元です。

自分には自分の特徴を活かしたブランドがあります。
地域には地域を活かしたブランディングがあります。
ネットでブランディングするにも個性が出てきます。
ネットでのしつこいブランディングは嫌われます。

では、どうすればいいのか。
以下の項目に目を通してみてください。
当てはまることがありましたら、ブランディングが必要だと思います。

① そのブランドを何年も使っている
② そのブランドでの売上が落ちている
③ そのブランドを広げるための施策がない
④ 新しいブランドの検討をしてない
⑤ 現存のブランドの課題は何か

このように書き出していくと、ぶん投げたくなるぐらいの項目が出てきます。

諦めますか?

でも、整理された項目に従って書き出していくと、だんだんわかってきますので、諦めないでください。
松下幸之助翁は、大学でマーケティングやブランディングを習ったわけではないのに、後世にマーケティングやブランディングの奥義を残しまた。

そうです。
マーケティングやブランディングは、学問として学ぶ事もできますが、実践も学ぶ事ができます。
ブランディングでは、患者さんが治療院を好きになってもらうことは基本ですが、好きになってもらうだけでは患者さんに来てもらえません。

「患者さんが来てくれる」ことがブランディングを成功させるコツなのです。
患者さんに満足してもらうことは治療院の基本的な姿勢です。
しかし、自分の治療院は、どのようなコンセプトで動いているのかをもう一度考えてみたほうがいいかも知れません。


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アジア欧州株安の流れからNYダウ133ドル安、NY外為市場、一時、1ドル₌109円台

2016-04-06 10:25:37 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「通貨安競争は絶対に回避しなければならない」と安倍首相は語ったと6日付けWSJ紙電子版でPaulJackson記者が書いた。 5日のNY外為市場では円が1年半ぶりの高値、一時ドルは、1ドル=110円を割った。あと買い戻され、1ドル=110.34~39円、1ユーロ=125.56~66円で取引された。5日付けブルームバーグ電子版でTaylorHall記者は「菅義偉官房長官は『為替水準の動向を緊張感をもって注視していく』と語った。黒田東彦、日銀総裁は「為替を注視する」と語り「必要と判断すれば追加措置を講じる」と表明した。HSBCホールディングス、米通貨責任者、ダラフ・マー氏は「市場参加者が神経質になったときに行き着く先が円だ」と話した。三菱東京UFJ,外為ストラテジスト、リー・ハードマン氏は「円は依然として割安だ」と話した。」と書いた。5日のNY市場はアジア、欧州株安の流れを受けてNYダウは続落、133ドル安、17,603ドルで終えた。NY原油は横ばいのバレル35.89ドル、NY金はドル安の流れからオンス1,228.40ドルへ反発した。

アイスランド,グンロイグソン首相が、「パナマ文書」の租税逃れ疑惑で批判を浴び5日辞任したと6日付けブルームバーグ電子版でOmarR.Valdimarsson記者が書いた。同記事によると「首相辞任を求めるデモに数千人が参加した。野党ばかりか与党内からも首相退陣圧力が強まっていた。NGO[トランスペアレンシ―・インタナショナル]EU部門、カール・ドラン氏はインタビューで「腐敗したエリートらが国際金融システムを不正に操ってきたやり方に対し、許さないという声がますます高まっていることだ」指摘した。政治コンサルタント、ユーラシア・グループ、イアン・ブレマー社長は『アイスランド首相は氷山の一角だ』
と話した」と書いた。

6日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]でフランスF2は、アイスランド首相辞任を報道し「タックスヘイブン〈租税回避地〉が権力者の資産隠しや汚職の温床になっている。習近平国家主席の姉の夫が2社のペーパーカンパニーに関与していた。コーライ中国外務省報道官は『根も葉もないうわさだ』と否定した。プーチン大統領の側近にも疑惑が出ている。ロシア報道官は否定している。野党国民戦線ル・ぺン党首の側近2人に租税回避の疑いが出てきた。ル・ペン党首は一切コメントしていない。関係者は「メディアが騒いでいるだけだ」と話している。」と伝えた。国営ロシアテレビは「アゼルバイジャンとアルメニアとの間で停戦協定が成立した。」と伝えた後オーム真理教宅を捜索したと伝えた。英BBCもアイスランド首相辞任を伝え「首相は夫人と共にペーパーカンパニーを設立していた。首相は記者会見の最中に取りやめ姿を消した。アイスランドは人口33万人。800ある企業のうち600がパナマにペーパーカンパニーを設立している。英労働党はカメロン首相に全ての資産内容公表を迫った。カメロン首相は「私個人は一切関与していない」と答えた。」と伝えた。
韓国KBSは「北朝鮮の資金源にパナマが関与している」と伝えた。

米ABCは米ウイスコン州共和党予備選でトランプ候補苦戦、流れが変わると予想した。(了)

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マーケ&ブランディング「自分のブランド」・・・4月24日の臨床実践塾 (連載1)

2016-04-06 00:37:16 | 診断即治療と虹彩学

  どちらが美味しく感じますか



マーケ&ブランディング連載
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当院の治療は木、金、土の10:00~19:00です。


この記事はMBA(経営管理修士)を持っている新城が書いていきます。


4月24日(日)の臨床実践塾 は、年度の初めでもありますし、 財)七星界の講師の方々 が「七星論の基礎講習」を始めますので、ちょっと思考を変えることにしました。
理由は、これから話すのですが、治療テクニックだけでは、上手く経営していくことができないからです。

そうなんです。
治療ができるだけでは患者さんは来ないのです。
患者さんに来ていただくには、来て頂く方法があるのです。
それがマーケティングやブランディングになるのですが、その方法を間違えると患者さんは減ってしまいます。

4月24日の臨床実践塾では、MBAの手法を織り交ぜながら、解説して行きたいと思います。
そして、去年の8月から当院は金曜日と土曜日しか営業してなかったので、一か月に8日程度の営業ですが、どうしてそれができたのかを考えながら、このブログを読んでください。


斯界でも盛んにマーケティングが行なわれるようになってきました。
確かに、マーケティングは経営を続けるためには、「続行」する必要があります。
しかし、マーケティングはブランディングと両輪になっています。

マーケティングとブランディングの混乱を避けるために少し説明します。
マーケティングとは、「売るための戦略」で、広告宣伝やキャンペーン、ブログ、ホームページ、セールスレターなどがそれに当ります。
一方のブランディングとは、どちらかと言うとマインドに訴える戦略で、消費者がその商品を見たり聞いたりした時に、どのように感じるのかというものです。

たとえば、カメラを売るとした場合、カメラの性能や割引価格で売り込むのはマーケティングです。
一方、「このカメラを持っているだけで専門家に見えますよ」というのは、ブランディングです。つまり、カメラではなく自分のレッテルが「専門家」になると考えてしまうわけです。

28年前、私が新大阪で開業した当初は、患者さんによくこんなことを言われました。
「なんでもっと宣伝してくれないのですか? 宣伝すればもっと患者さんが来るし、患者さんも助かるのに!」
その通りかも知れませんが、今の時代と違って、そのころはネットが一般的ではなかったので、広告にはかなりの費用がかかったのです。(患者さんに不自由してなかったこともありますが)

しかし、私はブランディングでそれをカバーできたと今でも思っています。
つまり、私自身のレッテル(食養診断、巨鍼療法、骨格矯正鍼)のことですが、「私のレッテル作り」は今でもずっと継続しています。
そのために常に何かを研究や実験を繰り返しています。

上の写真は2社の牛乳のパッケージですが、皆さんはどちらが美味しく感じますか?
どちらもブランディングのプロが作ったものですから、どちらも美味しく感じますが、2つのパッケージから受けるイメージはそれぞれ違うはずです。

もし仮に、社名意外の何も印刷されてないパッケージなら、何を選んでも一緒ですが、2つの牛乳の中から一つを選ぶとすれば、その人の考え方が反映されるはずです。

① より新鮮そうなモノ
② 牛乳の味覚を感じさせてくれるモノ
③ 生産地を想像させてくれるモノ
④ 安全で安心できそうなモノ
⑤ 後押しする企業があるモノ

いろいろあると思いますが、我々は常に「かしこい消費者」になりたがっていますので、そのような選別をするわけで、それは治療院でも同じことなのです。

治療院を選ぶときには、何を基準に選ぶのかを考えることが大切だということですが、それを裏側から考えて、「消費者に選ばれるようにするにはどうすればいいか」ということになると思います。

そこはブランディングで「インサイト」として非常に重要視するところで、それを考えるのがブランディングでの大きな仕事になります。
心理学みたいなものですが、ちゃんと法則はありますので、その法則に従ってブランディングを考えていくと、上手いレッテルをつくることができます。

ただ、「煽りたてるマーケティング」をやってしまうと、後が続きません。
その「煽り立て」がレッテルになるからです。
ブランディングを組み立てたら、それを上手く活用してマーケティングをしていくわけですが、「これを学べば来月から売上倍増する」というものではありません。
しかし、着実に売り上げは伸びていくはずです。


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