クエート減産材料にNY原油バレル41ドル台回復、ＮＹダウはマチマチ、全般ドル安継続も対円では上げる

（学校で教えてくれいない経済学）


恐竜は小惑星の衝突の前にすでに衰退していた可能性があるとの新説を英レディング大学、古生物学者,マナブ・サカモト博士らの研究グループが18日発行の科学誌に発表したと19日付けのヤフーニュースが紹介した。20日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「小惑星の衝突が恐竜にとどめを刺した可能性はあるが、それ以前に新たな種を変化させることができなくなっていたのではないかと英国の研究グループは指摘している。恐竜は1億5,000万年の間、地球を支配していた。小惑星は6,600万年前に地球に衝突、太陽光が遮断され、恐竜は絶滅した。しかし、恐竜はそれ以前から、植物や大気の変化など地球環境の変化に適応できる能力を失っていた可能性がある。」と伝えた。一方、20日朝放送の豪ABCは「IS過激派に破壊された2000年の歴史を持つパルミナ遺跡を最新のコンピュータ技術を駆使して復元しロンドンで展示された」と伝えた。

20日朝放送の米ABCは米大統領予備選で一部出口調査結果によれば共和党はトランプ氏が64％を獲得した。クルーズ氏はＮＹを離れたと伝えた。一方、民主党はクリントン候補が64％、サンダース32％となった。ただ、クリントン候補もトランプ候補も過半数を制していない。ＮＹ州予備選結果が今回のように注目されるのは異例の事態である。7月の党大会までに、民主党も共和党も候補者が決まらず、決選投票になる可能性がますます強まって来ていると伝えた。中国CCTVは「ホワイトハウスはナンシャ諸島人工島で中国空軍を使って奉仕活動をしたと非難した。中国の主権の範囲内での行動をアメリカにとやかく言われることではない」と伝えた。英BBCはＥＵ残留か離脱かの議論が白熱化しているが離脱賛成派はＥＵ離脱後イギリスがどうなるかについて具体的な説明に欠けているとの議論に発展してきていると伝えた。カタール、アルジャジーラは「シリア政府軍の空爆で民間人女性子供を含め少なくとも30人以上が死亡した。ジュネーブでの停戦合意協議中断が発表された直後に反政府側はアサドを残しての停戦合意は成り立たないとの立場を崩していないと伝えた。国営ロシアテレビは雪解け水が滞留して下流での大水害を回避するための空軍による爆破が継続していると伝えた。フランスF2はパリ同時多発テロの教訓から学ぶ必要から、警察特殊部隊と検察治安介入部隊との緊密な連携を取ることを決めた。フランス内務省はパリ市内での事件発生の通報後20分以内に現場到着を義務付けた。今後全国規模に拡大すると発表した。英BBCはエリザベス女王陛下は間もなく90歳の誕生を迎えられる。女王陛下は馬に造詣が深い。6頭の馬を自ら保有しておられる。18日、仔馬が生まれた。エリザベス女王は25歳で王位を継承、終生王室の職務を全うしたいお考えのようだ。王位継承に対するあくなき意欲と馬への造詣の深さは女王のDNAではないかと解説していた。

19日のNY市場では原油がクエート減産を材料にバレル41.08ドルへ回復、NYダウは49ドル高、18,053ドルと小動き。ＮＹ金は1,253ドルへ3連騰。プラチナが1000ドル回復。NY為替ではドルはユーロ、新興国通貨、資源国通貨に対して下げた。一方、対円では上げ1ドル＝109.27円、1ユーロ＝124円。原油相場が相場を動かす展開が目立ってきた。（了）