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ドル対円で急落、1ドル=106円台、NYダウ米企業業績懸念からNYダウ57ドル安

2016-04-30 09:48:39 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


29日NY外為市場ではドルが売られ、3け月連続で下落した。冴えない米GDP統計と日銀とNZ中銀が追加緩和を見送ったことが響いた。特に対円でのドルの下落が目立つ。ドルは1ドル=106.35円まで値下がりした。ドル安円高につれてユーロ円が下落、1ユーロ=121.84円で取引された。一方、29日のNY株式市場では冴えない米企業決算、低調な米GDP統計に加えて、29日発表された3月の米個人消費支出(PCE)が市場の予想以下だった。4月の米消費者マインドは7ケ月ぶりの低水準を記録した。先行きの米景況感は2014年9月以来の低水準に落ち込んだ。フェイスブックやアマゾンが好決算を出しても相場全体を押し上げられないと投資家は見ている。NYダウは150ドル近い値下がりのあと戻したが、前日比57ドル安、17,773ドルで取引を終えたと30日付のブルームバーグ電子版でJosephCiolli記者は書いた。NY原油はほぼ横ばいのバレル45.92ドル、一方、NY金先物相場はドル安を受けて、1年3ケ月ぶりの高値のオンス1,289.20ドルへ値上がりした。

30日朝はNHK/BS「ワールドニュース」は放送があった。カタールアルジャジーラは「シリア政府軍とロシア空軍によりアレッポの病院が空爆され民間人50名が死亡した。米ケリー国務長官とロシアラブロフ外相談が電話会談を行った。一時停戦が決まったがアレッポ
は含まれていない」と伝えた。フランスF2は「アレッポ空爆で女性子供含め多数の死傷者が出た。この中には国境なき医師団の医師も含まれる。」と伝えた。スペインTVEは「アレゥポでシリア政府軍によるアレッポ空爆でここ1ケ月で200人の市民が死亡した。シリア政府は関与を否定している。国境なき医師団が被害に巻き込まれた。2月にシリア停戦合意で小康状態にあったが反政府軍が交渉のテーブルから離れた後政府軍による空爆が再開、シリア人権監視団によるとラタキアとダマスクは一時停戦に入ったがアレッポは外された」と伝えた。国営ロシアテレビは「アレッポのロシア領事館が爆撃を受けた。ラブロフ外相とケリー国務長官が電話会談をおこなった。」と伝えたあと「ポーランドがロシアのバイクグループの国内入国を阻止した」と伝えた。ドイツZDFは「NATOとロシアの関係が一段と険悪なムードとなっている。ロシアのクリミヤ併合、ウクライナ東部2州へのロシアの関与、NATOによる東欧配備強化がある。バルト3国のロシア警戒感が急速に高まりを見せている。メルケル首相はリトワ二アへの1000人の兵士のNATO軍の常時配備を認めた。リトワニアはドイツが主に当たる。直近のドイツでの世論調査では「ドイツ国民はドイツの東欧派遣に賛成40%に対し反対49%となっている。」と伝えた。

国営ロシアテレビは「ロシア宇宙ロケット打ち上げ成功」を大々的に伝えたあと「極東ロシア調査の対象にクリル諸島が含まれる」と特記した。中国CCTVは「王毅外相はロシアラブロフ外相と北京で会談した。王毅外相は『アメリカのサード配備は中国、ロシアに対する脅威である』と反対した。ラブロフ外相は『南シナ海、東シナ海での中国の行動を指示する』と語ったと伝えた。世界は目まぐるしく動いている。日本では来年から18歳から選挙権が認められる。日々の世界の動きに関心を持つ若者が一人でも多く増えて欲しいと願う。(了)

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