ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

有馬頼底老師と森田りえ子画伯対談風景at相国寺(スケッチ&コメント)

2016-04-11 19:22:10 | スケッチ


有馬頼底老師と森田りえ子画伯対談風景

江嵜企画代表・Ken


有馬頼底老師をゲストに迎えて、日本画家、森田りえ子先生との対談が、4月10日、相国寺承天閣美術館で開かれ楽しみして出かけた。午後2時から予定時間4時まで休憩なし。圧巻だった。ユーモアのセンス抜群のお二人だから聞いていてまず面白い。お二人とも個性豊かである。人間味あふれている。包み隠そうとするところが一切ない。だから聞いていて実にすがすがしい。ウソ偽りで満ち溢れている今の世の中だからなおさら聞く人の心を捉えて離さないのであろう。

会場は80名限定。午後1時半から整理券が配られた。和歌山から来られたというさるご婦人と一番で並んだ。友達から森田りえ子さんの話を聞いて感動した。『お友達は?』と尋ねた。急に熱を出して来れなくなった。森田さんという日本画家がおられることも知らなかった。日本画をやったこともないという。

整理券配布待ち時間にご婦人から質問攻めにあったことを白状する。整理券を手にするなりご婦人はかけ足で2階会場へ。なんと有馬、森田お二人の真正面に場所取りし「ここ、ここよ」と手を振っておられるではないか。筆者一人だったら出来ません。当のご婦人のお陰で横綱相撲を土俵「砂かぶり」で満喫でき、ラッキーだった。

対談は金閣寺方丈に杉戸絵になぜ森田りえ子画伯が選ばれたのかについて有馬老師の話がはじまった。杉戸絵には二人の画家が選ばれた。その内の一人が石踊達哉画伯で東京。『じゃ、もう一人は誰や?。森田はん以外おらへん。森田はんに即電話した。」と有馬さん。『まことに光栄でございます。』と森田さんは答えた。

森田りえ子画伯はこの日の対談で「一枚板の杉の木が運ばれてきた。それを目にしたとき、この木は700年生きてきた。木目を生かそう。木目とコラボする構図を考えて描きました。」と話された。森田りえ子画伯の話には『いのち』という言葉がしばしば登場する。今回の個展の頭に敢えて「命の賛歌」という言葉を入れたゆえんであろうと想像している。

有馬老師は「京都に文化庁を移す方向で話が進められている。職員全員が京都で仕事をしたがっておられる。」と話したあと「政治家の中に文化が分かるひとがおられません。文化音痴ばっかりですわ。」と話した。皇室の方々は文化に造詣が深く思い入れもお強い。それと比べて日本の政治家の方々は寂しいもんですわ」と有馬さん。

有馬さんは対談でいろいろな話をされた。その中で「日本はやはり中国と韓国と仲ようせなあきまへん。中国は日本のお父さん、韓国はお兄さん。日本は中国、韓国から文化を学んだ。中国にこの秋86回目ですが出かけてきます。」と話された有馬老師の言葉が強く印象に残った。

森田りえ子「パリ展」で初めて杉戸絵が海を越えた。そのとき杉戸絵のデジタル化保存が実現した。今回の会場の絵は本物の杉戸絵。金閣寺方丈では現在はデジタルコピーで出来た本物そそっくりが展示されていると紹介された。数年前、ブータン国王夫妻が金閣寺を訪問された。その答礼として森田画伯の桜の絵の奉納、ブータンを尋ねるツアーが企画された。「パリ展」同様プロジェクターでその時の様子が写された。幸い筆者は二回共ツアーに参加出来た。

相国寺は若冲ゆかりのお寺である。その相国寺で森田りえ子展開催である。森田りえ子さんは「不思議なご縁を感じます」といいながら「わたしが今しめている帯の背中の絵は若冲先生が描いたオウムです」と会場でくるりと背をむけて披露された。「若冲先生の絵が日本へアメリカから里帰りした同じ年に私は生まれました」と森田さん。

金閣寺奉納の杉戸絵に加えて森田さんは「KAWAII/GITAI」少女軍団13人の絵を時間をとって対談の場で一枚一枚解説された。13枚の絵の一枚「ホウオウ」について今回個展作品集の解説文で「鳥のパーツは伊藤若冲先生へのオマージュを込めて白鳳図の模写で仕上げた」と書いた。

有馬老師は若冲のエピソードして「若冲は京都錦市場の商人だった。店の主が朝から晩までニワトリばかりみて過ごしていた若冲を気違い扱いした。その絵がアメリカ人に天才画家として評価されて日本に里帰りした。」と紹介した。ひよっとしたら有馬老師は『今若冲』として森田りえ子画伯をイメージしておられるのかもしれない。(了)


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喫茶店のブランディングから ・・・4月24日(日)の臨床実践塾 (連載5)

2016-04-11 05:35:19 | 診断即治療と虹彩学

  大阪城の花見客 (^m^ )



マーケ&ブランディング連載
(連載1) (連載2) (連載3) (連載4) (連載5) (連載6) (連載7) (連載8) (連載9) (連載10) (連載11)


当院の治療は木、金、土の10:00~19:00です。

治療院のブランディングとは、患者さんに好感を持ってもらい、治療に来てもらうことです。
そのためのポイントになるのが、「何を」「誰に」「どのように」の3つになります。
たとえば、巷にあふれるのが、「腰痛を」「腰痛で悩む人に」「鍼灸治療で」というスタンスだと思います。
しかし、これでは「行ってみよう」という気にはなりません。

では、当院ではどのようにしてきたのか。
七星論には、腰痛の即効的な治療に使うテクニックとして、「骨格矯正鍼」、「巨鍼療法」「生物力学療法」、「筋腱鍼」、「JAA(関節調整鍼)」、「頭蓋JAA」などというモノがありますが、その中でも「骨格矯正鍼」というのは、今でも頻繁に使う治療で、「一瞬」とも言える速さで骨格を矯正し、(全てとは言いませんが)腰痛を即時に治してしまいます。

だからと言って、ガマの油売りのように「腰痛がなおりますよー」なんてことは言いません。
何かの治療で来院した患者さんに、骨格の歪みがある場合は、出し惜しみせずに骨格を矯正してあげたのです。
すると患者さんは、あまりの早さで骨格矯正されるものですから、ほとんどの人が不思議な顔をしながら笑います。

ここです。
これがコミュニケーションになるわけです。
患者さんにこの体験をさせることで、私のブランディングができてしまうわけです。
そして、「あそこに行ったら一発で腰痛は治るよ」と患者さんを紹介してくれます。
もちろん、腰痛にはいろいろな原因がありますので、全てが一発で治るわけはありません。
その時は、その患者さんの病態をわかりやすく説明しながら、必ず痛みを楽にしてあげるのです。

「来院した患者さんに」「骨格矯正鍼を使って」「腰痛治療の方法を知ってもらい」ブランディングしてきたわけです。
このようなやり方をすると、「オンリーワン」「ナンバーワン」になれますので、ブランディングがしやすくなります。

そして、来院した時のポイントとなる大きなテクニックがありますが、これは 4月24日臨床実践塾 のために原稿をまとめているところです。
私は、この大きなテクニックを使って、急激に伸びて、「株式会社以上にしか貸さない」という、64坪のワンフロア―を貸してもらい、月商ウン百万を売上げました。
自慢話はそれぐらいにしてもう少しブランディングの話を続けます。

次に、ブランディングに失敗する人の例を見てみましょう。
ネット広告やチラシ広告で、「腰痛専門」と打ち出して、「行ったら普通の鍼だった」というパターンです。

これを、「何を」「誰に」「どのように」に当てはめると、「腰痛治療を」「腰痛の人に」「一般的な鍼灸で」となるので、インパクトがありません。
そこには「ブランド」になるモノもありません。
「腰痛専門」と名付けるのは失敗です。

少し話を変えましょう。

私が最近よく行く喫茶店があります。
そこのブレンドコーヒーは500円です。
しかし日替わりで何種類かのコーヒーを安く出しています。
ハッキリ覚えてないので、金額などは適当に書いてあります。

日曜日 クリスタルマウンテン 通常550円⇒400円

月曜日 ガテマラ         通常520円⇒400円

火曜日 キリマンジェロ     通常540円⇒400円
 
水曜日 ブルーマウンテン   通常550円⇒400円

木曜日 カフェラテ        通常520円⇒400円

金曜日 ウインナーコーヒー  通常550円⇒400円

土曜日 マンデリン        通常520円⇒400円

「高価なコーヒーを」「誰にでも」「その日だけ安く」というブランディングをしてあるわけです。
つまり、この手法で顧客に「好感」を持ってもらい、継続して来店するようにしたわけで、固定客も多いです。
いや、固定客を積み上げていったわけです。

これが前号で書いた「ing」になる理由です。

4月24日(日)の臨床実践塾は こちら をご参照ください。



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