今までの「診断即治療」の記事内容は、今後 FC2ブログ に書いていく予定です。
「古い!」と言われるかも知れませんが、私はスタッフに、私から「教えてあげる」なんてことは言いません。
技術の世界では、
① 見て学ぶ
② 自分で調べて学ぶ
③ わからないところは聞いて学ぶ
の三つは非常に大切な事だと考えているからです。
ですから、勉強材料や道順は教えますが、具体的な診断法や治療法は、自力で勉強してもらうようにします。
教えるのが惜しいわけではありません。
質問をしてきたら教えます。
鍼灸師は多くが独立開業を目指しているので、独立したときに役立つようにしたいのです。
ほんとうに技術を学びたい人は、毎月の 「臨床実践塾」 のお手伝いをしてもらいながら勉強してもらうようにしています。
(スタッフの参加費は要りません)
そして、 「人体惑星試論(通称:七星論)」 を組み立ててからは、一定の順序で診断と治療を教えるようにしています。
たとえば、「鍼灸診察」という言葉があります。
四診(望診、聞診、問診、切診)のことですが、これらの診断ができないと、鍼灸もできないことになります。
何故なら、鍼灸は内蔵の盛衰を整えたり、神経のバランスを調整したり、精神の安定を計ったりすることができるのですが、その代わりに、間違うと逆の効果も出てしまうからです。
ですから、一般の方が考えているように、「凝っているところに鍼を刺して凝りを解す」というものではないのです。
「肩が凝っているから肩に鍼をする」というのは素人的な考え方なので、私は患者さんから「肩に鍼をしてもらえませんか」と頼まれても、肩に鍼を刺したことはありません。
(そういう患者さんは来ないのですが…)
鍼灸診察や七星診察をすれば、その肩凝りの原因がどこにあるかがわかるので、原因を取り除く治療をするわけです。
ですから、新しいスタッフが入ってきましたら、最初は誰でも「見学」(見て学ぶ)をしてもらいます。
そして少し慣れたら、治療の準備やアルコール消毒などを手伝ってもらいます。
そのころになると、新しいスタッフも治療に興味を持つようになりますので、
「何故このようにしたかわかる?」と質問をして、脈診や腹診などの話などをしますが、新しいスタッフが興味を持つのは、七星論での「特殊鍼法」です。
しかし、その時点では特殊鍼法は教えられません。
何故なら、診断ができない状態で治療を教えると必ず失敗するからです。
その点は、手技療法と大きく違うところです。
と言っても、手技療法での失敗も困るのですが…。
診断には、先ほど話した四診以外にも、たくさんの診断法がありますので、それを現場で見せながら、説明しながら、覚えてもらうのです。
この時点で、「このスタッフは伸びる」とか、「このスタッフは脱落する」というのはだいたいわかるものです。
アルコール消毒をするころになると、七星鍼法での「査穴」の位置はだいたいわかってきますので、アルコール消毒の仕方や、患者さんへの対応を見て、私がモデルになって鍼をしてもらいます。
私に鍼をしてもらって「大丈夫」と思えたら、経絡治療を教えます。
それから徐々に「特殊鍼法」も教えていくわけです。
これでだいたい3ヶ月が過ぎています。
ただし、週1出勤とか、週2出勤の場合は、もっと期間がかかります。
言わなくてもわかると思いますが、週1出勤だと、月に4日しか出勤しないので、年間にしても50日ぐらいしか出勤しないからです。
このように教えていきますと、週3日出勤でも半年ぐらいすれば、鍼灸学生でも治療ができるようになっています。
つまりタイトルの「3ヶ月で」というのは、週3日で半年ぐらいということです。
治療経験のある人は、もっと早くなるか、ぜんぜんダメになるかです。(笑)
ダメになるパターンは、手技療法ばかりやってきた人です。
何故半年ぐらいすれば、治療ができるようになることがわかるかと言うと、私の前では、「治療はしていません」みたいな顔をしても、スタッフ同士の話をきいていると、治療しているのが丸わかりだからです。( ´,_ゝ`) プッ
現在の営業が週3日ですので、3ヶ月で治療ができるようになるのはギリギリですが、センスがあり、真面目に一生懸命やる人は、3ヶ月ほどで治療ができるようになります。
それは、「七星論での査穴」が大きな役割をしています。
仰臥でバンザイをさせて、左右の手の長さで、左右の異変を検討する場合もあります
「古い!」と言われるかも知れませんが、私はスタッフに、私から「教えてあげる」なんてことは言いません。
技術の世界では、
① 見て学ぶ
② 自分で調べて学ぶ
③ わからないところは聞いて学ぶ
の三つは非常に大切な事だと考えているからです。
ですから、勉強材料や道順は教えますが、具体的な診断法や治療法は、自力で勉強してもらうようにします。
教えるのが惜しいわけではありません。
質問をしてきたら教えます。
鍼灸師は多くが独立開業を目指しているので、独立したときに役立つようにしたいのです。
ほんとうに技術を学びたい人は、毎月の 「臨床実践塾」 のお手伝いをしてもらいながら勉強してもらうようにしています。
(スタッフの参加費は要りません)
そして、 「人体惑星試論(通称:七星論)」 を組み立ててからは、一定の順序で診断と治療を教えるようにしています。
たとえば、「鍼灸診察」という言葉があります。
四診(望診、聞診、問診、切診)のことですが、これらの診断ができないと、鍼灸もできないことになります。
何故なら、鍼灸は内蔵の盛衰を整えたり、神経のバランスを調整したり、精神の安定を計ったりすることができるのですが、その代わりに、間違うと逆の効果も出てしまうからです。
ですから、一般の方が考えているように、「凝っているところに鍼を刺して凝りを解す」というものではないのです。
「肩が凝っているから肩に鍼をする」というのは素人的な考え方なので、私は患者さんから「肩に鍼をしてもらえませんか」と頼まれても、肩に鍼を刺したことはありません。
(そういう患者さんは来ないのですが…)
鍼灸診察や七星診察をすれば、その肩凝りの原因がどこにあるかがわかるので、原因を取り除く治療をするわけです。
ですから、新しいスタッフが入ってきましたら、最初は誰でも「見学」(見て学ぶ)をしてもらいます。
そして少し慣れたら、治療の準備やアルコール消毒などを手伝ってもらいます。
そのころになると、新しいスタッフも治療に興味を持つようになりますので、
「何故このようにしたかわかる?」と質問をして、脈診や腹診などの話などをしますが、新しいスタッフが興味を持つのは、七星論での「特殊鍼法」です。
しかし、その時点では特殊鍼法は教えられません。
何故なら、診断ができない状態で治療を教えると必ず失敗するからです。
その点は、手技療法と大きく違うところです。
と言っても、手技療法での失敗も困るのですが…。
診断には、先ほど話した四診以外にも、たくさんの診断法がありますので、それを現場で見せながら、説明しながら、覚えてもらうのです。
この時点で、「このスタッフは伸びる」とか、「このスタッフは脱落する」というのはだいたいわかるものです。
アルコール消毒をするころになると、七星鍼法での「査穴」の位置はだいたいわかってきますので、アルコール消毒の仕方や、患者さんへの対応を見て、私がモデルになって鍼をしてもらいます。
私に鍼をしてもらって「大丈夫」と思えたら、経絡治療を教えます。
それから徐々に「特殊鍼法」も教えていくわけです。
これでだいたい3ヶ月が過ぎています。
ただし、週1出勤とか、週2出勤の場合は、もっと期間がかかります。
言わなくてもわかると思いますが、週1出勤だと、月に4日しか出勤しないので、年間にしても50日ぐらいしか出勤しないからです。
このように教えていきますと、週3日出勤でも半年ぐらいすれば、鍼灸学生でも治療ができるようになっています。
つまりタイトルの「3ヶ月で」というのは、週3日で半年ぐらいということです。
治療経験のある人は、もっと早くなるか、ぜんぜんダメになるかです。(笑)
ダメになるパターンは、手技療法ばかりやってきた人です。
何故半年ぐらいすれば、治療ができるようになることがわかるかと言うと、私の前では、「治療はしていません」みたいな顔をしても、スタッフ同士の話をきいていると、治療しているのが丸わかりだからです。( ´,_ゝ`) プッ
現在の営業が週3日ですので、3ヶ月で治療ができるようになるのはギリギリですが、センスがあり、真面目に一生懸命やる人は、3ヶ月ほどで治療ができるようになります。
それは、「七星論での査穴」が大きな役割をしています。