これからの「診断即治療」の記事内容は、今後 FC2ブログ に書も転載していきます。
前額への頭皮鍼
上記のような症状を訴えて来たかたがいまして、問診をしてもらうと、以下のように話していたようです。
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昨日の朝から両こめかみが痛く、おでこのあたりが締め付けられるような感じがあって、夜まで続いた。
夜になって、右こめかみだけ痛くなって今も残っている。
右肩が少し凝る。
左前腕に時々痛みが走ることがあり、何かをしたときなどではあまりわからないが、時々痛む。
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頭痛は「六経辨証」というのを使うと、即座に治められるのですが、この方の場合は、
① 「両こめかみ」
② 「おでこのあたり」
③ 「右こめかみ」
と変化しているので、六経辨証を使うと、すぐに再発すると考えられたので、多少脳に炎症が起こっているのかな、と思い、頭皮鍼で脳区への刺鍼を試みました。
同時に、左右の上腕部を触ってみると、左のほうが固いので、左の上腕部を軽く解してみましたら、頭の痛みは治まりました。
上腕二頭筋の固さを調べたのは、左右の脳区で、右を使うか左を使うかを調べるためですが、固さがあれば、そのままほぐすと、この方のように効果があります。
頭痛は一応楽になったのですが、脈診では肝・心包・腎に虚が感じられましたので、そこを整える事にしました。
顖前、百防、頭七地、陰査穴、肝臓部、そして頭皮鍼で腎と大脳部を使いました。
それだけでもいいのですが、腎虚が気になったので、スタッフに頼んで、腎査穴に千年灸を1壮ずつしてもらいました。
それにしても頭皮鍼はよく効く。
即効性があるので、患者さんにしても、治療する側にしても、楽な治療法のように思える。
ただ、鍼に慣れてない人にとっては、「頭に鍼をする」というのはかなり抵抗があるようです。
なので、「痛くない刺し方」を考え続けているのですが、頭は、ある時は痛いし、あるときは痛くない、ということがあるので、今のところそこが問題になっています。
しかし、11月26日の臨床実践塾までには、何とかしたいとかんがえていますので、何とかなるのではないかと考えています。(^_^;)
前額への頭皮鍼
上記のような症状を訴えて来たかたがいまして、問診をしてもらうと、以下のように話していたようです。
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昨日の朝から両こめかみが痛く、おでこのあたりが締め付けられるような感じがあって、夜まで続いた。
夜になって、右こめかみだけ痛くなって今も残っている。
右肩が少し凝る。
左前腕に時々痛みが走ることがあり、何かをしたときなどではあまりわからないが、時々痛む。
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頭痛は「六経辨証」というのを使うと、即座に治められるのですが、この方の場合は、
① 「両こめかみ」
② 「おでこのあたり」
③ 「右こめかみ」
と変化しているので、六経辨証を使うと、すぐに再発すると考えられたので、多少脳に炎症が起こっているのかな、と思い、頭皮鍼で脳区への刺鍼を試みました。
同時に、左右の上腕部を触ってみると、左のほうが固いので、左の上腕部を軽く解してみましたら、頭の痛みは治まりました。
上腕二頭筋の固さを調べたのは、左右の脳区で、右を使うか左を使うかを調べるためですが、固さがあれば、そのままほぐすと、この方のように効果があります。
頭痛は一応楽になったのですが、脈診では肝・心包・腎に虚が感じられましたので、そこを整える事にしました。
顖前、百防、頭七地、陰査穴、肝臓部、そして頭皮鍼で腎と大脳部を使いました。
それだけでもいいのですが、腎虚が気になったので、スタッフに頼んで、腎査穴に千年灸を1壮ずつしてもらいました。
それにしても頭皮鍼はよく効く。
即効性があるので、患者さんにしても、治療する側にしても、楽な治療法のように思える。
ただ、鍼に慣れてない人にとっては、「頭に鍼をする」というのはかなり抵抗があるようです。
なので、「痛くない刺し方」を考え続けているのですが、頭は、ある時は痛いし、あるときは痛くない、ということがあるので、今のところそこが問題になっています。
しかし、11月26日の臨床実践塾までには、何とかしたいとかんがえていますので、何とかなるのではないかと考えています。(^_^;)