ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

欧州連合、NATOとは別の枠組み軍事システム創設、トランプ政権への不信感が背景とドイツZDF,14日東アジアサミット開催、行動規範作成と香港TVB(学校で教えてくれない経済学)

2017-11-14 09:38:18 | 経済学
米税制改革法案の審議で米上下両院間の差が大きい。米欧日中央銀行総裁会議の先行き不透明。これとぃった新しい経済統計が出なかった。週明け13日のNYダウは大きく下げて始まったがあともどしほぼ横ばいの17ドル高、23,439ドルで取引を終えた。14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」の中でブルームバーグニュースは相場全体では小動きだったが個別企業では差が出た。GE株は業績懸念から7%以上下げて取引を終えたと伝えた。NY外為市場では様子見気分強く対円では1ドル=113.62円、1ユーロ=132.53円と小動きだったが英与党保守党議員40人がメイ首相即時退陣を要求した。EU離脱交渉が暗礁に乗り上げている中でのメイ首相の指導力低下が決定的となるとして英ポンドが値下がりした。NY原油(WTI)はバレル56.76ドル、NY金はオンス1,277.30ドルと小幅に上げた。

14日朝放送のフランスF2は「GEの業績不振で独シーメンスとアルストムが鉄道部門統合が決まりその余波でアムストロム社で1,000人の人員整理が発表された。340人が年内解雇される見通しだ。GEの株価は今年に入り既に47%値下がりした。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツを含め欧州連合22国がNATOと別枠で欧州防衛システムを構築する。これはトランプ米大統領の行動が事実上予測不可能であることが背景にある。軍事面の協力、物資の輸送、数十億ユーロの基金の創設などが含まれる。NATOと別の枠組み創設が異例の速さでまとまったこと自体特筆されることだ」と伝えた。英BBCは「ドイツで開かれたCOP23の会合で温室効果ガス排出量はここ数年横ばいで推移していたが今年一挙に2%増加した。これは中国経済が回復に向かい石炭発電が大幅に増えたためだ」と伝えた。

香港ATB、シンガポールCNA,フイリピンABS-CBNは共にアセアン10ケ国会合と14日から始まる東アジアサミット開催のニュースを伝えた。香港TVBは「マニラでは反トランプデモで3万人が集まった。今回注目されたトランプ米大統領とドウテルテ比大統領との会談が初めて実現した。トランプ大統領は当初東アジアサミット不参加を表明していたが中国の南シナ海問題はじめアセアン地域での影響力強化を懸念する声がアセアン諸国で強く方針を変更したようだ。14日の東アジアサミットでは行動規範作成が予定されている。」と伝えた。フィリピンABS/CBNは「トランプ大統領はドゥテルテ大統領のアセアンサミット、東アジアサミットで準備に敬意を表した。人権問題についてホワイトハウス報道官は少し話したと伝えたがフイリピン大統領府は触れなかった」と伝えた。

中国CCTVは「習主席はベトナムグエン書記長と2回にわたり会談、戦略的パートナーとして今後ますます絆を深めていくことを確認した。両首脳はホーチミン記念公園を訪れ、中国とベトナムとの過去のつながりを振り返った。習主席は新しく決まった常務委員を紹介した」と伝えた。韓国KBSは「板門店で北朝鮮兵士が脱北したが銃撃戦にはならなかった」と伝えた。英BBC、フランスF2は「イランとイラク国境でアラビア半島プレートとユーラシア大陸がぶつかる地域でM7.3地震が発生多数の死傷者が出ている」と伝えた。(了)

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運動の効用∼腰痛‣転倒・認知症にならないで元気に生活しょう~:講師:内山靖名古屋大大学院教授(スケッチ&コメント)

2017-11-14 01:08:18 | スケッチ

運動の効用∼腰痛‣転倒・認知症にならないで元気に生活しょう

江嵜企画代表・Ken



「運動の効用~腰痛・転倒・認知症を防いで元気に生活しよう~」と題する講演会が11月11日(土)午後1時半から神戸国際大学ミカエルホールで開かれ楽しみにして出かけた。大学の事務局の方に伺ったら本日の参加者は150人、会場はほぼ満席だった。いずれ劣らぬ関心の高いテーマであるから大勢の人が集まったのであろう。会場の様子をいつものようにスケッチした。
  
内山先生は「大学で教えていますが、学生は一番うしろの席から座っていく。前は空いているから演壇から降りていつも話をする。今日お見えの皆様は前の席から座られた。聞き逃すまいとしてだろう、熱意が伝わってきた。今ひとつ気づいたのは男性が多いことだ。いつもの講演会では圧倒的にご婦人が多い。本日のようなことは実に珍しい。」と話を始めた。

3時ぴたりに講演は終わった。名古屋で夕方予定があり折り返し帰られますと事務局の説明があり質疑応答はなかった。1時間半の話を一口で書ききれないが、「転ぶときは決まって最後の一歩」ということばが一番印象に残った。

演壇で内山先生は足の不自由な方を自ら演じた。よちよち歩きで二歩,三歩,五歩と進み、目的場所に着くあと一歩で転ぶ人が圧倒的に多いと、実演して見せた。「ああ、そうなんだ」、という何とも言えない雰囲気が会場に流れた。

「運動にはエネルギーが必要なんです」という話も印象に残った。運動するのはいいが、半分近い人が栄養不足なんです。栄養不足だから運動が負担になるのですと内山先生は話した。栄養不足という言葉を久しぶりに聞いた。しっかり食べないで運動すると逆効果になる。しっかり食べることが大事ですと内山先生は話した。

次に筋力をつけることが大事ですと話した。その為には毎日5,000~7000歩くことが有効だろうと話した。筋力をつけることに加えて、瞬発力を付けることも大事だ。とっさの時には、瞬発力が要求される。次に持久力を付けることも大事だと話した。特に腰痛には背中の筋肉を鍛えることが大事だと話した。認知症と運動との関連性については今のところ定説は出ていないと話した。

腰痛・転倒・認知症の中では転倒について内山先生は一番時間を割かれた。もともと転びやすい体質の方がおられると話された。犬の散歩をしていて転んで骨折する人が結構多い。バケツの水を運ぶときにバランスを崩して転倒する。自分の体力を過大評価されているお年寄りが多いという話には大いに納得した。

この日、なんといっても会場が湧いたのは「最後の一歩で転ぶ人が多い」と内山先生が話されたときだった。身に覚えのある人が多いからだろう。用心して、用心して、よちよち歩きして、ここでおしまいという時に往々にして人は転ぶ。最後の一歩が大事だ。これは人生万般にも通じる話かもしれないとふと思った。(了)

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