ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

左の肋骨が痛い。頭皮鍼と頭蓋JAAでの治療(11/26の臨床実践塾)

2017-11-16 22:52:55 | 診断即治療と虹彩学
今までの「診断即治療」の記事内容は、今後 FC2ブログ に書いていく予定です。



ここが痛むのです(脾臓部の痛み)




臓点と消化器点へ刺鍼しました




脳幹部、頭七地、百防へ刺鍼しました



「左の肋骨のところが痛いんです」とう方が来られましたので、
「肋骨って、どの辺りですか、ちょっと触って見せてくれませんか」と言うと、写真のように痛みのある部位を押さえて見せてくれました。

そこで、
「ちょちょちょっと待って、写真撮らせてください。写真があると、他の患者さんもわかりやすいと思うので…」とスマホを取り出して撮影させてもらった。(^_^;)

それから、
「そのまま座っててくださいね、すぐに痛みは取れますから」と頭皮鍼をしました。
刺鍼部位は、2番目の写真の部位ですが、横に刺したところは頭蓋JAAでいう「臓点」というところです。

鍼を刺してから、すぐに、ほとんど刺すと同時に、
「どう? 痛み取れた?」と聞いたら、
「何言うてるんだろう、鍼を刺したばかりなのに、、、」と言う顔をしながら、先ほど痛みを訴えた部位を触り、少し微笑んで、
「あ、はい。痛みは取れました。あ、でも、ちょっと残っている感じがします」と言う。

「そうですか。まだ残っているんですね。もう1本鍼をさせてくれませんか」と言い、
今度は、耳と平行に垂直に鍼をしました。
そこは、消化器や耳疾患に効果のあるツボで、脾臓部が痛いということから、消化器に問題が出ていると考え、そこを選んだわけです。

そして鍼をすると同時に、
「どう?」と聞くと、またも微笑ながら、
「はい。取れました」と言ってから笑っていました。多分、一瞬で痛みが消えるのがおもしろかったのでしょう。

脾臓部の痛みを取るだけなら、それだけでもいいかも知れませんが、「脾」が痛む時は、他の臓腑も弱化していると考えます。
となると、他の臓腑も整えなければすぐに再発してしまいます。
そこで、今度は仰臥になってもらい、全体を整える鍼をしました。

それが、3番目の写真で、選穴は、顖前(顖会)、百防(百会)、頭七地です。
頭七地が斜めに見えるのは、枕を入れて頭を高くしてあるからで、枕を取ると、水平になって見えます。

ここまでなら、頭蓋JAAや七星論を勉強した人なら、だいたいの取穴はわかると思います。
が、しかしです。
実は顖前は、今までの顖前とはちょっと違い、前髪際から1寸ちょっとの部位に取穴してあるのです。

それは、その部位が脳幹に対応することがわかってきたからです。
脳幹は、脳の中心になるところですので、振戦などにも関係してきます。
七星論では、顖前を「エネルギーが放出されるところ」と考え、伝統取穴の「顖会」を使っていたのですが、顖会より少し前のほうが「脳幹」に呼応することがわかったので、顖会より少し前に取穴するようになりました。

そして「頭七地」を使う理由は、脾経を整えるときには、心包経も同時に整えた方が治療効果が高いからです。
それは、七星論でいうところの「対応経絡」の考え方からで、土(脾・胃)と対応するのは地(心包・三焦)になるからです。

※ この対応経絡の実験は簡単にできますので、やってみてください。
対応経絡は、水:火、金:木、地:土、となりますので、水に刺鍼して火の筋力が上がるか、或いは火に刺鍼して水の筋力が上がるか、同様に、金に刺鍼して~~~、とテストをしていくわけです。

仰臥で頭皮鍼をすると同時に、経絡治療も行いました。
これで全ての症状を消すことができました。
いや、症状を消すだけでなく、全体を整えたことにもなったわけです。

頭皮鍼は、頭蓋JAA、クラニオ理論(スカルセラピー)、朱子の頭皮鍼、山本式頭皮鍼の4つが組み合わされていますので、ちょっと複雑になっていますが、一つずつ説明を聞けばわかると思います。
今度の 臨床実践塾 では、七星鍼法のビデオ撮影を中心に行いますので、頭皮鍼の詳しい説明はできませんが、実技だけは説明するつもりです。

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習主席による北朝鮮への特使派遣は北朝鮮問題解決のチャンスかも知れないと16日付けWSJ紙電子版一方、15日のNYダウ138ドル安、NY外為1ドル=112.82円(学校で教えてくれない経済学)

2017-11-16 07:27:57 | 経済学
「トランプ篭絡で習は高笑い、米中関係、手厚い接待を受けトランプは対中批判を封印、中国は外交上の勝利を国外に強く印象付けることに成功した」と近着11月21日号ニューズウイーク誌日本版でシャーロット・ガオ記者が書いた。同記事によれば「トランプはツィツターで繰り返し中国を賞賛した。トランプは中国の要請で共同記者会見での質問を受け付けなかった。トランプは歴代の米大統領と異なり人権問題に触れなかった。ビズネス面では米中企業間で2,534億ドル(約29兆円)、歴史上過去例を見ない規模の商談がまとまった。中国共産党系の「環球時報」の胡錫進編集長は「カネを儲けたければ中国に逆らうな。さもなければ貧乏になる。世界は今このことを知るべきだ」と語った。トランプは「アメリカの対中赤字で中国を非難するつもりはない。アメリカの前政権の責任だ」と述べた。中国は忍耐心とカネの力を武器に、望み通りの結果を手にすることができた」と書いた。

15日のNY市場は米税制改革先行き不透明感や欧州株安の流れを受けて利益確定売りが出てNYダウは138ドル安、23,274ドルで取引を終えた。株安、債券高、利回り低下、ドル売りから1ドル=112.82円、1ユーロ=133.03円で取引された。NY原油(WTI)はIEA(国際エネルギー機関)が2018年の世界の石油需要見通しの下方修正を受けて続落、バレル55.33ドルと1ケ月ぶり安値まで下落した。NY金はオンス1,277.70ドルで横ばい。

16日朝放送のNHK/B「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「スーチーミヤンマー国家顧問はティラーソン米国務長官と14日会談した。スーチー氏は「ラカイン州のみに限定した問題でない。ミャンマー国全体の問題である」とロヒンギャ問題について言及した。」と伝えた。韓国KBSは「14日午後2時29分ごろ、韓国補項でM5.4規模の地震が発生した。今回の地震は昨年のM5.7地震に次いで1978年から開始した観測史上2番目に規模が大きい。震源の深さが9キロと浅かった。270キロ離れたソウルでも揺れを感じた。韓国ではM5以上の地震は今回で10回目である。原発16基は正常に運転している。エレベーターに100人閉じ込められた。8,200件の被害報告が寄せられている。10名程度の怪我人の報道が入っている。」と伝えた。16日付けのブルームバーグ電子版は「金韓国副首相兼教育相は「16日実施予定の大学修学能力試験を1週間延期する」と発表した」と伝えた。

中国CCTVは「李克強首相は東アジアサミット演説の中で「南シナ海情勢は沈静化している」と語った」と伝えた。東方衛視は「ボンで開かれたCOP23閣僚級会議でトランプ大統領によるパリ協定からの離脱発言の中、中国は温暖化ガス排出量削減が特筆された。一方、上海で中国最大の太陽光発電所が稼働を開始した。上海に現在2万台の充電施設があるが今回の発電所稼働により新たに6万台充電設備が可能になった」と伝えたあと「中国外務省コー報道官は「宋特使を北朝鮮に派遣し朝鮮半島問題で意見交換することが決まった」と伝えた。16日付けWSJ電子版は「習主席による北朝鮮への宋特使派遣は北朝鮮との関係改善のチャンスかもしれない」とTe-PingChen、JonathanChen両記者が書いた。(了)

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