ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY市場は様子見、パラダイス文書で税逃れ企業個人リスト作成をEU委員会が開始とフランスF2報じる(学校で教えてくれない経済学)

2017-11-08 11:39:38 | 経済学
駐ロシア、カタール大使はこのところの原油相場の反発は一部にサウジ政権の混乱の影響があるがいずれ収まる。収まれば価格は落ち着く。しかし、長期的に見れば世界の原油消費は2040年には年間で日量1億2,000万バーレル(現在8,600万バーレル)まで増加する。主な消費国はインドと中国だと話したと8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアテレビが流した。8日朝放送のフランスF2は「UAE、アブダビにルーブル別館がオープンする。フランス政府はUAEの石油権益が狙い。一方、アブダビは石油資源頼りオンリーでは将来はない。文化施設を充実させて税収のバランスを併せ図る。双方の思惑が一致してルーブル別館建設につながった。ルーブル美術館長は「4億ユーロの収益を見込んでいる。ルーブル美術館本館の窓口施設の整備にあてたい」と話す様子を映していた。

7日のNY原油(WTI)相場はサウジ政情不安は様子見で前日ほぼ横ばいバレル57.20ドルと小幅安。NY金はオンス1,273.70ドルで取引を終えた。NY外為市場では債券が買われ利回り低下、つれてドルが売られ、1ドル=113.96円、1ユーロ=132.06円で取引された。NYダウは値を下げてスタートしたが根強い米議会税制改革法案審期待から値を戻し小幅ながら8ドル高、23,557ドル。4連騰で過去最高値を更新した。米国関連のニュースでは8日朝放送の米ABCは「ラスベガス銃乱射事件後1ケ月でまたもアメリカ、テキサス州教会内で銃乱射事件が起こった。今回の事件では、民間人が自ら銃を持って容疑者を追跡、米国内では銃規制の高まりとは反対に「よくやった」という声が強い。」と伝えた。

8日朝放送の韓国KBSは「トランプ米大統領は7日韓国を訪問、文韓国大統領の歓迎を受けた。文大統領は米軍基地に出向きトランプ大統領を出迎えた。首脳会談のあとの記者会見でトランプ大統領は「必要となれば米国は軍事的手段を含めてあらゆる方法で北朝鮮の核ミサイル発射をさせない。」と述べた後「全軍事力を使う必要がないよう神に祈る。北朝鮮が交渉のテーブルに着き合意することは理にかなっている」と語った。文韓国大統領は「今回のトランプ大統領の韓国訪問は北朝鮮の核問題の解決に向けたターニングもポイントとなることを望む」と述べた。トランプ大都類は8日午前、韓国国会で演説する。」と伝えた。韓国関連では近着11月14日号ニューズウイーク誌日本版で前川祐輔記者は「冷え切っていた中韓関係に改善の兆しが出て来た。それは危うい仲直りかもしれない。韓国側はあいまいにしているが中国側は①THARDを追加配備しない、②日米韓3国の軍事同盟を形成しない、③米ミサイル防衛に参加しないという3つの条件があったとされる。3つの「踏み絵」を踏んだ文政権は今回の米韓協議は中韓関係悪化の序章かもしれない」と書いた。

英BBCは「前日のエリザベス女王についでパラダイスペーパー関連で合法だが、チャールズ皇太子にも税逃れで気まずい事実が明るみに出てきた」と伝えた。フランスF2は「EU委員会は税逃れ企業個人ブラックリスト作成を開始した」と伝えた。マナ文書に次いで今回パラダイス文書登場で見て見ぬふりをしてきたEUがついに動かざるを得なくなった。(了)

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3日経っても再発がない。良かったー!!! (11月26日の臨床実践塾の準備)

2017-11-08 08:35:35 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」の記事内容は、 FC2ブログ にも転載しています。

振戦2

画像クリックで動画が再生されます



手指が逆に曲がる



先日治療した、「振戦」の患者さんが気になり、紹介してくれた方に連絡をとって、再発の有無を確認してもらった。
暫くして返ってきたメールには、
「再発はないそうです」と書かれていたので安堵した。

その患者さんの話を聞いて、最初に見せられたのが、上の動画(クリックで動画)でした。

「先生、手の震えが止まらない人がいるのですが、治りますかね?」

「震え? パーキンソン?」

「いや、パーキンソンではないみたいです」

「う~ん、どうだろうなー、診てみないとわからないので、とりあえず来てもらえますか」

という会話から始まりました。

当院へ来てからの動画は、先日のブログに書いた通りですが、再発が気になっていました。
土曜日に治療したので、3日経つことになる。
それで再発がないとなると、明るい希望になる。
そこで、準備してあった動画を掲載することにしました。
(ご本人に掲載許可をもらってあります)

そして病院での診断は、
「画像診断でも、血液検査でも異常はありません」ということだったらしいのです。
このような場合は、多くが「症候群」という症状名が付けられます。
この方ですと、おそらく「パーキンソン症候群」というあたりだと思います。


さて次に、2番目の写真ですが、「ええーっ!」て驚いた人もいるかも知れません。
中指が逆に曲がっているからです。
普通ではそこまで曲がることはないのですが、生まれつき特定の関節の柔軟性が高い人がいて、そういう人は、このように曲げることができるのです。

当院へ来られた患者さんで、こんなに曲がる人は、多分初めてです。
これを食養(マクロビオティック)で説明すると、「陰性食過剰によるもの」と考えてしまいます。
この方の虹彩にも、陰性食過剰のサインは出ていましたので、「陰性食過剰だ」と言ってもいいのですが、陰性食過剰の人が全てこのように指関節が逆に曲がるほど柔らかくなることはないのです。

しかし、陰性食過剰は間違いないので、この方には「緩める治療」はしませんでした。
緩める治療とは、鍼灸には「緩める治療」と「締める治療」があり、その方法のことです。
たとえば、胃経は緩める経絡として使うと著効を現します。
膀胱経は、絞める経絡なので、絞める治療として使うと著効を現します。

これを七星論で説明すると、太陽は非常に陽性ですので、太陽に近づくのは陰性の惑星です。(易の原理で)
七星論では、陰性の惑星ですから、「補」の治療(絞める治療)がよく効くと考えます。
そして、太陽から離れた土星は、陽性な惑星ですから、「寫」の治療(緩める治療)がよく効くと考えます。

つまり、エネルギーの流れは、太陽(極陽性)→水星(強い陰性)→金星(やや陰性)→地球(中庸)→火星(やや中庸)→木星(やや陽性)→土星(強い陽性)という流れと考えるので、太陽に近い惑星は陰性と考え、絞める治療に使うとよく効くと考えるわけです。
それらの惑星に経絡を当てはめて考えたのが七星論ですので、その流れに従って「締まる」「緩まる」を考えるわけです。

治療経験の豊富な方はわかると思いますが、水星(水=腎・膀胱)の経絡を使うと、よく締まります。
ですから、膝関節の痛みに「膀胱経」などを使うと、良く締まるので高い効果を出すことができますが、緩む経絡である「土星」の「足三里」を使うと、その場は楽なったようでも、逆に痛みが強くなったりします。

それは、「三里歩けば三里に灸」という言葉があるように、歩いて筋肉疲労の起っている(筋肉が固くなっている)筋肉に、緩める作用のある三里(土星=脾経・胃経)を使うと、緊張が解れて緩むわけです。
この説明をすると長くなりますので、これぐらいにしますが、経絡の使い方は、「何経の病か」も考えますが、「緩める」のがいいのか、「締める」のがいいのかも考えて治療します。

この方も、陰性が強いと考えましたので、絞める治療法を使いました。
この方の治療は、多枝に亘りますので、このブログでは書き尽くせませんので、11月26日の臨床実践塾で説明します。

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