メルケル独首相、ＳＰＤとの「大連立」も選択肢と発言、ＮＹ外為市場で、ユーロ買い・ドル売り、対円でもドルが売られ、一時、1ドル＝110.80円（学校で教えくれない経済学）

米年末商戦堅調期待と米税制改法案をめぐる不透明感との綱引から様子見、NYダウは小幅22ドル高、23,580ドルで取引を終えた。NY外為市場はメルケル独首相がSPDとの「大連立」に前向きの意向を示したとしてユーロ買い・ドル売りの流れが強まった。つれてドルは対円でも売られ1ドル＝110.80円まで一時値下がりした。あと戻し、1ドル＝111.04円、1ユーロ＝132.12円で取引された。NY原油（WTI）は30日のOPEC総会を控えて様子見、バレル58.11ドルと小幅下げた。28日付けWSJ紙電子版でGeorgiKantchiev記者、SummerSaid記者は「今まで何もしてこなかったOPECが30日の総会で２％の減産継続で合意しょうとしている。一方OPECの代表者や市場関係者は、OPEC減産はOPEC加盟国のためにならない。OPECが市場を刺激するとして、「行き過ぎ」を懸念する声が突如出て来た。」と書いた。NY金はドル値下がりを受けてオンス1,293．80ドルへ小幅に上げた。

28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で中国CCTVは「習近平国家主席は「トイレ革命」を高く評価、観光地のみならず都市から農村へ拡大していくことが重要だと述べた。トイレ革命はハード面のみならずソフト面でも人民の生活、文化向上につながる。習主席は5年前の党主席就任の際、全人代でトイレ革命の重要性を指摘した。習主席は小さな努力の積み重ねが大きな成果を生み出すと述べ、たびたび農村を訪れトイレ革命の大切さを話した。今後は観光地のみならず広く農村へもトイレ革命に力を入れると述べた。10月末現在、観光地で6万8,000個所のトイレが改修された。」と伝えた。中国関連では28日朝放送のNHK/BS「キャッチ！世界のトップニュース」で「中国でいま「特色あるスモールタウン政策」に力が注がれている。「特色小食真」（トゥースーシャオゼン）」と呼ばれ、対外的には「一帯一路」政策を推進する一方で、国内的には「スモールタウン政策」を進める。家族とゆっくりと闘病生活が出来る病院の建設がひとつに挙げられる。資金はどうするかで問題はあるが、新たな投資家を募り対応する。この政策には習主席に最も忠誠心を示している腹心の前上海市長、李強氏が推進役であることも期待の根拠となっている。」と石井一利、上海支局長が解説していた。第２期目に入った習近平国家主席が取り上げる重点政策は折に触れ注目を集めそうだ。

28日の放送では米ABC,英BBCが共にハリー英王子（36）が過去に離婚歴があり黒人の血が流れるハリウッド女優（36）との婚約ニュースをトップで取り上げた。エリザベス女王もチャールズ皇太子もよろこんでおられると伝えた。挙式は来年5月ごろとの見方がある。婚約指輪には大きなダイヤモンドにダイアナ元皇太子妃の遺品の指輪から2個の小さなダイヤが添えられた。ハリー王子は初めて会ったときにこの人と人生を共にするんだと感じたと話した。」と伝えた。一方、ドイツZDFは「メルケル独首相はSPDとの連携も視野に入れている」と27日記者会見で語った。しかし、「大連立」が決まったわけではない」と伝えた。フランスF2は「ＥＵの旗はカトリック教のマリア像からヒントを得た。ＥＵとの連携を謳うマクロン大統領はどうかしている」と反対意見が議会で出ていると伝えた。（了）

きのうの臨床実践塾に参加した方々は頭皮鍼のコツを覚えました

今までの「診断即治療」の記事内容は、今後 FC２ブログ にも転載しています。

冷え性を治す三温鍼の刺鍼訓練

きのうの臨床実践塾は、即効療法の一環として、
① 頭皮鍼の刺鍼部位図面

② 刺鍼部位の診断方法

③ 症状別選穴方法

などを主に行ったのですが、「季節に合わせた治療」として、冷え性を治す三温鍼（上の写真）も行いました。
今までのプレゼン方法とはちょっと違って、当院での頭皮鍼臨床写真を提示して、「症状の原因」「選穴方法」「刺鍼方法」などを解説し、それらに合わせて刺鍼訓練も行いました。

ツボの決め方では、爪を使う診断方法を解説したのですが、これはかなり評判が良かったようで、わざわざメールでお礼を送ってくれた方もいました。
そして親睦会でも、
「あのツボの探し方はよかったですねー。今まで頭皮鍼の本を読んでも、どこに刺せばいいのか、どのように刺せばいいのかわからなかったのですが、きょうの講義を聞いて、自信がつきました」というような内容のことを話してくれたからです。

頭へのツボは、手足や体幹のツボと違い、基準となる関節や筋肉がわかりにくいので、苦労した人も多いと思います。
それは「頭蓋JAA」を教えているときにも感じていたのですが、そのころは上手く教えることができませんでした。

しかし今回はバッチリだったように思います。
理由は、最近では毎日頭皮鍼を使っており、ツボの「いい探し方」がわかったからです。
ツボの探し方と同時に、鍼の方向も上手く説明できるようになりました。

刺鍼法の基本は、頭蓋JAAの方式で、基本としては以下のようになります。
 髪の毛の流れに沿う
 髪の流れに逆らう
 頭蓋骨縫合に沿う
 横刺で刺す

「流れに沿う」と「流れに逆らう」は相反することになるのですが、「補」と「寫」と考えてください。
つまり、髪の毛の流れに沿うのは「補」で、逆らうのは「寫」と考えるわけですが、経絡治療での「補寫」とはちょっと違います。

経絡治療での補寫は、「虚すれば補し、実すれば寫す」なので、虚実がはっきりしてなければ「補寫のテクニック」は使えないのですが、頭皮鍼では虚実を強く意識してないようです。
なので、経絡治療よりも学びやすいと思われますが、頭皮鍼での「寫のテクニック」は強烈な「寫」の作用が出てくる場合があるので、これは注意が必要です。

そして横刺を使うのは、「朱子の頭皮鍼」を何年かやっていましたので、私が横刺に慣れているし、横刺を使うことで、「一穴多透刺」（1つのツボへ刺鍼して、いくつかのツボを突き通す）ができるので、痛みが少ないわけです。

そして、皆さんが「良かった、良かった」と言ってくれた裏には、実は、、、、実はですね、頭皮のツボだけでなく、頭にある七星（宙、水、金、地、火、木、土）の見つけ方や、鍼の刺し方も教えたからだと思います。
則ち、頭皮鍼の一番難しいと思われる、臓腑のコントロールです。

頭皮鍼を学んだことのある方はわかると思いますが、この臓腑の診断で必ず苦労したはずです。
私もそうでした。
巨鍼療法を日本に持ち込んだ後に「朱氏の頭皮鍼」を学んだのですが、朱氏の頭皮鍼は、頭を「頭鍼帯」として分けていて、「感覚区」とか「運動区」とか「暈聴区」と帯状に範囲が示されているのですが、五臓としての取穴はなかったと記憶しています。

そして、その帯状になった箇所に横指で鍼を刺していくのですが、「頭皮鍼専用の鍼」というのがあり、かなり太いのです。
だから痛いのです。v(^◇^)v

私もその鍼を買ってきたので、その鍼で治療をしていたのですが、患者さんが痛そうにするので、そのうち勇気がなくなって、いつしかその鍼を使わなくなってしまったのです。
その鍼を使わなくなったせいで、「頭皮鍼の治療効果が少ない」と思われたので、そのうち頭皮鍼も使わなくなったわけです。

その後、10何年かしてから「頭蓋JAA」というのを考え出し、5番鍼での頭皮鍼を使うようになりました。
が、しかし、
かなり即効性があり、パッと症状が消えてしまうので、患者さんは「手品みたい」（騙されたみたい）に思えたようで、「ゆっくり治療してもらうほうがいい」と考えていることを察知したので、そのうち、頭蓋JAAも使わなくなっていたわけです。

しかし、七星鍼法を学んでいる方々はわかっていると思いますが、頭部の「顖前・百防」だけでもかなりの治療効果があるので、再び頭皮鍼の研究に入ったわけです。
　12月、1月の臨床実践塾　 は、基礎編と応用編をする予定ですが、練習を兼ねるので、「ツボ検索法」はかぶるところもあります。
なので、受講費も一般10.000円、学生5.000円として安くして、広く普及できるように考えているわけです。