米政府機関閉鎖危機無視、米企業業績期待優先、NYダウ53ドル高、ナスダっク過去最高値更新、一方、北朝鮮「歌舞団」派遣突如中止と突然連絡（学校で教えてくれない経済学）

原油相場の反発で2018年の米石油生産は昨年より24万バレル/日増加するとIEA（国際エネルギー機関）が19日公表した月報で明らかにした。19日MY原油（WTI）はバレル63.37ドルと小幅反落した。NY金はオンス1,331．90ドルと小幅反発した。NY外為市場は米国債が売られ10年物国債利回りが年2.65％台へ上昇したが、利回りアップにドル相場にそのまま連動せず1ドル＝110.76円、1ユーロ＝135.41円で取引された。NYダウは米政府機関閉鎖危機にも関わらず、米企業業績改善期待から53ドル高、26,071ドルへ上げた。ナスダックは過去最高値を更新したと20日付けのブルームバーグ電子版は伝えた。

20日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「トランプ米大統領はシューマー米上院、民主党院内総務を19日ホワイトハウスに呼び、ぎりぎりのタイミングでの政府機関閉鎖回避のための交渉で一部進展が見られた。トランプ大統領はメキシコ壁建設は譲らない。一方、民主党はいわゆる「ドリーマー」と呼ばれる80万人の不法移民の子供の国外退去命令に反対する立場を変えていない。18日、下院では暫定予算案を可決した。上院では20日の期限を控えて合意が出来ていない。」と伝えた。

20日朝放送の韓国KBSは「19日夜10時ごろ南北で合意していた「歌舞団」派遣を中止すると連絡してきた。延期かキセルか不明だ。今回の申し入れの理由は明らかにしていいない。」と伝えた。NHK/BS「キャッチ！世界のトップニュース」キャスター、山澤里奈氏は「北朝鮮は自らの交渉を有利に運ぶために揺さぶりをかける駆け引きと見られている。韓国国内の議論に影響を与えるとみられる」と解説していた。一方、韓国KBSは「北朝鮮は平昌五輪開催日2月9日の前日8日に軍事パレード計画、友好国に招待状を送った。五輪開催前の軍事パレードは今回がはじめてでない。米国への抵抗姿勢を示そうとしている」と伝えた。20日朝放送のロシアテレビは「マチス米国防長官は「国家防衛戦略」を発表する。その中で米国はロシアと中国を最優先対抗国として指定している」と伝えた。中国CCTVは「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」を憲法序文に追加する憲法改正案が19日「2中総会」で採択された。3月の全人代で審議のうえ正式に決まる」と伝えた。

20日朝放送のフランスF2は「トヨタがフランス北部の工場で新規に4億ユーロ投資計画を発表した。700人の新規雇用が生まれる。現在の年間生産23万台が30万台へ増加する。フランス国内で久々の大型投資のニュース。労働者の意識も向上する。マクロン大統領は来週現地に駆け付ける。一方、マクロン仏大統領はフランス海軍の艦上で演説「国防はフランス国の最重要事項だ。予算削減は頭にない」と演説した。」と伝えた。20日朝放送の英BBCは「米研究所の発表によれば血液をしらべることで血液に含まれる遺伝子検査でガンを80% 発見できる。ただ。すい臓がんなど細部が分かりにくいガンの発見率は40％に過ぎない」と伝えた。英BBCは「12月英国小売高が前月比1.5％減少。必要でないものは買わない。お買い得商品をネットで探す。クリスマスの買い物のパターが変わった」と伝えた。（了）