股関節周囲が広範囲に痛い：腸骨前傾と腰椎の歪み (1月28日の臨床実践塾)

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紫色に塗ったところが腸骨

「股関節周囲が痛くて歩けないぐらいでしたが、今は少し良くなりました」と訴える方が来られました。
股関節は寛骨臼と大腿骨骨頭で構成される関節で、可動域範囲が広いし、関連する筋肉も多い。
いや、多すぎる。(^_^;)

ですから、股関節に痛みや可動域制限などが出る場合は、腰椎、仙腸関節、膝関節などとも関係している場合も多いのです。
産後の腰痛などの場合は恥骨や腰仙関節が関係してきますが、恥骨の歪みは仙腸関節とも関係してきます。

股関節周囲の症状は、腸骨の前傾で痛みが出ている場合もありますが、これは見落とされやすいようです。
そんな場合は、仰臥になってもらい、足の内果の高さで足の長さを見れば、腸骨の前傾はわかります。

この方も、左足が長かったので、「腸骨が前に倒れているようですね」と言いながら腸骨の前傾を矯正しました。
腸骨の前傾を治すには、仰臥で腸骨を後部に押さえるようにするのと、伏臥で腸骨を後部に引き上げるようにする方法があります。

多くは、仰臥のままで矯正できるのですが、体の硬い人の場合には、伏臥で行なったほうが効果的です。
どちらの矯正法も、時間にすると1～2分ですので、時間はかかりません。

腸骨が前傾しているだけでしたら、これで症状は取れています。
ところが、先ほども書きましたように、股関節は関係する筋肉や関節が多いので、それで終わると、すぐに再発させてしまうはずです。

ですから私たちは、確認のために骨盤の歪みを診ます。
歪みの診方は簡単で、女性がよくする「横座り」をしてもらうだけです。
横座りで、右側にお尻を着くのが楽な場合は、骨盤が右側に捻じれています。
左側にお尻を着くのが楽な場合は、骨盤が左側に捻じれています。

骨盤が捻じれている場合は、骨盤矯正をしますが、これは「骨格矯正鍼」を使うと早いし、確実です。
骨格矯正鍼は、いろいろなところで公開してきましたので、ご存知の方も多いと思いますが、指でもできます。
ただ、指だと7～8割ぐらいで、鍼だと10割の矯正ができます。

この方のように、股関節周囲の症状だと、腰椎と骨盤の歪みをチェックして、異変のある部位を矯正しておけば、足の長さも揃いますので、いちいち腸骨の検査などをしなくても大丈夫です。
※ 骨格矯正鍼は七星鍼法の得意技です。（^_^;）

それで、その方は、腸骨の調整をしたあとに、股関節周囲の痛みを確認してもらったら、大腿内側を触りながら、
「ここにちょっと違和感があります」と言うので、早速骨盤矯正を行いましたが、まだ違和感があるようなので、正座で腰椎の歪みを診たら、腰椎下部で右に曲がっていました。

つまり、骨盤の捻じれだけでなく、腰椎の左右屈もあったわけです。
「すみませーん。先に診て置けばよかったのですが、腰椎も歪んでいるようですので、そこも矯正させてくださいね」と、巨鍼療法を使う許可をもらい、巨鍼療法で歪みを取りました。

そして、横座りをしてもらったら、もう何ともありませんでした。
なんだかんだと矯正に10分はかかったと思います。
普段、そんなに時間はかからないのですが、私が「腸骨の前傾だな」と決めつけて、腰椎の検査などをしなかったことが原因です。

久々に反省させられました。

今度の臨床実践塾 でも、「腸骨の矯正」を解説しますので、この「腰椎の検査の重要性」も含めて話をしようと考えています。

米国、太陽光パネル、洗濯機にセーフガード発動と発表、トランプ米大統領は鉄鋼、アルミも検討と語る、NY外為市場でドル安貴重継続（学校で教えてくれない経済学）

米国が輸入太陽電池パネルと洗濯機へ30～50％の関税を賦課すると23日発表した。トランプ大統領は貿易戦争は起こらないだろうと述べたが、鉄鋼とアルミへの関税賦課の可能性を検討すると語った。貿易をめぐる緊張の高まりを受けてドルは対ユーロ、対円で弱いと24日付けブルームバーグ電子版でJacobBoume記者、DennisPettit記者が書いた。NY外為市場では1ドル＝110.25円、1ユーロ＝135.60円で取引された。NY原油（WTI）はバレル64.47ドル、NY金はオンス1,335．70ドルへ小幅反発した。ドル安地合いが背景にある。NY原油は2014年12月来の高値とブルームバーグ電子版は伝えた。NYダウはまちまち3ドル安、26,210ドルで取引を終えた。

24日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で中国CCTVは「米国商務省は22日、太陽光パネルと洗濯機に政府ガードを3～4年にかけて発動すると発表した。太陽光パネルは
関税を30％、20％、15%と段階的に下げる。洗濯機は50％からはじめ3年目に40％へ下げる。太陽光パネルの米国の輸入はマレーシア36％、中国8％を占める。米国は間違った貿易政策を実施した。米国国内からも非難の声が上がっている。中国や他の国もWTOに提訴する。」と伝えた。24日朝放送の韓国KBSは「米国は太陽光パネルと洗濯機にセーフガードを発動すると23日発表した。米国企業の経営失敗によるとして韓国はWTOに提訴することを決めた。勝利するだろう。」と伝えた。韓国KBSは「韓国国内に文政権の平昌五輪への対応を巡って「ピョンチャン五輪」ではなく「ピョンヤン五輪だ」と批判が高まっている」と伝えた。

24日朝放送のスペインTVEは「ダボス会議にスペイン,フェリテ国王が初めて参加、講演、各国首脳、財界人との懇談を予定している。24日はカナダのトルドー首相と会談する。カタル―ニア問題は収まり、スペイン経済は成長を続けていることを強くアッピールすると見られている。ダボス会議ではトランプ大統領が26日演説する」と伝えた。24日朝放送のドイツZDFは「ダボス会議が始まった。世界経済が焦点となるが富の配分をどうするかについて意見が戦わされる。トランプ米大統領が26日演説する。アメリカ・ファ―ストを語ると見られている。アメリカ政府は23日、太陽光パネルと洗濯機にセーフガード発動を発表した。中国と韓国が反発している。インドのモディ首相はダボス会議で23日演説し「グローバル経済にマイナスの動きをするところがある」とアメリカを非難した」と伝えた。

24日朝放送のシンガポールCNAは「マチス米国防長官がインドネシアを23日訪問、ジョコ大統領、国防長官と会談した。マチス長官は「インドネシアと当たり前の関係ではなく重視している。アメリカはインドネシアから多くのことを学んだ。協力を惜しまない。ネシア、マレーシア、フィリピンと連携を強化する。」と語った。」と伝えた。豪ABCは「ドヒンギャ難民のミヤンマー帰還が遅れている。しかし、バングラデシュからみれば、身元確認、帰還後の住居の確保を数千人ではなく68万人規模の帰還だ。理解できる。」と伝えた。（了）