2月米雇用者数が31万人増加、一方、賃金上昇率が2.6%増と小幅だったことから米景気堅調を確認する一方で利上げは緩やかにとどまるとの期待感が強まった。トランプ米大統領が5月前にもキム北朝鮮労働党委員長が申し出た米北首脳会談に応じたことも地政学リスク軽減が意識され株買いを促したと10日付けブルームバーグニュースが解説した。NYダウは440ドル高、25,335ドルで取引を終えた。ナスダック指数は7,560ポイントと過去最高値を更新した。NY外為市場は小動き、1ドル=106.77円、1ユーロ=131.41円で取引された。NY原油は米雇用統計を受けてバレル62.04ドルへ反発、NY金は小幅安、オンス1,322.40ドルで取引を終えた。
10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では英BBC,ドイツZDF,フランスF2,香港TVB,シンガポールCNAがそろってトランプ大統領が北朝鮮のキム委員長と5月までに直接対話すると応じたことを驚きと警戒感を伴って伝えた。英BBCは「試してみる価値はあるが失敗に終わればリスクは計り知れない。米国が圧力を維持しながら北朝鮮の非核化を実現できる保証はない。」と総括した。ドイツZDFは「トランプ一流のやり方だ。過去のどの米大統領もやらなかったことをやりたいのだろう。リスクが伴う。米北首脳会談を引き出したキム委員長の勝利だ。」と警戒的に伝えた。フランスF2は「ついこの間までお互いののしりあっていた2人だった。トランプ大統領はキム委員長の会談申し入れを受け入れた。余りの急激な変化である。想像できない。カードは北にある。今回の事態こそ北が望んでいたことだった。いつどこでやるかは決まっていない。中国とロシアは歓迎した。トランプ大統領が北から非核化で明確な回答を引き出せない可能性は消えていない」と伝えた。
10日朝放送の韓国KBSは「トランプ米大統領は北のキム委員長が申し入れた米北首脳会談に合意した。いつどこでやるかについて4月末の南北朝鮮首脳会談で協議される。ピョンヤンが第一に考えられる。次にワシントンDC。他では板門店。第3国での開催もありうる。」と伝えた。韓国KBSは「文韓国大統領は米北首脳会談が決まった。歴史的道しるべとなる。朝鮮半島の非核化と平和に向けて南北は準備に入る」と語った」と伝えた。香港TVBは「米北首脳会談が実現すれば歴史的突破口になる」と評価した。一方シンガポールCNAは「チリで開かれた米国抜きの11ケ国CP TTPが正式調印された。規模縮小もGDP13.5%を占める。一部に保護貿易機運が出る中での成果は大きい」と伝えた。(了)
10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では英BBC,ドイツZDF,フランスF2,香港TVB,シンガポールCNAがそろってトランプ大統領が北朝鮮のキム委員長と5月までに直接対話すると応じたことを驚きと警戒感を伴って伝えた。英BBCは「試してみる価値はあるが失敗に終わればリスクは計り知れない。米国が圧力を維持しながら北朝鮮の非核化を実現できる保証はない。」と総括した。ドイツZDFは「トランプ一流のやり方だ。過去のどの米大統領もやらなかったことをやりたいのだろう。リスクが伴う。米北首脳会談を引き出したキム委員長の勝利だ。」と警戒的に伝えた。フランスF2は「ついこの間までお互いののしりあっていた2人だった。トランプ大統領はキム委員長の会談申し入れを受け入れた。余りの急激な変化である。想像できない。カードは北にある。今回の事態こそ北が望んでいたことだった。いつどこでやるかは決まっていない。中国とロシアは歓迎した。トランプ大統領が北から非核化で明確な回答を引き出せない可能性は消えていない」と伝えた。
10日朝放送の韓国KBSは「トランプ米大統領は北のキム委員長が申し入れた米北首脳会談に合意した。いつどこでやるかについて4月末の南北朝鮮首脳会談で協議される。ピョンヤンが第一に考えられる。次にワシントンDC。他では板門店。第3国での開催もありうる。」と伝えた。韓国KBSは「文韓国大統領は米北首脳会談が決まった。歴史的道しるべとなる。朝鮮半島の非核化と平和に向けて南北は準備に入る」と語った」と伝えた。香港TVBは「米北首脳会談が実現すれば歴史的突破口になる」と評価した。一方シンガポールCNAは「チリで開かれた米国抜きの11ケ国CP TTPが正式調印された。規模縮小もGDP13.5%を占める。一部に保護貿易機運が出る中での成果は大きい」と伝えた。(了)