先日の臨床実践塾は……

この「診断即治療」は、 FC２ブログ にも転載しています。

臨床報告の解説

先日の臨床実践塾は、第一部から第二部まで一人で担当しました。
と言うのは、第一部を手伝ってもらう予定にしていた矢田部先生が、学校で医療英語を教えることになり、そのシラバスを作ったり、カリキュラムを作ったりで、緊迫した状態になり、実践塾の準備の時間がなくなってしまったからです。

第一部は、≪症例報告と診断のポイント≫についての解説をしたのですが、解説を始める前に、少しだけ経営に関係する話をしました。
小見出しとしては以下の通りです。

① 「治療院経営の継続」
② 「患者さんが来る理由」
③ 「診断の利点：恩恵を感じてもらう」

臨床実践塾なので、実技講習だけをしてもいいのですが、経営者が多く来ますし、勤めていても経営に関することを知っているほうがいろいろな面で有利になるからです。
何故かと言うと、経営とは「人と人のつながりで成り立つもの」です。
治療も人と人のつながりです。

そして、経営者というのは、経営を続ける以上は常に継続して「集客」を考えなければならないのです。
所謂、マーケティングになるのですが、そのために「人間学」を一緒に勉強するわけです。
今回は主に「ベネフィット」について話をさせて頂きました。

ベネフィットとは、消費者が得られる「有形」「無形」の価値のことです。
それは、自分が勉強して顧客に還元したり、何等かのサービスをしたりして、顧客の満足度を高めることです。

顧客（患者さん）へのサービスですので、同じ料金でサービスがいいのなら、顧客（患者さん）にとっても嬉しいことですので、「そのように感じてもらうにはどうすればいいか」という方法を考えるわけです。
つまり、お客さん（患者さん）を大事にする方法とも言えます。

そんなことから始めまして、当院での臨床報告に入っていったのですが、臨床報告は、ブログに書けないことや細かい治療テクニックなども説明します。
ブログに書けないこととは、不特定多数が閲覧するので、
① 専門用語等を使わないようにします
② 患者さんのプライバシーに関わること
③ 治療テクニックやポイントの細かい説明

そして、私個人としては、ブログは一般的な言葉で楽しく読めるように書くことを心掛けています。
私の専門的な知識が少ないこともありますが、ブログは、楽しく読んでもらうことがいいと考えているからです。
楽しみながら勉強してもらえるような記事を目指しているわけです。

解説した臨床は、
① 座骨の痛み
② 歩行で痛くなるお尻
③ 側頭痛
④ 大腸と第4趾と肝臓の関係
⑤ 巨鍼の威力
⑥ 椎間板ヘルニアの術後の治療
⑦ 椎間板ヘルニアと爪の関係
⑧ 腸骨の歪みで出る症状と矯正法
⑨ 皮膚疾患の治療法
⑩ 足裏の痛みの原因分析と治療法
⑪ 鼠径部の痛みの取り方

等々を解説してから、テーマである「診断」の講義に入りました。
診断は「脈診」から話したのですが、この脈診の方法は、脈診を全く知らないという人でも、1週間もあれば脈診ができる方法ですので、初めての方でも、すぐに脈診ができるようになります。ほんとですよ！

この脈診の方法は、鍼灸学校の授業で教えたり、臨床実践塾で何度か教えたりして、それなりの実績がある方法です。

貿易戦争危機緩和観測からNYダウ669ドル高、一方、キム委員長北京電撃訪問、米国、駐米ロシア外交官60人追放発表（学校で教えてくれない経済学）

キムジョンウン北朝鮮労働党委員長が北京を電撃訪問した。取り扱いに注意を要する情報であることから匿名を条件に語ったところによると、滞在期間や改題相手などは不明と27日付のブルームバーグニュース電子版は伝えた。一方、週明け26日のNY市場では貿易戦争懸念が緩和する兆しが見えてきたとしてNYダウは2.8%、669ドル高、24,202ドルで取引を終えた。ムニューシン米財務長官が500億ドル以上もの関税を中国に賦課しなくてもいいように米中が合意することは可能だと発言したことが相場を支援した。中国が米国からの半導体輸入を促進すると伝えられ半導体株が上昇、株高をリードした。NY外為市場ではドル買い戻しから1ドル＝105.50円、1ユーロ＝131.31円で取引された。NY原油（WTI）はバレル65.55ドルと小幅安、一方、NY金はオンス1，355.00円と小幅続伸した。

27日朝放送の韓国KBSは「北朝鮮の要人が26日、北京を訪問した模様だ。要人が乗ったと見られるリムジンが確認された。金正恩委員長なのか妹なのかは確認されていない。数時間前に北朝鮮要人の専用列車が北京に到着した。日本のメディアも北の要人を乗せたとみられる特別列車が北京に着いたと一斉に伝えた。キム委員長は南北首脳会談、米北首脳会談を控えて有利な展開を模索しているものと見られる。中国は公式に何も言明していない。ホワイトハウスは真実かどうかわからないとしている。」と伝えた。韓国KBSは「韓米FTA交渉で大筋合意した。ホワイトハウスは韓国鉄鋼製品への25%賦課対象国から除外した。韓国は米国向けの鉄鋼輸出量を今後3年間過去の70%に抑えることで合意した」と伝えた。
中国CCTVは北朝鮮要人北京訪問のニュースはなく華報道官は「アメリカは脅しをやめるべきだ。大切なことはルールである。中国はあくまで透明性を重視している。アメリカが301条を適用すれば中国は対抗するあらゆる準備ができている」と述べた」と伝えた。シンガポールCNAは「マレーシア政府は26日、フエイクニュース防止法案を議会に提出した。与党が過半数を占めるため可決される見通しである。野党は言論統制だと反発している。」と伝えた。

27日朝放送の英BBCは「26日、アメリカ政府は中米ロシア外交官60人を国外追放すると発表した。この内ワシントン48人、NY12人となっている。EUでは16国がロシア人外交官追放を発表した。ウクライナ13人で 最も多い。過去に例を見ない多さだ。メイ首相が先週EU議会で元ロシア人スパイ暗殺未遂事件演説で神経剤使用にロシアが関与したと述べたあと欧米ではイギリスだけの問題でない。すべての国の問題だと受け止められたようだ。メイ首相にとってはこれ以上望めない結果となった。」と伝えた。ロシアテレビは「アメリカが中米ロシア外交官60名の国外追放を決めた。ロシアは報復するとみられる」と伝えた。ドイツZDFは「プチデモン前スペイン、カタルーニア首相の身柄がドイツ警察に拘束された。欧州法に基づいてドイツ高等裁判で審議される」と伝えた。スペインTVEは「プチデモン氏がドイツとデンマークの国境検問所でドイツ官憲に逮捕された。」と伝えた。（了）