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米FOMCでの利上げ折込、ドル買戻、1ドル=106円台回復、NY原油、世界原油需給改善期待発言でバレル63ドル台(学校で教えてくれない経済学)

2018-03-21 12:19:47 | 経済学
「春分の日」休日でNHK/BS「ワールドニュース」は「うめ草」番組を流していた。21日朝放送のCNNテレビは「トランプ米大統領は、議会でロシア疑惑捜査が進む中プーチン大統領と電話会談、祝意を伝えたあと「余り遠くない将来にプーチン氏と会談できる」と語った。」と伝えた。CNNは「3人の女性がトランプ大統領とのセクハラ疑惑で告発した。トランプ氏はプーチン氏との電話会談に加えて、また新たな話題を提供した」と困惑気味に放送していた。20日のNY市場はNY外為市場で開催中の米FOMCでの利上げを織り込み、1ドル=106.51円、1ユーロ=130.44円とドルが買われた。NYダウは原油反発でエネルギー株高がリード、一方、フェイスブックによる個人情報漏洩事件が上値を抑え、116ドル高,24,727ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はOPEC関係者が「世界の原油需給は予想外に早い機会に改善する」と語ったことを材料にバレル63.40ドルと反発した。NY金はFOMCで利上げを見込みオンス1,311.90ドルと反落した。

3月27日付近着のニューズウイークNW誌日本版から以下紹介する。チュー・チーチュン(米バックネル大学教授)は「米朝首脳会談をトランプ大統領が受けた後キム委員長は沈黙を続けている。その理由として4つが考えられる。①トランプ氏が自分の提案を受けるとキム氏は予想していなかった。そのため5月の米朝会談実施を非常に警戒している。②米朝首脳会談は韓国特使による口伝である。キム氏の本気度がはっきりしない。③トランプ氏含め世界の世論を見極めようとしている。④会談の成功の暁には文韓国大統領とトランプ米大統領のどちらに花をもたせるか。自分自身の「名誉」の問題に関係している。」と書いた。

グレンカール記者(元CIA情報員)は「元ロシアスパイ、セルゲイ・スクリバル暗殺未遂事件にプーチン大統領が送ったメッセージ」と題して「①裏切り者に制裁を加えて新たな裏切り者を出さない。②ロシア大統領選挙を控えて大国ロシアの強さをアッピールし、プーチンの力を実証したかった。③ロシアは米国、英国、ドイツ、フランスなどの選挙に介入している。そうした秘密工作を暴露しようとする人物をロシアは今までも抹殺してきた。今回の事件もロシアの秘密工作の情報を持っている人物を委縮させる効果がある。④プーチンに歯向かったりプーチンの了承なしにマネーロンダリングをやる財界人にメッセージを送った。⑤西欧諸国のプロパガンダ工作やトランプ大統領などの政治指導者周辺への浸透工作に情報を持つ人間に警告する意味を持つかもしれない」と書いた。

NW誌コラムニスト、河東哲夫氏は「プーチン大統領は任期末の2024年に71歳と、ロシアの男性の平均寿命66.5歳を超える高齢だ。憲法は連続3選を禁じている。それに付け込んで様々な勢力がテロを仕掛けてくる。プーチンは任期途中で権力を禅譲するかもしれない。」と書いた。一方、習近平主席は任期2期10年を決めた憲法を改正して無期限と決めた。期限を切ると次はないと様々な勢力から自らの権力を奪う者が必ず出てくる。習近平主席は無期限にすることによって自らの権力を維持が容易になると考えたかもしれない。(了)

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