NYダウ一時450ドル高、あと3連休控え、254ドル高、南北首脳会談4月27日開催決定も相場を支援（学校で教えてくれない経済学）、

グッドフライデー（聖金曜日）からの3連休を控えて商い閑散の中、ハイテク株買戻しから29日のNYダウは450ドル以上上げていたが取引終了にかけて下げ254ドル高、24,103ドルで取引を終えた。VIX恐怖指数は18%ポイントまで下落した。シカゴ購買部調査で米個人消費堅調が相場を支えた。4半期ベースでは株価は下げた。韓朝首脳会談の4月27日開催が決まった。トランプ大統領は韓国とのFTA合意はその日まで待つと語った。NY外為市場では1ドル＝106.47円、1ユーロ＝130.97円と円が対ドル、対ユーロともに買われた。4半期ベースでは円は売られた。NY原油（WTI）はOPECが減産継続と伝えられバレル64.94ドルと小幅戻した。NY金はオンス1，327.30ドルへ小幅反落した。朝鮮半島情勢緊迫化を材料に上げていたが、韓朝首脳会談、米朝首脳会談,朝鮮半島での非核化の動きなど緊張緩和の兆しが出ていることが背景にあると29日付ブルームバーグ電子版が書いた。

30日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「キム北朝鮮共産党委員長と文韓国大統領との会談は4月27日、板門店で開催されることが決まった。会談は1日のみとする。発表様式含め細則を決めるための実務者レベルの会合を4月4日開催することも決まった。」と伝えた。韓国KBSは「朝鮮中央通信はキム委員長の中国訪問の様子を50分映画にまとめ大々的に報道した。リ・ソングオン、北朝鮮平和統一委員長は「かってない変化が起こっている」と語った。」と伝えた。30日放送の中国CCTVは「朝鮮中央通信は中国でキム委員長が大歓迎されたなど習近平国家主席との会談を大々的に報道した。一方、グテーテル国連事務局長は「キム委員長が習主席と会談、朝鮮半島の非核化への動きを歓迎する」と語った。香港TVBは「楊潔簴政治局員が韓国を訪問、習氏と金委員長との会談を報告した。南北朝鮮首脳会談が4月27日に開催が決まった。朝鮮半島の非核化について具体的にどのような結果になるか注目される」と伝えた。

30日朝放送のドイツZDFは「元ロシアスパイ暗殺未遂事件で使われたとみられる毒物が娘と住んでいた自宅のドアノブで確認された。娘のイリナさんの容態が話ができるまでに回復した。ロシアは証拠品のロシアへの提出をイギリス政府に要求している。ソールスベリーの町が静かになるにはまだ時間がかかりそうだ。」と伝えた。英BBCは「元ロシアスパイの父親と娘の手にそれぞれ鎮静剤が付着していた。毒物は自宅ドアのノブになすりつけられていた模様だ。」と伝えた。ロシアテレビは「ロシアは駐ロシア米国外交官60人を追放とサンクトべテルブルグ米領事館閉鎖を決めた。その他22ケ国に対しても同様の報復措置をとるとラブロフ外相が29日語った。」と伝えた。

フランスF2は「フランスのホテルがこの一年で819軒が廃業、25,000室減った。観光大国のフランスでなぜなのか。大型ホテルは好調な業績を上げている。民宿の増加が原因のようだ。」と伝え、フランスF2はある廃業を決めたホテルオーナーは内装改修に3万ユーロ（約400万）使った。風呂場まで改修する余裕がない」と語る様子を映していた。（了）