第90回記念大会開会式
江嵜企画代表・Ken
春はセンバツから。3月23日(金)午前9時からの第90回記念、センバツ高等学校野球大会開会式に楽しみにして出かけた。甲子園球場に開会式15分前に着いた。諦めていた内野特別自由席の切符売り場に珍しいことに人影なし、楽に切符が買えた。
この日の朝、NYダウがトランプさんが500億ドル規模の対中国輸入制限目的に大統領令に署名、これを受けて、NYダウが724ドル暴落した。日経平均株価も一時1,000円以上値下がりした。気もそぞろで甲子園見物どころではなかった方もおられたのかもしれない。
球場の中に入ったが、特別内野自由席も楽に座れた。無料だが、外野席も人がまばらだった。今年のセンバツは、地元兵庫代表がゼロ。最近とみに弱くなったが、せめて地元校を、サクラでも一校入れておけばもう少し人は入ったかもしれない。
花冷えとはよく言ったものである。こちら神戸も桜が開花したが、この日の最低気温は4℃。入りが少ないと余計寒く感じる。いつものようにスケッチした。目の前を日章旗が通るところを狙って構図を決めた。開会式の司会は、熊本県立第一高校3年、成松海悠さん(18)が務めた。見事だった。ヤフーのブログによれば彼女は昨年のセンバツと2年連続という。彼女の後姿をスケッチの左すみに入れた。
今年は記念大会ということで例年より4校多い36校だった。昨年度優勝校、大阪桐蔭が国旗、大会旗に次いで入場した。下馬評では他の馬が一頭もいないかのような前評判である。
型どおり大会関係者が挨拶した。今年はスポーツ庁、鈴木大地長官が「スポーツの価値を高めれば、人生も豊かになります」と挨拶した。選手宣誓は瀬戸内(広島)の新保利於主将が「大好きな野球ができることに感謝し、感動を与えられるようなプレーをしたい」と挨拶した。
鈴木大地長官の始球式の後、第1試合、聖光学院(福島)、東筑(福岡)の試合が10時半過ぎから始まった。一回表裏を見て球場を後にした。予定通り進めば4月4日(水)が決勝戦となる。景気振興のためにも甲子園が盛り上がってほしい。(了)