ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NYダウ、米FOMC会合で年内2回、来年4回利上げ示唆後乱高下、一方、ロシアワールドカップで英国人サポーターへの攻撃懸念とジョンソン英外相(学校で教えてくれない経済学)

2018-03-22 17:08:46 | 経済学
米FOMCが21日発表の声明文で3月0.25%の利上げと年内あと2回利上げ、来年は年4回利上げを示唆した。一方、ザッカーバーグ、フェイスブックCEOが個人情報を無断使用問題発覚後初めて発言「すべての問題を解決するには時間がかかるが、長期的にはより良いサービス構築を約束する」と述べたにとどまった」と22日付ブルームバーグ電子版でSarahFrier記者が書いた。22日のNYダウはFOMC会合後一時100ドル以上上げたがあと反落、44ドル安、24,682ドルで取引を終えた。NY外為市場ではFOMC会合後ドルが売られ1ドル=105.96円、1ユーロ=130.83円で取引された。NY原油(WTI)は米原油在庫減を材料に買われバレル65.17ドルへ続伸した。NY金はFOMC利上げ加速警戒感が和らぎオンス1,321,50ドルへ上げて取引を終えたと22日ブルームバーグが書いた。

22日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカが、フェイスブック利用者5,000万人の個人情報を無断で入手していたことが発覚したことが世界に衝撃を与えている。メイ英首相は英国議会で「個人データがどのように処理されていたのか捜査すべきだ」と語った。フェイスブックのブランドに与えたダメージは計り知れない。ザッカーバーグCEOの責任が問われている。」と伝えた。英BBCは「ジョンソン英外相は英議会で「元ロシア人スパイ、暗殺未遂事件でのロシアの関与は否定できない。モスクワでのサッカーワールドカップで、ロシア市民からの攻撃からイギリス人サポーターを守らなければならない。ロシアでのワールドカップ開催は、まるで1936年、ヒトラーがナチスドイツの不法を隠すために開いたオリンピックのようだ。会場でプーチン大統領の喜ぶ顔を見るのは不愉快だ。」と述べた」と伝えた。

22日朝放送のフランスF2は「サルコジ元大統領がリビア、カダフィ大佐側から2006年に500万ユーロ(約6億5,000万円)を受け取った容疑で身柄を24時間拘束された。カダフィ大佐は2011年に死亡した。受け取っていたことが事実ならなんのためだったのかが問われている。」と伝えた後、フランスF2は「政治家であれば誰でもやることだ」と話す市民の声を紹介していた。フランスF2は「米テキサス州での連続爆弾テロで1名死亡、十数人が負傷した。容疑者の男(23)が車の中で爆死した。」と伝えた。米ABCは「テキサス州爆弾テロ容疑者は車の中で爆死した。」と伝えたあと「米中東部に大雪嵐が襲った。スリップなどにより複数の死者が出ている。」と特報で流した。ドイツZDFは「EU委員会は22日、アイルランド、オランダ、キプロスなどで税逃れするIT企業に対し利用者10万人以上、年間売り上げ700万ユーロ(約9億1,000万)企業を対象に3%以上課税することを決め、不公平感を軽減させる措置をとった。」と伝えた。

22日朝放送の韓国KBSは「文韓国大統領は朝鮮半島での非核化と平和を実現するためには4月の南北会談、5月の米朝会談のあと南北朝鮮・米国3国首脳会談の開催が必要だ。経済協力も可能になる」と述べた。野党側は時期尚早の発言だと非難した。」と伝えた。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糖質制限食は老化を促す (3/25臨床実践塾の準備)

2018-03-22 07:10:20 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。


上は糖質制限食で毛が抜けて老化が早まったマウス



東北大学大学院農学研究科の都築毅准教授らが、「糖質を抑えた糖質制限食を食べ続けると、体の老化を促し、健康に影響をもたらす恐れがある」と発表したことから、テレビやネットで話題になっています。
上の写真は、炭水化物を与えずにマウスを約1年間育てたところ、見た目や学習機能で老化を促進させた写真だそうで、昨今の糖質制限ブームに警鐘を鳴らしているようです。

マウスに、脂質、糖質、たんぱく質のバランスが日本食に近い「通常食」と、炭水化物を脂質とたんぱく質に置き換えた「糖質制限食」のどちらかを与え、両群20匹ずつを使って実験したようですが、写真を見ても、上のマウスのほうが明らかに老化していることがわかります。

詳細は、ネットにたくさん出ているので、そちらを参考にしてほしいのですが、私は糖質制限食に対しては、昔から大反対で、当院へ来られている患者さんにも、「糖質制限食はやらないほうがいい」と、注意してきました。

それは、ある人が「糖質制限食を始めたい」と言ってきた時に、「それは動脈硬化につながるので止めたほうがいい」と、私は大反対したことがあります。
それでもその人は「ダイエット食で我慢するよりは、美味しいのを食べて痩せたほうがいい」と、糖質制限食を始めたのです。
その結果、(多分半年も経たないうちに)「左肩が痛く、左手が痺れる」と電話で言ってきたので、「それは心筋梗塞の可能性があるので、すぐ病院へ行ったほうがいい」とアドバイスしました。

そして病院へ行ったのですが、やはり「心筋梗塞」が起こっていて、すぐにカテーテル治療で、バルーンで狭くなった動脈を広げ危機を免れました。

もう一つの理由には、糖質制限食で有名になったのが、アメリカのアトキンス博士ですが、私が栄養学を勉強していたころ、「アトキンス博士が転んで亡くなった」というニュースが入ってきました。
「何故?」と思ったのですが、栄養学のニュースによると、「動脈硬化で体が硬くなっていた」ということが書かれていました。

ローカーボダイエットは、マクロビ理論で考えても、「血管や筋肉が硬くなる」ことがわかりますので、私は「そうだろうなー」と考えていました。
しかし、年々「糖質制限食」がブームになり、当院の患者さんの中にも「糖質制限食」をする人が出てきたのです。

私は、そのたびに「老化が早くなるよ」と注意してきたのですが、それでも「どこそこの医学博士も勧めているのでやってみます」と、計画を続行する方はいました。
仕方がありません。
権威が違うのですから、信用度が違うのです。

しかし、今回の東北大学大学院の研究で、「糖質制限食は危険である」と発表されたことで、しばらくは論争が続くと思いますが、時とともに、糖質制限食を推進してきた先生方も、いつしか糖質制限食を言わなくなると思います。

ここで、私個人の意見を言わせてもらうと、以下のようになります。
・栄養学は理論よりも歴史であるべき
・新しい栄養理論をすぐに信じてはいけない

たとえば、長寿国として知られてきた日本は、「誰のおかげか」と考えた場合、答えは「現在の長寿の方々」のおかげです。
そして、その長寿の方々は、「何を食べてきたか」と言うと、日本は米食を中心にした日本食で国家を繁栄させてきたのです。

そうです。
そこには先輩方が貢献した歴史があるのです。
そこが大事だと思うのです。

いつも言うのですが、
「誰が正しいのか」ではなく、
「何が正しいのか」
を考えることが大切だと思うのです。

と言うことで、 3月25日の臨床実践塾も、 検証方法を交えながら、「何が正しいのか」を追求していきたいと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする