ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

王善寺さんのタケノコ(スケッチ&コメント)

2018-04-23 11:05:40 | スケッチ


王善寺さんのタケノコ

江嵜企画代表・Ken


川崎の王善寺さんのお庭で取れた筍が2週間前に届いた。直後に鉛筆デッサンした絵をようやく昨日彩色した。肝心の筍は、デッサン翌日、阪神御影駅近くにある,さるお店のおかみさんに預けたから手元にない。

念のためと筍を5本並べて撮った写真を見ながら,いざ筍を描き始めてみて生やさしくないことが改めて分かった。

王善寺さんとのご縁は2009年5月にパリで開かれた森田りえ子展にわが家族が王禅寺さんの奥様がお仲間らと同行された時に遡る。ご縁とは不思議なものである。

王善寺さんのお庭には樹齢800年それ以上ともいわれる柿の木がある。日本画家、森田りえ子先生が2006年に描かれた「王禅寺柿樹」の絵が高島屋大阪店で展示された際、会場風景としてスケッチに残している。

筍が入った段ボール箱に添えられた王禅寺さんの奥様からの手紙には「お寺の庭には、花みずき、つつじ、しゃくなげ、利休梅、白と黄色の山吹、白のしだれ桃、ぼたんの花などなど美しく咲き誇っております」とあった。華やかな王禅寺さんのお庭の様子が目に浮かぶ。(了)


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左の顔が顔面神経麻痺みたいになってしまいました。 昨日の臨床実践塾

2018-04-23 09:51:13 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



脊椎診ですが、この記事に書いた方とは違う方の画像です



昨日の臨床実践塾は、「一穴鍼法」がテーマでしたが、一人の女性が、
「顔面神経痛みたいになっているのですが、これ、治りますかね?」と言ってきました。

「どんな状況なん?」と聞くと、

「左の顔が痛くて、耳も詰まっているし、髪の毛をとこうとすると痛くてとけないんです。首も凝っていて、首を左に捻じろうとしてもねじ入れないんです。何が原因なんですか?」と言うので、

「脳神経かも知れませんね」と答えたら、傍にいた女性医師が、いろいろ説明した後に、

「そのままだとベル麻痺になってしまいますよ」と言い、さらに漢方薬の解説をしていました。
※ ベル麻痺とは、顔面神経麻痺で顔面筋が意思で調整できない状態のことで、麻痺の原因としては脳腫瘍、脳卒中、ライム病などがあるが、原因が特定できない場合にベル麻痺と呼びます。

いわゆる「顔が歪む」わけですから、女性にとっては最悪です。
そこで、治療モデルになってもらったのですが、首を左に捻じれない状態を、脊椎診の方法を話してから、参加者の皆さんにも確認してもらいました。(上の写真を参照ください)

右背にも凝りがありましたので、こう考えました。
「肝臓の異変」→「右背に経筋腱収縮牽引発生」→「頚椎が右側に引っ張られる」→「頚椎1番が左にズレる」→「左に捻じれなくなる」
同時に、「肝臓の異変(筋膜に影響を与える)」→「心包経に影響(心包は心臓の筋肉と考えています)」→「左顔面や耳に悪影響」→「左頭部の感覚異常」

ですから、この場合の治療は、肝臓を先に治療する必要がありますので、右の肝査穴に鍼を1本して、2~3分置鍼しました。
置鍼の間に、ちょっと能書きを話して、それから抜鍼して様子を聞いてみました。

ベッドに座り、首を左に捻じったら、周囲から
「おおー!」という声が聞こえました。
ちょっと良くなったわけです。
本人も、
「動くようになりました」と言っていたのですが、このような場合は、(触診ではわからなくても)頚椎7番と胸椎1番でのズレがあるので、そこを調整することにしました。

その調整方法も「一穴鍼法」でやるのですが、その一穴鍼法の解説は、既にやってありましたので、すぐに刺鍼して、
「はい。首を動かしてみて」と言うと、首を左に捻じりましたら、またも周囲から
「おおー!」という声が聞こえてきました。
捻じる角度がずいぶん広がったのです。

しかし、モデルになった方は、左肩甲骨の内側を触りながら、
「この一点にまだ引っ掛かるのがあります」と言う。

この引っ掛かりは、「肝査穴」への置鍼をもっと長くすれば、それで済んでいたのですが、セミナーの場合は時間の割り振りがあるので、そうもいかず、早く抜鍼したので、凝りが残ってしまったのです。
そこで、しかたがないので、エネルギー療法で解決することにしました。

「はい。ちょっと触りますね」と、両手の指で背骨を挟むように、指を当てました。
多分、10~20秒ぐらいです。
そして、
「はい。どう? 首を動かしてみて」と言うと、首を捻じり、
「あ、なんともないです。取れました」と言っていました。

すると、後ろのほうから、
「先生、今のは何ですか?」と質問が来ました。

「ごめんなさーい。使いたくなかったのですが、ほっていても治る症状なので、時間を短縮するつもりでエネルギー療法を使ったのです」と言うと、

「エネルギー療法?」と、疑問的な返事がきましたので、ちょっとだけエネルギー療法の説明をしておきました。
その後に、頚椎1番の調整実技を解説しながら、徒手で調整しておきました。

「一穴鍼法」のセミナーなのに、鍼を2本使うことになってしまい、エネルギー療法まで混ぜてしまいました。
しかし、モデルになってくれた方は、セミナーが済んでからも、
「きょうはありがとうございました。これで元気に仕事ができます」と話していました。

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